●電車にのっていると、たくさんの小学生が乗ってくる。
もう予備校生の風貌の男の子もいれば、ニューバランスに文庫本なんていうちょっとおませな女の子もいる。また多摩川を越える。今日もいい天気。昨日とおなじくらい。
●直し。っていうか、直し以前の問題が勃発。ほんとうに確認ってば大事よ。
とりあえず終わって中華やさんでご飯。
ひさしぶりにお酒飲んだらビール1杯でユートピア。六本木ラーメン隊のおじさんはミカエル。
●電車の中でさも忙しそうにキーボードをたたく人がいる。その人が本当にいそがしいかどうかは分からないが、スーツをパリッと着こなしている彼はきっと移動中にも数億を動かしてしまうようなやり手だろう。東京メトロ車内で数億円。考えるだけでもう満腹。
そんなパリッとしたビジネスマンの場合はさておいて、問題はパリッとしていない人の場合だと思う。大抵の場合パリッとしていないのは、パーソナルコンピューターなんていう存在自体を疎ましく思っている中間管理職の人の場合が多いと思う。彼らはもうしょうがなく車内でパソコンをひらいている。キーボードをたどたどしく叩く。こちらが気になるのはそのキーを叩く音のリズムだ。
「カチャカチャカチャカッチャーン!」
「カチャカチャカチャカッチャーン!」
「カッチャーン!カッチャーン!カッチャーン!」
このカッチャーンは言うまでもなくリターンキーを強く押す、場合によっては叩くくらいの勢いのその音だ。
「この野郎!」
「それみたことかっ!てめーっ!」
くらいの勢いでもう全ての不満をそこの発散しているかのようにリターンキーを叩く。
とにかく叩く。
割れちゃうんじゃないか、とこちらが不安になるくらい彼らのリターンキーに対する思いは理解しがたい何かがある。
パリッとしているほうの若手キャリアの彼のキーボードさばきに視線を戻す。
注意深く聞き耳をたてないとわからないような音だった。
「カチャカチャカチャヵチャカチャカチャカチャヵチャ」
いつリターンキーを押しているかなんて、まったくわからない。「なんならリターンキーなんて押さなくてもいいんだけどさ、おれ。でもリターンキー押さないと、ほら、確定しないから。」という何かあきらめ感すらただようその指さばき。あまりにも力弱い。それはそれで考えなくちゃいけない問題が山積みだぞ、この茶髪スーツ。
結果としてどのようにキーを叩けばいいのかは分からないまま。なんせここはユートピアなのだからしょうがない。とりあえずリターンキーを強く押しすぎるのもまずいし、かといって、あきらめでリターンキーみたいなスタンスも頂けない。そうなると、もうマウスしか使わないのが車内での正しいパソコンとの接し方ということになる。なんでそうなる?可能か。いかにマウスを使わないでパソコンを操作するか、というようなことがある種のステイタス(能率を考えると当然なのだけど)のように感じるときがある。でもユートピアではそんな作業効率の問題はたいしたことではない。もうそんなことよりもまず先にあるのはリターンキーの問題だろう。
そんな問題でもない気がする。
●ウチではマックが一台しかなく、作業が能率的ではない。能率的とかそういう以前に、作業をしていない方は麦子を書くしかない。麦子はさけたい。K氏の家にいってマック2台で作業することに。
元住吉へ。
電車からみえる多摩川はとてもよかった。河川敷はやたら広いし、天気もいい。野球をしている人が大勢いた。
元住吉。以前からこの町はやばいやばい、と聞いていたのだけど、そんなことはなかった。駅前から1キロくらいはある、ここ絶対ヤミ市だったよ、と思わせるようなやたら長い商店街だとか。機械仕掛けのオバちゃんが営む中華料理やさんだとか。パピーとかいうカレーやだとか。アンバランスが保たれている。
●そんな感じで街はよかった。
しかしK氏の部屋はちょっとすごかった。かなり衝撃。西日がさんさんと降り注ぐ5.5畳のその室内は余分な装飾がなにもない。ハードコアの人だわ。ギリギリなまでにとぎすまされたその本棚にキラリとひかるその一冊、
「女をしる術」
ハードコアの人だわあ。
貸してください。
●寝たり起きたりを繰り返す。
●朝、帰宅。既に我が家の庭ではK氏が待っていた。
「今、もう家の前なんだけど。」という電話を玄関先からもらったとき僕はまだ西荻にいたのです。
遅くなってすいません、ていうか来る前に電話して!
というと、家を出る前に電話したという。確認すると着信が残っていた。全然気が付いていない。あらあら。
●作業。マックが一台しかないため、作業をしていない人間は、作業をしている人間の好きな女の子のタイプを聞いて、それを図に表すという作業をするしかない。なんならそれは作業じゃない。K氏いわく、僕の好きなタイプは麦子だということが判明した。麦子って誰だよ。
●晩飯カレー。仕事帰りのCY到着。ルウ一箱分のカレーを作った。パスタ鍋3分の2はあるだろうと思われるその量はちょっとすごい。パッケージの説明書きを読むと、12人分とかいてある。一人頭4人分はいくらなんでもつらいだろうと思ったのだが、案外そうでもなかった。
ウチにはカレー大臣がいて、そのカレー大臣は一人で米2合とカレー7人分くらいは食ったんじゃないだろうか。すごいぞカレー大臣。
●ドラゴンヘッド観る。
妻夫木君がでているのも知らなかったら、SAYAKAがでているのも知らなかった。
原作は、全巻よんだ漫画なのでちょっと興味があってみるも。
みるも本当につまらない。
おそろしくつまらない。
おそろしいよ。
●あまりにも恐ろしかったので、その恐怖をぬぐい取るために「ディボースショウ」観に行く。みんなのアイドル、コーエン兄弟の最新作。
原題が「INTOLERABLE CRUELTY」なのに何故か放題は「ディボースショウ」。なんでこんなタイトルにしてしまったのか、意味が分からない。
なにげないのだけどちょっといいもの、というようなものが本当にいつもにもまして何気なく入っている作品。よかった。そして内容よりも大好きなのはオープニングタイトル。こんな素敵な映像をひさしぶりに観せていただきました。
●夜、KCと麻生十番へ。打ち合わせ。オサレな事務所にまたびびる。
●西荻K宅へ。最近スーパーフリーになったIさんにも来てもらう。小さな疑問の数々を尋ねる。教えてくれてどうもありがとう。5/2にSUTEKHが来るということも教えてくれてありがとう。でも多分いけそうにないのです。
●全然わすれていたけど、今日はプライドの日だった。ああ。この間はサッカーも見忘れてるし。これはもうやりすごせないようなショック。
●朝、急にフリーランサーとなったK氏が来る。ほんとうに急にフリーランサーになったようだ。話を聞くとちょっとひどい。朝、職場にいって急にクビとかって、そんなひどいことはないんじゃないか。だいたいそれって問題じゃないのですか。
クッキーをあげる。
●表参道へ。
アンティーク時計やさんへ。このお店のウェブをつくることになるかもしれない。時計すらもっていない人が時計やさんのウェブをつくることになったら、それってちょっと間違っている気がする。健康番組作っているスタッフこそが不健康であることに似ている。でもだいたいそんなものなのでしょうか。
●帰宅。
なんだか最近ほんとうに日記が滞りがち。よくない。ねむたい。
●午前中、庭の草抜き。小石もどける。
平日に庭仕事をしても何もやましいことはないのだけど、なるべくなら休日におこないたい。
綺麗になった土に鍬をいれる。そのパワーに恐れおののく。実家の畑でも鍬をつかって土を耕した経験はあるのだけど、そんな記憶なんて全くあてにならないパワーをみせてもらった。ありがとう鍬。今週中には庭を綺麗になりそうです。
●昼過ぎ、急にSが来る。
話をきいたり、きいてる途中に寝てしまったりした。
Mさんも来る。というより呼び出された感じでしょうか。
そしてまた話をきく。ていうか、やっぱり僕は寝てしまったりした。
申し訳ないのでご飯を作る。
ブリ照り、かぼちゃ、ソーミンチャンプル、モロヘイヤ納豆、水菜のサラダ。
ソーミンチャンプルのソーメンをくっつかないように炒めるのはどうすればよいのだろう。
今日のブリの照りがよかった。
●このあいだ「ドラムライン」観てきた。
まずフライヤーがちょっと格好よかったのが、気になった。そして
未体験のビート、驚異のマーチングバトル!
なんて言われたら、観たくなるに決まっている。
で、実際は、確かにビートはあったし、それは確かにマーチングバトルでもあった。でもそれは未体験でもなければ、そんなに驚異でもない。普通のアメリカ学園物として最初から観ていればそんなにがっかりすることもなかっただろう。でも今回は何故かよく分からない期待を過度にしていたので、いまいちな感触が残る。それほどまでにフライヤーがよかった。エンドロールもよかった。
●昼、Kちゃんと高円寺、中野へ。Kちゃんが携帯買うのに付き合ったりする。
店員さんにお願いして、骨伝導携帯というものを試させてもらう。たしかに携帯をあてているほうとは反対側の頭の中で音がなっている。おもしろい。でも実用性はなさそう。頭の中に音を響かせるために頬骨とこめかみの間に携帯を位置させないといけないのだけど、どうもその位置がかなり微妙。そんな微妙な場所を探っている間に静かな場所に移動した方がいいと思う。
Kちゃんの新しい携帯はかなりお洒落な奴だった。めかしこんできた。
●もう最近ずっと鍬が欲しい。
家の横にある土の部分にひまわりをずらっと植えるにあたってのネックは土が悪いことだ。踏み固められて相当に堅い。去年はそこに無理矢理植え付けたのだけど、その痩せた土では成長しなかった。まあ僕が面倒もみずにほったらかしていたのもあるのだろうけど。なので、今年こそはまず土づくりから!ということで鍬が欲しい。別に鍬じゃなくてスコップとかでもいいのだろうけど、どうせなら格好つけたいので、やはり鍬だろう。
それにしてもどこに行けば鍬は売っているのだろう。東京で鍬をみかけたことがない。家のとなりでは大家さんがしばしば鍬で畑を耕している。でも大家に「鍬を貸してください。」とはちょっと言えない。何を始める気だろう、と不安にさせてしまうかもしれない。
K家のマックで鍬を検索。インターネットと鍬。大概この二つの単語は結びつかない。鍬の必要性を感じている人がインターネットを利用するとはあまり考えられない。ヤフーオークションで調べると、50件ちかくのヒットがあった。その殆どが古民具という分類の古いさびた鍬。なおかつ高い。さびているのに。しかし数はすくないが、新品のステンレス鍬などを出品している業者もあった。鍬がステンレスな時点でもうちょっと違うと思う。そしてそれをインターネットで買う人がいるのだろうか。今の時代において鍬がステンレス化してきているのなら、あと数年もすれば鍬業界もまた鋳鉄化していくのだろうか。「こっちの方が土にいいです!」「土のことを本当に考えるなら、やっぱり鍬は鉄!」とか言い出すんだろうか。だいたい鍬業界なんてあるかどうかもしらないけど、でもあらゆるものに業界は絶対あるはず。日本鍬協会とかもあるはず。
「この鍬ちょういいよねー、たけやまちゃーん。」
とかいっているセーター肩掛けの男はどこかに絶対いる。絶対あいたくない。
中野のホームセンターシマチュウへ。すごい盛況ぶり。春の週末、っていったらみんなDIYなのかやっぱり。売っているとは思っていなかったのだけど、鍬はそこの売っていた。しかも3種類。
「開墾鍬」
という名前に惹かれてつい買ってしまった。だって開墾したいのです。1000円。
●新宿へ。今度また職務質問でもされようものならなんて言っていいか分からないほどの存在力をはなつ鍬。それを片手にPC屋へ。WINにつなげる為のPS/2キーボードを買う。DOS/V系の店にはまったく無縁だったのだけど、行ってみるといいもんだった。店内も、MAC売り場のような余計な装飾はまったくなく、ただ雑然とPCパーツが積まれている。全体的に薄白い店内。
Kちゃんとも話していたのだけど、鍬のパワーはちょっとすごいんじゃないか。
実際に土を耕すときにパワーがあるのは間違いないが、普段でも片手にちょっと持っているだけで、プチオシャレとしては絶大な力があるということが分かった。もうその存在感ははかりしれない。何を着てようが、何をしていような鍬を片手に持っている時点で、もうその人は鍬以外の何者でもない。実際に今日は、小脇に鍬とPS/2キーボードを抱えて新宿を歩いたのだけど、こんな恥ずかしいことはなかった。吉田カバンにならぶよりも恥ずかしいオシャレが世の中にはあった。
●明大前でうまい広島風お好み焼き食べて帰宅。眠たい。
●昼間、作業。
●夜、新宿へ。
Hちゃん、Mちゃんとご飯たべる。アイスランド計画たてる。それ実現したらすごい面白い。仕事終わりのT、Kちゃん合流。Tの知り合いのメキシコ料理屋で食べたナチョスがかなりうまい。アボガドディップの作り方教えて欲しい、といったら、前に教えたと言われる。全然覚えていない。
●デンマークを行ったり来たりしている住所不定のMちゃんが、「ロスト・イン・トランスレーション」の製作を手伝っていたことは知っていたのだけど、声で出演までしていることはしらなかった。それすっごい。もう既にアカデミー作出演女優じゃないですか。一番最初の成田空港でのアナウンスの声らしい。それを楽しみに観に行こう。それにしても住所不定でいいのか、アカデミー。
●うちに移動。あまりに寒いのでしまったコタツをまた出した。これでまた廃人に逆戻りしてしまうかもしれない。なんかKちゃんの恋話などを聞くのが楽しくてしょうがないのだけど、途中からほとんど記憶がない。この時点で27時間くらい起きている。もう本当に最近の生活といったら、そもそもこれは生活なのだろうかというような感じすらするくらいに、もう、訳が分からないリズムになっている。あきらかに4つ打ちではない。どちらかというと、ニューミュージックにラップが随時インサートされてくるような嵐の歌のよう。嵐はそんなに嫌いではないので嫌ではない。
●派遣の面接に行く。新宿。
某社のNさんはとても良い人だった。とりあえず髪の毛を切っていなくてすいません。と言う。
「この間、新宿で職務質問されたのです。」
というようなことも伝える。ややウケ。
その後、さらにNさんの上司にも会う。別の仕事の紹介があるらしい。その上司にも言う。
「髪の毛きっていなくてすいません。こんな髪型で面接とか来てしまって。」
上司がとっさに返答をかえしてきた。それに驚く。
「えっ!?全然、変じゃないよ。」
いやそんなことはないよ。
さらに上司は続けて言う。
「全然、普通じゃん。いや、ウチの会社もっとすごいのいっぱいいるから。金髪とか。」
そういうベクトルの話ではない。
●なかなか素敵なお仕事だったので、2つ返事でOKしてしまった。でもよく考えたら来月末は予定があった。友達の結婚式で岐阜にかえるから、そのついでに京都の方へ遊びに行こうと思っていた。すっかり忘れていた。決まってしまったらどうしよう。
いや、きまらないか!職務質問されてるし。
●帰宅。作業。
夕ご飯作っていたら、仕事帰りのNが寄ってきたので、かぼちゃを分け与える。TVでは名古屋のミソカツ特集だった。名古屋出身のNは、なんとミソカツを食べたことがないという。そんなはずはないだろう。岐阜出身の僕でさえ、カツっていったらミソだった。Nはミソカツも食べたことがないくせに、うみゃーうみゃーと言いながらご飯を食べる。そんなにうみゃーうみゃー言っていたら、ご飯を食べる暇がないんじゃないか、とこちらが心配になるくらいうみゃーうみゃーと言っているよ。
●日記の更新も滞りがちな最近の生活。
すごく忙しい。庭に何を植えるのかを考えたり、今夜の献立を考えたりしているのです。
●krankyから出ているCharalambidesというバンドがとっても良い。なにが良いって、とにかく暗い。
●ああ。こんな日記書いている場合じゃない。スーパーに買い物に行かないと。
●昼、また辰巳の方へ。
辰巳の方は意外におもしろいことが分かったのは良かった。一見、どこにでもあるようで何のおもしろみもない街なのだが、微妙なものが結構あることをしる。でもそれを知ったからといってまた来ることがあるとも思えない。
●神保町へ。園芸屋さんによる。種とかを買おうと思ったが、家に去年のいろんな種がまだあることを思い出す。それをまず確かめることにする。で、ジャニス。ひさしぶりにCDかりる。Flimの新しいのと、アルベール・マルクールという人のが良かった。
●新宿いく。5月にやるかもしれない仕事の話きく。
その帰り、今、東京で一番あつい場所。流行発信地でもあるところのスタジオアルタの前の歩道を歩いていると、声をかけられる。
「すいません。ちょっといいですか。」
おおっ。これはもしかしたら、アレか。ファッションチェックか。ピーコか。おすぎか。やっぱな。いつかは声かけられると思ってたんだよ。
睡眠不足の朦朧とした意識の中、そんなことだけが頭をよぎる。
振り向くと、そこには警官がたっている。あれ?カメラはどこだろう?キシンシノヤマはどこだろう?
「ちょっとすいませんが、荷物の中みせてもらえますか?」
"ファッションチェック"の続きを読む●不安定な生活サイクルが2周半ほどしたところで、今日は朝6時に起きる。すばらしく気持ちがよい。天気もよい。
出かける。用事があって、辰巳の方へ。こちらの方ってあまり来たことがない。前にお台場に行ったときもその直角のみで構成されているような街並みが気持ち悪かったのだけど、ここ豊洲の方も似たような感じ。やけに広い。
前に友達の間で少し話題になっていた公団をはじめてみた。
公団でなくCODANらしい。やけにでかい。やけにおしゃれ。
辰巳の駅ちかくにある、これはまた別の古い集合住宅群が相当にいい感じ。すれ違う人すれ違う人みな変。自転車のハンドルを前に倒して乗りこなしているツッパリ中学生をみたのは何年ぶりだろう。地元ですら見なくなったと思っていたのに、ここには居た。
●笹塚へ。庭いじり用の土をM君にもらいに行く。M家の庭はかわいらしく完成されていた。カレーの匂いのする香草やら、カモミールやらが植えてある。おれもカモミール植えたくなる。しかしダメだ、モロヘイヤとオクラを植えるのです。
カスピ海ヨーグルトをさっそくM家へ献上。いまさらながらカスピ海ヨーグルト。この日記、ここ一週間でのカスピ海ヨーグルトという単語の掲載件数はかなり多い。多い方だろうそりゃ。もしかしたら世界一かもしれないとほくそ笑むが、いやいやきっとそんなことはない。もっとこう。世界は広いはず。世の中にはきっとカスピ海ヨーグルトをこんな風に楽しんでいる人だっているはずだ。もう食べてすらいない。
●とてもおいしいグリーンカレーをごちそうになった上に、M君は口琴をくれた。まだ持っていない種類。まだ、とか言っている時点ですでにまずい気もするが、これはベトナムの物らしい。すごく簡単にいい音が出る。ありがとう。こうなったら世界の口琴を集めていくしかない。がんばろーっ。でも口琴をひいたりする人は、パワーブックにキーボードカバーはダメじゃないか。多分、巻上さんも言うはずだ。
「ソゥウウィゥィウイレハァアア、ケピッ、チチィガウッヨーーーゥバッ!」
口琴弾く人のキーボードカバーは、なんかもっとこう重厚な感じであってほしい。ペルシア絨毯とかモロッコの奴とかがよい。それじゃキーボード見えないやん。という向きもあるかもしれないが、そんなことはない。そもそも口琴を弾く人はキーボードみえなくてもいいはず。もっといえば、キーボードなくても打てるよ。
●14リットルの土がすげえ重たい。なんとかリュックに入った。歩いて帰る。これで今週中には着工する。ひまわり日記も再スタート。
●帰って、結果的な仮眠。電話で起きる。
起こされなければ朝まで寝ていたはず。うへー。バイトー。
●すごい間違いにきがつく。はずかしいので、訂正。
ーー
●昼過ぎまで、というか夕方までバイト。僕の遅い作業に付き合ってくれたTさんに感謝。明け方のメールでは、そのTさんも壊れていたりして相当たのしい。こんなところでそのメールの内容を書いたりするのは相当失礼なので書かない。
るららー。
楽しい土曜日。もっとも外注下請けポチョムキンには、昼も夜も、土曜も日曜もない事実。うきょー。もっとも毎日が夏休みなので一向にかまわない。一向に、ということもない。
●掃除洗濯。コタツもしまう。これでもうコタツ廃人からは脱却。あとは日の光に慣れるだけで夏がくる。
●夕方、Yちゃんが今ちまたで話題のカスピ海ヨーグルトを持ってきてくれた。見るからに生ものなので、どうにもNYには送れなさそうだ。H、ごめーん。日本帰ってきたとき、うちで食べて。それまで大事に育てます。
で、そう。これは育てるものだった。親切に説明書きのコピーまでくれた。ありがとう。
このヨーグルトは、京都大学の家森教授が(当時、島根医大教授・病理学)がカスピ海沿岸沿いの長寿村を調査された際、同地から持ち帰ったものです。それを京都大学の小西教授(解剖学)が譲り受け、更に、小西教授から甲氏が分けてもらったものとのことです。すでに3年が経過していたので何代も経てきたのでしょう。"カスピ海ヨーグルト"の続きを読む
●おひさしぶりのNさんからのお誘い、高円寺・円盤での上野茂都という人のライブにも行けなかった。おちこむわあ。そして明和電機恒例アトリエ花見会の招待メールが何かの間違いでTから来ていたのだけど、それに気がついたのは今さっき。だいたい花見って桜もうないし。おちこむわあ。
●今年もまた庭いじりへの情熱が盛り上がってきている。ふつふつきている。
多分来週あたりには、盛り上がりが頂点に達するだろう。その予想される頂点に、いかにこの体をベストの状態にもってくるかが問題だ。今のままでは草抜きできるかすら危うい。最近の生活において、日常的に手に持つ一番重い物っていったら、何だろう。
やかんだ。
そんな今の生活はあまりにもひどい。コーヒーと森永ビスケットで成り立っている生活なんてもういやだ。
それに来月は地元でWの結婚式があるので、スーツを新調しなくちゃいけない。
トゥモロウランドに並ばなきゃいけない。
もうこんなにスーツばっかり買っていたら、クローゼットにはいりきらないよ。
スーツを売ったお金でひまわりの種を大量に買った。ひまわりと一口にいってもそれはも実に様々な種類がある。
ロシアンとか。
●で、この間、モロヘイヤが高いんだよ。っていう話をしてたら、吐き捨てるように誰かに言われた。
「育てればいいじゃん。」
そのとおりじゃないか。
そうか。そだてればいいんだ。ひまわりよりももっと情熱を注げられる愛の対象がそこにはあった。モロヘイヤ。だって食べられるんだよ、モロヘイヤ。じゃあモロヘイヤは台所で育てるのがいいでしょう。そうしましょう。
で、ひまわりの場合。
今年はどのような形態で観察日記をつけていこうかと考える。
去年のひまわり日誌は、(日記もひまわりも)途中でおわってしまった上に、ひまわりを観察すらしていなかった。ちょっと読み返してみると、だいたい最初からひまわりを観察してやろう、という意気込みが感じられない。対象そのものではなく、その対象をダシにいかに楽しく遊ぶか、という情熱しか伝わってこない。こんなことではダメでしょう。そんなわけで今年はホンキでひまわりにかぶりついてく予定。
ひまわり観察日記なのか、日誌なのか。だいたいこれらは違うのか。
●地元の友達Sから携帯にメール。
彼女のお店のサイトができたとのこと。フルールというお店。
前にも書いたことがあるけど、Sは25歳にして名古屋のセレクトショップのオーナー。
「見に来い、そしてBBSにも書き込め。足跡のこしていってね。」とメールには書かれているが、とてもそんな勇気はない。足跡は残せねえ。
日記が泣ける。やっぱり実名の日記はみていて気持ちがいい。
ところでセレクトショップっていうのは、何を売っている店なんだろう。
●昼間おでかけ。
実家からお米と黒豆ココアが送られてきた。
うちの母親に「入り用」の物を発送させたら右にでるものはいないとおもう。
数年前の秋、もうそろそろ肌寒くなってきたかな、というようなタイミングで母から電話。
「さむくなってきたねえ。ちょっと着るものとか送ったから。」
僕はもうその電話の優しい言葉に泣きそうになりました。荷物がとどく。
そして、その小包の中にはいっていた使い古されたパンティストッキングに実際泣いた。
本当の話です。
今回は、パンストは入ってなかった。さすが母だ。わかってる。これから夏がやってくるってことが。
黒豆ココアを初めて飲む。甘すぎる。最初からはいっている砂糖の量が多すぎる。
ハウスのバカ。または、バカじゃねえのハウス。
●夜、バイト。一つの作業に時間がかかりすぎている。それは主に集中力とスキルの問題でしょう。
ああ。全部自分のせいだ。人のせいにしたい。
●そろそろ庭いじりはじめないと、夏にひまわりが咲かなくなる。でもちょっとした豪邸の我が家は豪邸なだけあって、庭も一人でやるにはちょっと頑張らないといけないほどの広さがある。誰か手伝ってください。
いや、そんなことは傲慢だ。手伝ってなんて言いません。
全部やってください。
●昼間、バイト。
今夜はモグ会議があるのに、作っておかなければいけないアニメが全然おわってない。いそいで仕上げている。まだ完成する前にKちゃん到着。いそいでやったら本当に悲惨な感じになっている。Cちゃん、Yちゃん来て会議。会議っていっても落書きしているだけじゃないか。楽しいぞ。
●なぜか36時間くらい寝ていない私。かなりまずい感じに仕上がっている。もう人が話していることをあまり理解すら出来ていない。いや普段からそれは怪しいのだけど、今日に限っては、
「夕飯に何たべる?」
「ハンバーグがいいなあ。」
って言ってしまうようなテンションだ。何もまちがっていない。
つまりもうそれくらい訳が分からない感じ。
ラリっていると思われたらどうしよう。
ラリっている。
なんて嫌な言葉だろう。ほんとうにどうしようもない感じが字間からふつふつとしみ出ている。
いやだ、いやだよ。ラリっている、とだけは言われたくない。
●会議終了。深夜になって、Cも来る。修学旅行のような話をしていると気がついたら朝。明るい。話の途中で寝てしまっていた。急いでバイトの残りする。2時間ほどで起きられたのが奇跡。神様ありがとう。
●チギラのサイトへデイリーリンク。
とても素敵なサイトです。
どうやら菊池ナルナルが大好きなようです。でもその東大の菊池成孔ゼミは是非いってみたい。
●Orkutで久しぶりの再会したジョナサンのサイト。7月に日本に来るらしい。勝手に来ればいいじゃないか。
最近彼からメールがきた。これまたOrkutの僕の友達リストについて書かれていたので転載。
Who is this AI girl on my orkut account? Is she crazy? hahaha...who do you hang out with? That Hajime guy's paintings are pretty crazy.
ワールドワイドにクレイジーと言われてしまったIさん。本当なんだからしょうがないじゃないか。
そしてやっぱりクレイジーといわれているHのイラスト。でもこちらはpretty crazyなので大丈夫。いいよー!
インターネットすごいよー!
●この日の記憶がない。
●午前中にコンペ用の書類をだすために、郵便局へいったことだけは覚えている。封筒を文房具屋さんでかった後、宛名書きのため、はいったことのない駅前の喫茶店にはいった。いつもは大抵ドトールにいくのだけど、ドトールにいくと気分があまりよくないことに気がついた。やすいからいいんだけど。ドトールに行くと、その後2時間くらいちょっとあまりよくない。これはKさんが化学調味料がたくさんはいったラーメンをたべると気分がわるくなる、というようなものだろうか。
それで、喫茶店の話。メニューをみると、世界各地のコーヒーがならんでいる。まずはじめにくるのが、
・ジャーマンコーヒー
そしてそのあと、
・グァテマラ
・フレンチ
・ブラジル……
と世界のコーヒーが列挙されている。世界のコーヒーといえるのかどうかも定かじゃないが、ジャーマンとフレンチだけ形容詞(っていうの?)でちょっと違う気もするが、とりあえず国名がならんでいる。興味津々だ。とりあえずどの国のコーヒーも飲んでみたい。最近コーヒーに夢中なのでなおさらだ。コーヒーで世界とつながる。インターネット、Orkutとかで感じる繋がってる感よりもいくらかはましな感じ。ていうかそもそもOrkutに繋がっている感はない。そういうものじゃないよ、あれは。トレーディングカードゲームみたいなものでしょ。あれって。そういうのはちょっとおかしい。やっぱりコーヒーだよ。苦みでつながってるんだよ、世界は。なんて寝てないことをいいことにちょっとご満悦の様子の私。
やっぱり最初はメニューの一番上に載っているジャーマンから飲んでみようか。考えてみれば日本とドイツの歴史的繋がりは深いものがある。それもふまえた上でメニューの一番上にそれをもってきているあたり、ただものじゃない、この喫茶店。お客さんは誰もいないけど、ただものじゃない。この喫茶店。
寝てないこともあり、じゃっかん濃いめで酸味が強いコーヒーを飲みたい。聞いてみる。
「ジャーマンって、どんな感じですか?」
「ていうか普通のブレンドです。」
それは普通のブレンドだった。「ていうか」とその喫茶店のマスターがいったかどうかは定かじゃない。なんせこの日の記憶がないのだから。
「じゃあフレンチっていうのは?」
「それは濃いやつです。」
フレンチは濃いやつ。
じゃあ「濃いコーヒー」ってメニューに書いておけよ。でも「ただの濃いコーヒー」を「フレンチ」とかって書いてしまうようなことが多すぎる。あーいやだー。なんて思うのもまたコーヒービギナーである証拠。まだまだだな。
で、それ以降の記憶がない。フレンチをのんだのか、ジャーマンにしたのか、それともグァテマラに挑戦したのか。
●とりあえずコーヒーメーカーが欲しい。西荻マッドシェフKの家にあるような、ミル付きのものが欲しい。
●この間、吉祥寺で偶然高田渡をみた。そのことを思い出している。
高田渡はギターひとつで30年くらいはやっているのだろう。やっていることが全く変わらない。ただ頑なにそれを続けている。実際その本人は頑なにというわけでは全くないのだろう。でも周りからみたら、もうそういうのこそが鉄の意志。アルコールもやめたらしいし。やっぱりそれは鉄の意志だ。
「タカダワタル的」という映画が公開している。なにがなんでも観たい。
もうタカダワタル的ということがどういうことなのか。これを観ればわかるとは思うのだけど、予習もかねて「タカダワタル的」がどういうことなのか、考えてみる。
「ただの酔っぱらい」とか、「無為の人」とか、そういう形容詞はぜんぜんいらない。そんな見たまんまじゃなく、タカダワタル的というものを解釈しようとした場合、もうこれにつきるのではないか。
T・ワタル。
勘のいい人はすぐに分かると思うが、もちろんT・コムロとおなじような想いをこめて呼んでもらって構わない。そんな想いがない人も、とりあえずは呼んで欲しい。
T・ワタル。
"T・ワタル"の続きを読む●ぎゅうかん。
響きはまるで獣姦のようですが、そんなものではない。
牛乳寒天の略でしょう。
明け方4時から何やってるんだろうと思いつつ、ぎゅうかんを作る。昔、実家でおばあちゃんがよく作ってくれた。それと同じ味になるのを楽しみに作ってはみたものの何だか違う。微妙に違う。あまりおいしくない。かぼちゃの煮物にしてもそうなのだけど、覚えている実家の味と微妙に違うのが残念。甘酒しかり。
あの味は何だろう。どうやったらあの味になるのか。
たとえ材料や味付けがまったく同じだとしてもあの味を出せる気がしない。これはもう味覚の問題ではない気がする。記憶の問題か。あのぎゅうかんは記憶の味だったのか。食べる状況が全く違うのだからあの味にはならないか。器も違う。食卓も違う。東京じゃダメか。だいたいが自分で作っていてはダメなのか。でもそれは困る。それが理由だとすると、どうしてもあの味をもう一度味わいたい場合、おばあちゃんから作らなくてはいけない。
ていうか、まだ元気だしおばあちゃん。
●作業して一日。昨日は結局フットサルにも行けなかったし、今日は活弁のイベントにも行けなかった。そのストレスをぎゅうかんに発散。料理や部屋の掃除をするとストレス発散。ここで威勢のいいやつだったら、センター街にいってケンカを売るとか、歌舞伎町にいってケンカを売るとか、ライブにいってダイブをするとかいろいろ方法はあるのだろうけど、僕の場合、部屋の掃除。ダメだわー。こんなことではいつまでたってもバンタム級にはあがれない。
●そんなことに悩みながらAの日記をよむと、ベランダーとしての一歩を踏み出したAは山椒の木を買ってキャッキャ言っている。よかったよ。周りはこんなのばかりだった。オレも早くボタニカルライフ読みたい。ってまだ言ってる。
とりあえずM君の家に土をもらいに行かなくては。
●とりあえず今週の金曜お題会。「Atmosphere」ということですが、一体どこがアトモスフィアなんでしょうか。これは。
●最近の生活は完全におかしい。昼過ぎから2、3時間寝るというサイクルがここ数日続いている。
今日は違うが、だいたい「いいとも」見ながら倒れ込む。なんか「いいとも」の新しいレギュラーが意外な人で驚いた記憶があるんだけど、思い出せない。
思い出せないだけならまだましだ。忘れ始めたらまずい。
この間は、ラフを見るために待ち合わせ場所まで出かけて、そのラフを家に置き忘れてきたし。
今日は、竹尾見本帖で買った紙にコピーするためにコンビニにいって、その紙を持ってきていないことに気がついた。
「忘れ始める」まではまだいっていないと思うが、それにしても「なんか忘れ始めている」という疑い。
●結局、朝になっても寝ていない。
昼すぎから2時間くらい寝る。
夜、神保町へ。紙を受け取る。お腹が減っているのか、すいているのかも分からない。満腹でないことは確かなのだけど。もうなんかどうなってるのかよく分かっていない。
●夜、さらに作業が増える。なんなんだ。
●で、朝。なんかいろいろ書こうと思ったことはあった気がするのだけど、結局何も覚えていない。TVも見ていないので、イラクの人質問題はその後どうなっているかも分からない。
●そうそう。NYのHからメールがきた。
おもしろいので転載。もちろん許可はとってあります。
あのお、ぶしつけだとは思うんですけど、どうしてもお願いしたいことがあってえ、メールをしたためてるわけなんですけどお、あのお、カスピ海ヨーグルトの菌があ、
どーしても欲しいんですけど、
なんとかなりませんか。
よい返事待ってます。
ちょっとむずかしいお願いだ。
2004年の日本では、カスピ海ヨーグルトの菌は既にシーモンキー並みに稀少だ。いや知らんけど。だいたいカスピ海ヨーグルトって食べたことない。どこにいけば売っているのですか。そしてそれはうまいのですか。そしてNYに送れるのですか?
税関で止められる気がする。カスピ海ヨーグルトだけにアメリカ人はきっと知らないだろう。きっと炭疽菌と間違える。
結果、オレがカスピ海ヨーグルトを送ったばかりに、株がさがったり。したら嫌だし。
そんなわけで当分の間はカスピ海ヨーグルトは送らない。
でもね。でも。
●前、MちゃんのNY土産にもらったチャイ・マサラが大変欲しい。マサラというだけあって、ガラムマサラのようなスパイスなのだけど、カレー用ではない。文字通りチャイに入れるスパイス。牛乳をグツグツしているところに一つまみ入れると、もう味が全然違う!
もしくは味が全然違う気がする!
Mちゃん、どうもありがとう。
もう残り少なくなってきたチャイマサラ。
チャイマサラが欲しい。
Hがカスピ海ヨーグルトを欲しいのと同じくらい、チャイマサラが欲しい。
●朝、TVをつけると大変なことが起こっていた。こんな時こそNHKだ。適当なことはいわない。民放はまずい。タイミングが悪いときにゲストで来ちゃったよー、という佐藤江利子がいるからだ。
自衛隊は撤退しないという日本政府と、それを評価するというラムズフェルド。
お前が評価するなよ!と思ったが、そういえば日本はその評価こそ全てという国だった。よかったね。評価されてるよ。人質になってしまった人たち。「まさか俺たちには何も起こらないよ。」と思ってイラクへ出かけている訳はないと思うので、こうなったときに政府が自衛隊を撤退させなくても怒ってはダメだと思う。こんなことになるずっと前からもういろいろ狂っているのだから、いまさら普通に「誘拐されたよ、拘束されたよ、大変だ!」なんて言ってること自体不自然。なんて言うと、この人でなしが!と優しい心を持つ人たは思うだろう。でもそんな奴にかぎって、このニュースのすぐ後に放送されている「色のついているシャボン玉」のニュースに
「わあ、きれいだね。」
もしくは、
「こんな大変なことが起こっているのに、なにを悠長なニュースながしてんだっ!」
って思ってる。
そしてその「きれいだね。」とおもうことも「シャボンダマのニュースなんてっ!」って思うことも全く違いはない。でも、それが同じ事だからといって、恐ろしいからといって、無視するようになってしまうことこそおかしい。それにしても色の付いているシャボンダマを楽しそうに作っている幼稚園児たち。ほんと楽しそう。
●昼、バイトの作業。
●夕方、週末の活弁上映会チラシのラフを渡すために神保町へ。三省堂の前でAさんと待ち合わせ。で、ここまできて気がついたのだけど、そのラフを家に置いてきている。何やってんだろおれ、何しにここまできたんだろー?
それよりもそのラフを受け取りにきたAさんとWさんこそ何しにきたという感じでしょう。
ほんとう、すいません。
とりあえず見本帖で紙だけ選ぶ。
いったん家に帰って新宿へ。今度こそちゃんとラフ手渡す。
濃くてうまいコーヒーをごちそうになる。土曜の夜にイメージフォーラムで催される「ヴァンダの部屋」関連イベントの中原昌也と樋口泰人の対談の事を知らされる。すげえ行きたい。でも行けないなあ。多分行けない。
そんなときに限って土曜の昼にはフットサルもある。フットサルは先月も誘われたにも関わらず、当日キャンセルしてしまったので、今回は参加したい。体は全然作ってないのだけど、参加はしたい。
●帰宅。さらに作業は続く。
●今日はすごい発見をした。
最近、インスタントコーヒーに夢中なのですが、さすがにブラックコーヒーだけでは結構すぐあきる。だからたまには牛乳を少し入れてカフェオレ風。正しい言い方をすると、オ・レ!にして飲んでいる。で、そのオ・レ!なのだけど、なにかが足りてなかった。まあ不味いとか、全然ダメというわけじゃないんだが、どうにも何か足りない感じ。それはインスタントコーヒーだからだよ、と言われてしまってはそれまでなので、そうは言わないでください。
足りないものは何かと考える。
それで分かったこと。みずっぽさ。なんかみずっぽい。牛乳の風味が薄い。
これを解消するために、牛乳だけを暖めてそこにそのままインスタントコーヒーを溶かすことにしてみる。
すると、まあこれがもううまい。うまああい!
●で、その発見を誰かに伝えたくてしょうがない。試しにNに伝えてみる。
「。。それ、すごい普通だよ。。みんな知ってる。。知ってるよ。」
それはあきらかに可哀想な人に対する口調だった。
牛乳だけを暖めてそこにそのままインスタントコーヒーを溶かすことにしてみる。
すると、まあこれがもううまい。うまああい!
●ほんとうはこんな素晴らしい発見は誰にも伝えたくなかったのだけど、この日記はまあ一応ブログ風な形式をとっているわけだし、となるとやっぱりこういうナノテクの共有はブロガーとしての義務だろう。という強い思いで書いてみた。
で、「間違っているブログ」とかいうエントリーからトラックバックでもされないか。
あ。こういう内容のエントリーこそ「はしる」カテゴリにするべきだろうか。夕日に走っている気がしないでもない。そしてそれはまた妄想だろうか。
●明け方、雨が降ってきた。
●今日もまた仕事の人の電話で起こされる。
今日に限ってはちょっとここに書くのもためらってしまうような時間だったのでちょっと書けない。
3時。
ひさん。
いやこれにはいろいろわけがあるのです。ここでくどくどと言い訳していてもしょうがない。まあ要約すると、寝るのが遅かったのです。寝るのが遅かったというだけ。
●そんなわけで。昨晩。走った。
深夜2時。家の前、街頭の下でとりあえずストレッチ。そして夜の散歩を楽しむおじさんに怪訝そうな顔をされる。甲州街道に出ると、井の頭通りと甲州街道が交わる交差点に警官が3人ほどたっている。ここでもテロは起きる予定だ。そしてその警官にもまた怪訝そうな顔をされる。
その理由は一見してあきらかだ。誰が見ても健康のためにランニングしているような風貌ではない。寝起きのままの頭にネルシャツ。スニーカー。なにを間違えたのか、背中にはリュックを背負っている。それもかなりでかめのバックパックだ。そんなやつが走り慣れていないぎこちない体の動かし方でゼィゼィいって走っている。走っているように見えているかどうかすら怪しいくらいだ。
これでは何と勘違いされてもしょうがない。
でもそんなことに負けていては「はしる」カテゴリを作ったかいがない。
そんなわけで今夜も走る。
●はしるカテゴリとかいって、今回はたまたま実際はしっていることだったのだが、いつもいつも実際はしっていることばかりがこのカテゴリで述べられると思ったら大間違いだ。実際に体をうごかすようなことだけじゃなく、もっとこう「夕日に向かって走っている」とか「とにかく早く走っている」「おれは今はしっているという実感がある」時に使われる予定だ。まあ3日に一度は夕日に向かって走っているので、このカテゴリが滞るようなことはないと思う。
●昨晩走ったのが辛くて、今日の起床が遅くなってしまったわけではけしてない。
●NYのHからメールが来た。
酔っぱらっているらしく、異様に上機嫌なメール。彼はNYに行く前、杉並区に4年半住んでいた。先日アップした3月の写真の中に阿佐ヶ谷住宅とかが載っていたのが嬉しかったらしい。すぎまる(バス)愛用者とも言っている。
そんなこと僕は知らない。
●鍋で作ったロイヤルミルクティを茶こしで器にうつす。
あーあーあー。といっているまに、ミルクティはどんどん流しにこぼれる。いつもそう。
鍋の縁にはそれの為の微妙な突起というかカーブがついているにもかかわらず、こぼさずに綺麗に器につげたためしはない。意味ないよ、そのカーブ。どうせならもっとカーブしていてほしい。
●3月の写真アップ。
自分のデジカメは相変わらず壊れている。でもNに一眼デジカメ借りているので、借りられるうちは今月はたくさん撮るっきゃねー。かなりたのしい。
●気がついたら日記がたまっている。
3日も間をあけてしまったのは久しぶり。
とりあえず一段落している今のうちにパパッと。
●4月3日(土)
"ここ3日のこと"の続きを読む●今日はあたたかい。毎週の金曜日のお題会がまた始まりました。この1,2ヶ月くらい、課題がたまりにたまってもう誰もお題を出さなくなっていた。僕は年金も、健康保険もたまっているからもう板挟みならぬとにかくもういろんなものに挟まれていたここ数ヶ月。そんなときにCちゃんの「これまでのたまった課題は帳消しにするのはどう?」という素晴らしい提案をうけ、またちょっと動き出した模様。やる気になる。小学校の宿題のペナルティ(朝掃除をすると解消される)を思い出した。で今週のお題出す。毎週金曜に日記にものせると決める。そしたらこれまでよりはちゃんとやるだろうと思われる。
これでこの課題は帳消しになった。
あとは年金と保険だわ。だれか言い出してくれないかな。
「じゃあこれまでの年金と保険は帳消しにするから、気分一新来月から払おう!」
誰かっていっても、この場合は首相とかになるだろう。
ドトールのレジのお姉さんが急にそんなこと言いだしても、ちょっと困る。困るっていっちゃなんだけど、そのドトールのお姉さんは狂っている。そのドトールにもうまともなジャーマンドックやオルゾーラテは期待しない方がいい。
ーーーなんかお金②ーーー
●この間、M子と話していたときのことを思い出す。
"あたたか、なんかお金"の続きを読む●なんだかねえ。
4月になっています。気がついたら。
●夕方、吉祥寺へ。Mと会う。どうもお久しぶりっ。カレー食べて井の頭公園へ。桜みる。雨にうたれる。(なんだこの人の多さは?難民のように人がいる。ブルーシートでもうパッチシ!俺たちバッチシ場所はとってるよっ!まかせてっ!というような人たちが雨にうたれる。うろたえている。中には吠えている人もいる。フレッシュマンたちには負けない。僕も負けじと吠えてやる。嘘だけど。。ああー負けてるーっ。)帰宅。
●「ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリー・インチ」観る。今頃になってなんですが、かぁなぁりぃ面白い。これは面白い。挿入されるアニメーションも含めてもう完璧。どうしよう。
●3月の写真をまとめようとして、驚く。
3月の写真がない。先月はほとんど写真をとってない。デジカメが調子悪かった。そして、それは最近ほぼ壊れてしまったというのもある。でもそれにしたって数がない。