●日付けが30日に変わったころレンタルビデオ屋で映画を選んでいると、仕事先のTさんから電話がくる。最近午前様に仕事電話が来ることがなかったのでちょっと驚く。電話に出ると仕事の用件ではなかった。 「仕事関係ないんですけど、今、6チャンで高田渡の特集やってますよー!」
そんな用件だとは。本当に仕事関係ない。かなり嬉しい。高田渡情報教えてくれることだったり、この日記を読んでくれていることだったり、仕事くれたりと、もういろんな意味でどうもありがとうございます。ビデオ選ぶのやめて走って帰宅。いそいでTVを付けると、筑紫哲也が
「じゃあまた来週。。」
と言いおわるかどうか、next weekというテロップが出ているところだった。
●30日夜、合宿から戻ってきたKKと吉祥寺へ。「タカダワタル的」再上映を観に行く予定。駅に着いたところで念のためバウスシアターに電話してみると、もう整理券を配り終わってしまっており、今から来ても立ち見ができるかどうかも分からないとのこと。
すぐに諦めた。また来よう。
で、いせや行ってたらふく食って飲んで帰宅。仕事終わりのMちゃんも来る。今日、映画が観られなかった腹いせに、家のマックにマイク繋いで一人でカラオケ。誰の迷惑も顧みていない。恥ずかしいなあ。そして岡村ちゃんのビデオ見ながら寝てしまう。今夜もまた一抜けだわ。最近お酒のむとすぐに寝てしまう。
●気が付くと朝5時。まわりでは人が死んだように眠っている。なんの規則性もないそのランダムな配置にいささか驚く。よく覚えてないのだけど、洗濯物をたたみながらブラザー軒を歌い、すぐに寝てしまったらしい。
●渋滞回避の為に、KKKは朝一で相模湖合宿へ出かけていった。
何にビックリしたかって、俺が本当に誘われていなかったということだ。
人の家、集合場所にしておいてびっくりだわ。
●MちゃんとAはまだ寝ている。
●しょうがないので、朝6時から「楢山節考」観る。
●Aは仕事へ。何かの撮影らしく、今日初めて廻すというカメラの説明書を、彼は昨晩酔っぱらいながらウチで見ていた気がする。そんなことでいいのか。
一日ダラダラする。煎餅かじりながら、一年近く一人で世界を旅していたというMちゃんの話を聞いたりするのが面白い。ちょっと庭を開墾する。インドで麦を育てていたこともあるという意味不明の過去を持つMちゃんはラダック仕込みの鍬さばきを披露。いい加減庭の方もちゃんと始めないといけない。何が面倒って、ひまわり日誌の今年版つくるのが一番面倒臭い。
ここは南仏ではない、とMちゃんに言われる。南仏でないわけがない。
●夜、新宿へ。K姉妹とバン練。ボーカルにはマイクが必要だろうということで、ビックカメラ一番安いマイクを買う。それにしてもバン練って、何て新鮮な響きだろう。マイクをマックに繋げてボコーダー風にして今日のバン練終わり。
●今日は、高田渡さんを送る会に行く。Aが一時間半遅れてきた。花をかって会場へ。
●武蔵小金井市民ホールは、満員だった。1000人近くいるんじゃないだろうか。立ち見の人も大勢いる。スーツ姿の人もけっこういる。あきらかに会社を抜け出してきてここで酔っぱらっている。
ロビーでは、ビールやお弁当が売っている。みんなワイワイガヤガヤ騒いでいて、お別れ会だなんて悲壮感は全くない。生前、渡さんと親交のあったアーティストが順番に一曲ずつ歌うという形式で会は進んでいる。歌の前に、渡さんとのエピソードのようなものを話す。それから歌に入るのだけど、一人一人の話が本当にいい話なんだこれ。で、歌もいいんだこれまた。
ビール買ってAと乾杯。とりあえず一杯。
ロビーで見かけた筑紫哲也で一杯。
ホールにもどって歌でまた一杯。
スズキコージのライブペインティングで一杯。
イノダからの贈花で一杯。
後から知ったのだけど、渋谷毅さんも演奏したらしい。聴きたかった。井上陽水も来たらしい。陽水観たかった。夜、用事があったのもあるのだけど、2時間くらいで会場を出る。だけどそれ以上ここにいて、終盤の「生活の柄」「自転車にのって」なんて聞いてしまってたらきっとまずかった。きっともう動けなくなってしまっていた。
本当によかったわ。どうもありがとうございました。
●にしても、このタイムスケジュールの意味が分からない。
●Aと一緒にそのまま表参道へ。
湯川潮音のライブに行く。会場の場所が分からなくて困っていると、Aが「あ。あれハナレグミだ。」と言うので、ハナレグミの後をつけることにする。会場についた。
フロントアクトで出ていた高田漣さんがどうしても渡にみえてしょうがない。
●その後、Mちゃんも交えて中西いってさらに飲む。この時点でそうとう酔っている。
●今日の昼間、Kちゃんから連絡があった。
「明日から相模湖へ合宿へいくんやけど。いやタケちゃんを誘ってるわけやないんやけどな。寝袋と銀マット貸してくれへん。あとタケちゃんち集合場所にしていい?」
この全く意味が分からないとともに、夜、KK来る。でお隣さんのKも来る。
もう家にたどり着いた時点で血中アルコールは臨界点を越えている。
洗濯物をたたみながらブラザー軒を歌っていたところまでは覚えている。
●夕方、IBに行く。どうもお久しぶりです、ってこの間Gさん主宰の焼き肉の会で会ってた。
●夜、新宿へ。Mちゃんと「バッド・エデュケーション」を観に行く。
感想も書きたいけど、どうしても消化不良の部分(またウトウトしてしまっただけです)があるのでもう一回観に行く。テアトル・タイムズスクエアは毎水曜日、男も千円で映画が観られる。
●大阪に住んでいる姉が電話をしてきた。
「もうすぐお母さん(幸子)の誕生日だから還暦祝いをあげた方がいいんじゃない?おぼえてた?」
覚えてるも何もその案を姉に打診したのは俺だ。それももう数ヶ月も前にメールしたのに、何の音沙汰もなかったのはそっちでしょうに。そんな姉は、大阪の高島屋かどこかでハウエルを売っている。
で、姉がいうには母親はイッセイミヤケが好きらしい。そんなこと全然知らなかった。いつもハトヤみたいな服着てるな、としか思ってなかった。だからイッセイミヤケをプレゼントすれば間違いがないんじゃないか、と姉は言う。僕はもっぱらヴィヴィアンウエストウッドかポールスミスをTPOで使いこなすというスタンスなので、イッセイミヤケというのがどんな位置付けのブランドなのかよく知らない。だけど姉が言うには、幸子はイッセイミヤケがそうとう好きらしい。姉が実家に帰ったとき、幸子の着ている服の趣味の悪さに言及すると、幸子はいつもこう言うらしい。
「でもこれイッセイだから!」
そんな幸子は本当に格好いい。幸子は本当にイッセイミヤケが好きなんだ。
●で、姉から聞いた話によると、俺の父親は最近はもうこの愛すべき息子の日記を読んでないらしい。
姉にこうもらしたそうだ。
「いやだって、夕飯に何食べたとか、映画何見たとかしか書いてないから。」
それこそが反戦活動だのに。おおマイファーザー。
●昼、作業。
夕方、またもゴールデン街のギャラリーへ。PCがないのでメールでデータを受け取れないということで家のインクジェットでプリントアウトした一枚のラフを届ける。面倒くさいけど、最近そんなことをしていなかったので逆に新鮮。
●新宿をブラブラとしていると、後ろからオイッと肩を叩かれる。
振り返ると、ここ最近顔を見ていなかったSがいる。
「おお、ひさしぶり。よく分かったね。」と言うと、
「後ろ姿形ですぐ分かった。」と言われる。
姿までなら納得するが、そこに形が加わる意味が分からない。
押し入れの整理整頓に夢中というSに付き合ってハンズで買い物。押し入れの高さと奥行きを最大限に使うためにはコレしかない、といって教えてもらったのが、薄い本棚の片方の側面に取っ手を付けたような木箱。これを並べて入れれば押し入れが素敵な本棚に早変わりという代物だった。そういえば何処かで見たことがあるなコレ、と思っている。そうだ。京都のU家ではコレが押し入れの下段一面に並んでいた。しかも全部手作りだった気がする。やるなU家。オサレな東京よりも数年早い。俺も負けてられない。
この押し入れ専用の収納具を如何に使えば、押し入れの外で使えるかを考える。いかんせん押し入れ専用の収納具だけにその他の部分で使う方法を思いつかない。こんな時エジソンならなんて言うだろうかなんて事は全く考えもせずに西口の牛角へ。
●牛角で肉くう。
で、何に驚いたって、今、焼き肉屋には牛タンがない。代わりに豚タンがある。先月かそこらに焼き肉食ったときは何の問題もなくガツガツ牛タン食べてたのにねえ。吉野屋もまだ牛丼ないし。焼き肉屋も牛タンないし。牛肉がなくなる世界なんてなんだかSFぽくてドキドキする。そんなことバラードだって想像したなかっただろう。
となると、これからのSFは普通にそういうものがどんどんなくなるんじゃないか。
もう「空飛ぶ」とか「虫の復讐」とか「ビキニ」とかの時代じゃなかった。牛肉をあつかってこそ本物のSFだ。でも牛肉の場合は、もう実世界で起こっていることなので牛肉に変わるSFキーワードを探してみる。何がなくなったら「SFぽい」だろう、と必死に考えてみたものの。
・土
・ヨーグルト
・インターネット
・ゴムあたまポンたろう
・ギャルソンのTシャツ
・APCのTシャツ
・ラング(ヘルムート・ラングのことね)のTシャツ
・ランボルギーニ
・スフィンクス
・針葉樹林
・筑紫哲哉
今まわりにある私物をざっと並べてみたが、どれがなくなってもいや普通に「既存SFぽい」からダメだ。特にギャルソンなんかなくなった日には、俺は彗星が地球に激突しても追いつかないくらいの大衝撃を受けるだろう。
俺の想像力が貧困なんていうことは全くなくて、今実際にある物事全ては既存SFの上に乗っかっているということで、全てリーチがかけられている。今回の牛肉のように実際に何か事が起きないと、どうやらダメらしい。やっぱり普通に空が飛びたい。うん。飛びたい。
そしてこんなところでまた見栄をはってる。
●豚タンもうまかった。全然サイエンスじゃなかった。困るわほんと。
●昼起床。Kちゃんと茅場町へ。
Hちゃん達、山形ドキュメの人たちが企画したタン・カイシンの作品上映を観に行く。ギャラリーマキに来たのはこれが初めて。去年の今頃、ギャラリーマキでのイベントのDMとチラシ作ったくせにそのイベントには行けずじまいだった。初めてのギャラリーマキ。綺麗で素敵なギャラリーだわ。失礼ながら、マキさんがワンカップ片手に受付しているタイガースファンの店、のようなものを勝手に想像していた。すいませんでした。ひさしぶりに会うマキさんはビシッとお洒落な着こなしだった。前にあったときは、巣鴨系のセーターを来ていたので多分それがこの誤解を生んでしまった原因だろうと思う。
だからKちゃんも面白半分で巣鴨系のセーターは着ない方がいいよ、とKちゃんに言おうものならきっと彼は
「いや本気やで。これ。」
というだろうが、きっと本気なのはもっとまずい。
●タン・カイシンの作品は、単作品と言うよりも過去の作品をまとめたポートフォリオ的なものだった。ちゃんと自分のしていることをポップにまとめていて分かりやすかった。内容自体は、これ他の人が同じ事やってたら凄く嫌だろうなと思うようなある意味武闘派(とはまた違うかもしれんけど、そこらへんのことはよく分かんない。)なんだけど、でもタン・カイシンがやってると嫌な感じを全然受けない。自分で自分の演出がちゃんと出来る人は凄い。ていうか、人となりの問題。日本人じゃ出来ない(いや本当はできるんだろうけど、おくびにも出さずにこういう事を言える格好いい日本人は岡村康幸しか知らない)テーマを扱っている。でも日本の事なので、やっぱり観てる人は感情移入しやすい。そしてタン・カイシンが自分で付けているだろう日本語字幕テロップの間違った日本語が、またその作品をもうひとつ掘り下げる可能性を作っているのが素敵。
そのポートフォリオの中でひさしぶりにシャルルさんを観た。前、エリオット・シャープの時にも一緒にやっていたけど、タン・カイシンとシャルルさんは何度となく一緒にやっているようだわ。それにしても相変わらずでかかった。
●夜、Kちゃんとそのまま大久保へ。韓国料理屋。
Tがこの間作ったPVみせてもらう。撮影手伝っていた別のTも来る。歌い手であるK君の顔のシーンが異常に増えていて面白かった。なんでも「歌っているところは全部、顔だして」と言われたらしい。やるなあK君。さすが伊達に「リビドーは罪じゃなぁぁぁい」なんて歌っていない。罪だよ、ってレーベルの人も教えてあげた方がいいと思う。
韓国料理屋にパワーブックという組み合わせが相当お洒落だと言うことが分かった。
●サタデーナイトです。KYとスーパーデラックスへ。「回向」というイベントに行く。
フライヤーにはこんなコピーが載っている。こんなことを書かれたら行くしかない。
山本精一がVJ生西康典と生命の誕生から死=輪廻をサウンドデザイナーAOの協力により変形9.1チャンネルサラウンドで3時間ノンストップのギターソロで描く!そして会場の壁という壁全面を覆う映像はロバート・アシュレイのビデオオペラも手がける映像作家、掛川康典の協力で制作される!!回向の一夜!!!
で、実際3時間近くの演奏と映像は素晴らしかった。
360°の映像というからてっきりグルグルまわるようなものを期待していたんだけど、そうではなく同じソースが分配されていた。それが少し寂しかったけど、パターンになった映像が会場中を埋め尽くしているのは相当気持ちいい。音は「ファジーグルーヴ」とザディク系を足して2で割ったような感じで聞きやすかった。
●会場で大学の友達N発見。2年ぶりくらい?
終演後、KKYNとお茶する。おひさしぶりということでそのままKちゃんとN家に行くことに。東中野にある噂の愛の巣は、そんなに愛の巣という感じでもなかった。最近のオカルの写真をみせてもらったりする。あきらかに俺が見たことあるころのオカルよりも肉付きがよくなっている。もうミルコ・クロコップぽくない。花や虫を愛してそうな感じになってきている。もとハフラートリオもそうなるんだから、やっぱり長生きはした方がいい。
ひさしぶりに同じ大学の3人でお酒を飲みながら、ここぞとばかりにオサレな制作話に花が咲くわけもなく、どうしようもない話ばかりしている。俺たち全然間違ってない。書いていいのかどうかも知らないが、「最後にうんこをもらしたのはいつか」というのがメインの議題だった。俺が一番昔で良かった!といっても既に高校生になっていた。それにしても俺には高校以後にうんこをもらすなんていう他の2人の事が分からない。こいつら恥ずかしくないのか。
酔っぱらって目が据わったNは「うんこはメキシコでもらした方がいい!」って3回くらい言う。いやそうそうメキシコでうんこをもらす人もいないと思う。
Nは、秋にDVDを出すらしい。それもオシャレなシスコのオシャレなレーベル!買うわ。
以前勤めていた職場から大量にもらったというNIKE製品をいろいろくれる。サッカーボールもたくさんあるらしいので、今度またもらいに来ます。よろしくお願いします!
●日が昇りきった頃に帰宅。だが永福までたどり着くことができなかった。そのまま高円寺K家まで歩く。寝る。
●「ルネ・ラルー傑作短篇集」観る。2作しか収録されてないのだけど、そのひとつめの「かたつむり」という作品がとても良かった。序盤は、切り絵、シュールな動き全開で動きをみせているこの話が急にあんな展開になるなんて全く予測不可能。
「ファンタスティック・プラネット」「時の支配者」「ガンダーラ」とルネ・ラルーの作品はいつも絵の雰囲気が違うと思っていた。解説をみると各作品毎に共作者が違うらしい。そりゃあんなに変わるはずだわ。で、この「かたつむり」はファンタスティック・プラネットの相方と作っている。作画も本当素晴らしい。
●夕方まで自宅で作業。終わらないし。進まない。
●朝6時起床。素晴らしい。世界はこんなに明るかった。当然なのだけど、同じ6時の光でも、徹夜あけで浴びるのとちゃんと寝た後に浴びるのとでは全然ちがう。徹夜あけの朝も嫌いじゃない。寝た後の朝も嫌いじゃない。ありがとー。
●午前中、作業。昼、新宿へ。この間いったゴールデン街にあるギャラリー兼バーのマスターDさんとAさんの展示の事で打ち合わせ。当初DMなんかのデザインは僕が自分ですると思っていたのだけど、ほぼ完成系のラフがAさんから送られてきた。途端、ほぼすることがなくなった。なのでwebの方はしっかりと作りたいと思う。実際しっかりやるかどうかはわからない。
●帰宅。作業。頼んでいた高田渡の自伝と高田渡のDVDが届いていたので早速観る。
でもやっぱり泣けてしまってもうダメなんだけどもう凄く良かった。前までは、笠智衆が「男は泣かない」と言っていたのを座右の銘に泣かないことにしていたが、最近はもう全然無理だということがわかった。思い返せば、涙腺がゆるくなったのはあきらかに「アイデン&ティティ」以後。あきらかだ。あの映画を観に行ったバウスシアターで「タカダワタル的」が上映されるのです。もう死ぬ。
●それにしても高田渡の自伝がでているなんて全く知らなかった。
アマゾンでは買えなかったのだけど、紀伊国屋で検索したら福岡支店には在庫があるのだと言う。そんなところからも取り寄せができるという素晴らしく便利なシステムを利用させてもらったのはいいのだけど、その自伝的な本では高田渡が「インターネットもしたことないしねえ。便利すぎるのもどうかと思うよ。いつか必ずしっぺ返しがくるよ。」というようなことを述べている。そんな便利なインターネットがなければこの本を手に取ることすらできなかった。
本を読んで高田渡の故郷は岐阜の北方町だということがわかる。かなりローカルな話で分かる人はHくらいしかいないだろうが、それって隣町。自転車にのって15分くらい。よく分からないが、相当うれしい。嬉しさのあまりHにメールしてしまった。すぐ返事が来る。
そりゃあよかったな。
西武ライオンズの森監督が俺と同じ小学校だったってのよりずっとすごいな。
うーん、うらやましい!にくいね!
なぜだか腹が立つ。しかも全然うらやましくない。
●夜、原付を置いておかせておくれ、とMM来る。家に来るなり食材持ち込みでいきなり御飯作り始める。俺もう食べちゃったけど、Kちゃんに聞いてみたらまだ食べてないとのことなのでKちゃんも呼んで御飯を食べる。MMが買ってきたビール飲んだらはい!本日の作業ここまでー。うちどめー。手が途端に止まる。
●Hospital green、またかよ!というような内容。いいよ。アホだよ。
●死んだからってもうずっと高田渡高田渡ばっかいってる。ああ。
●最近は、夕方に電話してきた人に
「お早う。」
と言われるようになってきた。
生活が逆転してきたわ、と自分一人で言ってるだけならまだ大丈夫だが、人から夕方起床を認められるようになると途端にこんな事でいいのだろうかと不安になるわ。そんなわけで生活を正そうと、またも無駄な努力を始めることにしよう。今夜は8時に寝る。
ていうのは、昨晩寝ていないのでもう既に眠たくて眠たくてしょうがないわけで意識は朦朧、足はガクガク。
●ゴールデンウィークの予定がなかなか立たない、とか言い出した。
やっぱり世間がゴールデンなら俺だって!という思いしかない。
5/10くらいからある程度は忙しくなってしまうという予定がある。これはその前に実家やら京都やら行っておかないとダメなんじゃないか。だけどそうなると、折しも世間は大型連休のまっただ中という時期に、日本の名所京都に乗り込まなくてはいけなくなる。それは避けたい。どうすればいいか考え中。
その前に、京都っていってもU夫妻が連休中に何処かに出かける予定があるのなら、勝手にこちらで計画ばかりしていてもダメな訳で。でも京都がダメならJR南紀にのって和歌山は新宮にいけばいい。要はどこでも行けたらいい。
●Rさんからもらった転送メールにあるように、28日は高田渡の追悼コンサートに行く。
そしてその日の夜は、高田漣さんも出演予定の湯川潮音ライブへ行く予定がある。漣さんは大忙しだ。
●hospital greenの最近のポストがちょっと面白かった。本家の方の小説は長いので読まないのだけど、日記は好きなのでいつもみている。Hは高校の時からしってるけど、やっぱりアホやわ。終わり方(というか最後の2フレーズ)に感動。
高田渡さんのお別れ会の連絡がありましたが、すでに映画のサイトで発表されていました。
http://www.altamira.jp/takadawataru/index.html
4/28小金井公会堂です。
昨年末のげんこつまつりの会場です。
あのとき渡さんの歌を聴いた同じ会場で半年も経たずに追悼コンサートが開かれるとは夢にも思いませんでした。
(以下お知らせ 敬称略)
高田渡さんを送る追悼コンサート
「自転車にのって〜ありがとう、渡〜」
●日時 4月28日(木) 12時開場 13時開演 20時終演予定
●場所 小金井市公会堂(JR武蔵小金井駅より徒歩5分)
●参加費 1000円(当日受け付け窓口にて支払い)
●発起人 今井忍、加藤幸和、佐久間順平、佐藤GWAN博、シバ、中川イサト、中川五郎(アイウエオ順)
●協力・問い合わせ アルタミラピクチャーズ 03-5456-8581 (担当 吉野・土本・日永)
●Rさん転送ありがとー。
●この間、Kちゃんについていき生意気の引越で不要になった天板をもらった。それを今まで使っていた板と変える。畳一畳くらいのかなりでかい板。表面がちゃんとコーティングしてあるので使い勝手も断然いい。机の広さが倍くらいになる。部屋の広さが半分くらいになった。今度の板は分厚く重たいので肘をのせてもぐらつかない。大変よい。どうもありがとうございます。
だが広いからって油断していると、結局物がどんどん置かれていって作業スペースとしては前と変わらなくなる。もうなっている。
●完全に昼夜が逆転している。ほぼ完全体。確信はないが孵化してしまうのも時間の問題だろう。
といっても朝早くや昼過ぎの電話になら何の問題もなくでているので、それに気が付く人はそうそういないだろう。ふふふ。夕方や夜の7時なんかにかかってくる電話に出られない。今日も起きると着信が数件のこっていた。そのどれもが非通知設定なので何処からかかってきた電話なのかわからない。痕跡だけがのこっているのだけど、それが何の跡なのかわからないということが最近よくある。
●夕方、ピンポンなる。ちょうどウトウトし始めたときに邪魔をされた感が強い。なので不機嫌に玄関の扉をあけると、気持ちオドオドした青年がそこにいた。
「TV朝日の番組制作の者ですが、この建物を撮影に使わせて貰えないかと思いまして。大家さんの連絡先など教えて頂けませんでしょうか。」
と切り出してきた。自分としてはそんなロケハンで目にとまるほどの物件に住んでいるという気はさらさらない。むしろ自分としては、ここは南仏の暮らしじゃないかと思っているくらいだ。まあ「ごくせん」で仲間由紀恵が来るって言うんだったらそんな悪い気はしないな。楽しみですらある。
「大家さんがOKでしたら、僕の方は構いません。」
と返事をすると、とても嬉しそうに彼は言う。
「ありがとうございます!ちなみにその番組というのは土曜ワイド劇場です。」
やったー!サスペンス。
南仏じゃないのか?という疑問が頭をよぎっている俺に彼は続けて言う。
「渡辺いっけい主演で。撮影といってもドアの前しか使いませんので。」
いやだからウチのドアは南仏のはずで、間違っても土曜ワイドに登場してくるような重たいくせに安っぽいドアの雰囲気なんかであるはずもない。大家がOKしたらどうしよう。
●花粉は大分なくなってきたっていうのに、左目だけ二重瞼なのが全然もどらない。むしろひどくなってきた。左目だけOyan並みに二重だ。帰ってこい奥二重。
●「タカダワタル的」のオフィシャルページのBBSを上から下までずっと読んでいる。
いつも読ませてもらってるウェブ上のいろんな日記にも高田渡が登場してくる。
あたりまえに好きなので誰ももうそんなこと口に出してもなかった。
本当にたくさんの人に愛されていたんだ、という感慨とともに、
本当に死んでしまったという実感がいよいよ湧いてきた。
泣けてしまってしょうがない。
で、仕事にならんもんで。
CD掘り出して聞こうとおもったのに「ごあいさつ」「系図」「石」が何処にも見あたらない。
数年前、本当にお金がない時にまとめてCD売ってしまったことがある。
その中に混じっていた可能性が大いにある。
落ち込むわ。武蔵野タンポポ団も見あたらないわ。落ち込むわあ。
高校の遠足か何かで京都にいったときに何処かのレコード屋で「系図」のアナログが飾ってあった。それがちょっとだけ高かったので買おうかどうか迷って結局買わなかったことを思いだしたり。今きいてる「ねこのねごと」に入っているライムロックという曲を、大学の時に課題のBGMにしたこともあった。竹内荘の横でMちゃんがAの散髪をしている映像。Hが変なコメントをポストするもんでもういろいろ思いだして困っている。なんだかしらないけど、今夜急にきた。波がきた。
で、見つかった「五つの赤い風船とのカップリングCD」と「ねこのねごと」「BEST LIVE」「日本に来た外国詩」、あと今日ジャニスで借りてきた「石」をヘビーローテーション。
●で、もう「ごあいさつ」「系図」「石」の三枚を買ったろかと思ってアマゾンで調べてみると、今は3枚組ボックスで売っている。全然しらなかった。いやそれよりもこの高田渡ボックスがアマゾン売り上げランキングで現在(19日朝5時)11位になっているのに腰が抜けた。それってダパンプよりも売れてるって事かしら。
●それにしてもこのBBSにスパムポストする奴はロボットだろうと死んでしまえ。
●K姉妹にイタリアンごちそうになったのは昨晩のこと。イタリアンをごちそうになってご機嫌になるのを見透かしているように死んでしまった高田渡。彼の為にK姉妹とKちゃんバンドを結成した。名前はまだない。(トリプルKwithT?)問題なのは俺は楽器も歌も何も出来ないということだけだ。イタリアンごちそうさまでした。
●思いの外忙しい週末。
昼、EさんとNYからまたもや短期帰国しているW来る。Eさんプロジェクト打ち合わせ。Eさんが買ってきてくれたパインやらパンやらをつまみながらまとまらないだろうな、と思っていたのだけど意外にも結構スムーズに進行した。というか眠い目をこすりながら頑張る素晴らしいWの働きによって、何とか計画はまとまった。W忙しいのにありがとう。Eさんにフィンランドや渋谷の裏情報をいろいろ聞く。興味深い。
●夜、Kちゃん宅でセッションしているKKKを覗いたりしていると、MM来る。おひさしぶりと初めまして。数えてみたらM君とは8ヶ月くらい会ってなかった。ご近所だったはずなのに知らないうちに引越してるし。全然変わってないし。スカイラーク行って飯食う。帰宅。作業再開。今年はまだひまわりの種も植えてない。もう遅いかもしれん。
●ジャニスにCD返しに行くの忘れた。ごめんなさい。
●なんとなくヤフーを見ると、高田渡の訃報。えっ?
●岐阜出身の大好きな人は何故早く死んでしまうのか。
どんとも高田渡も死ぬのが早すぎる。
なぜ山本寛斎じゃなくて、どんとなのか。
なぜ橋本真也じゃなくて、高田渡なのか。
●高校の時、なんとなく手に取った「ごあいさつ」を買って以来、こんなに聞きつづけている人はいないんじゃないかっていうくらい高田渡をずっと聞いている。友部正人もピート・シガーもベルウッドもURCも山之口獏もすべて彼を通してだった。大学に入ってから大学近くの喫茶店ココア堂で彼のライブがあったとき、最前列にすわって膝がぶつかるくらいの距離で歌を聞いたのが忘れられない。あまりにも近いので、今にも唾が飛んできそうなのだけど、高田渡は唾をとばさない。いや実際はピュンピュンとんできていたのかもしれない。でもやっぱり高田渡は唾をとばさない。今月末に東京に戻ってくる「タカダワタル的」を観に行くのを楽しみにしていた矢先のこと。この間、トリビュートアルバムが出たばかり、そのライナーで彼が言っていた。
母が亡くなったのは、僕が8歳で母は49才だった。母の歳はなんとか越えた。父が亡くなったのは、62才の少し前だった。僕は18になっていた。この頃、ギターを持っていた。あっという間だった。父を越える事はできないが、もう少し何かをしたいと思っている。
病気のくり返しなのに、反省してない。そんな僕に、僕が想っているだけかもしれないがとてもステキな友人がいる。
そんな友人達が「トリビュート」をつくってくれた。
本当にうれしく思っている。僕はまだ元気なのだが...。
これなら生前葬で前金もらって、「いつかきっと死ぬから一口以上でよろしく...。」と元気でいます。
死ぬまで生きます。
話が違う。すごく悲しい。
仕事たまってるけど、今日は昼から渡聞きながら酒だ。
というか、もう飲んでいる。
●「エターナル・サンシャイン」(ミシェル・ゴンドリー)観る。
公式サイト:http://www.eternalsunshine.jp/
製作年:2004
製作国:アメリカ
配給:ギャガ=ヒューマックス
公開日:2005-03-19〜2005-04-15
スタッフ・キャスト:
監督・原案:ミシェル・ゴンドリー
脚本・原案・製作総指揮:チャーリー・カウフマン
出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット/イライジャ・ウッド/キルスティン・ダンスト
面白かった。ジム・キャリーが、あれ?こんな顔だったっけ?、という感じでやたら格好良かった。
この映画面白いらしい。ということを何度も周りの人から聞いていたが、これがミシェル・ゴンドリーの作品だというのは知らなかった。ミシェル・ゴンドリーといったら「ヒューマンネイチュア」で、あれはあんま好きじゃない。でも今作はよかった。チャーリー・カウフマンお得意の脳内グルグル系かと思いきや、そんなことはなく。あんま説教くさくない。それがあまりいきすぎてなくてよかった。イライジャ・ウッドのダメな感じがよかった。
●夕方、青山へ。SB打ち合わせ。
帰りにK家によって作業中のYちゃんにG3にのせるメモリーもらう。どうもありがとう。ハーゲンダッツアイスたべて帰宅。
ほとんど寝ていない。
これで生活サイクルが戻るといいなあ。
●夕飯を作る時間もないほど忙しい訳じゃないのだけど、夕飯を作る時間もないほど忙しいと言ってみたいが為に、飯でも食いに行こうよ、とKちゃんを誘う。Kちゃんはもう食べたらしい。
「今日カレー作ったからもしよかったら食べに来る?」と言われ、もちろんごちになります。という訳でK家へ。
部屋は大分片づいて落ち着いてきた。ウチよりも物が少ない分だけ部屋が広い。物が少なくてゆったりしてるのはいいのだけど、生活必需品で足りない物がたくさんある。クワガタの幼虫、めだか、ライトアップされる造花、と変な物がやたら多い。そういうものを買うんだったらまずカーテンを買えよ、と言いたい。
カレーもらう。うまい。
で、Kちゃんがまた言い出した。
「俺さ。カレーってやっぱりルウが大事だということを発見した。」
それは発見ではない。
まあ待て。カレーの味を決定するにあたって、一体それ以外に何が?
いやきっと俺が言いたいのはそういうことじゃない。
カーテンをつけていないこの部屋の家人が何をいいだした?
ということが言いたい。
俺はKちゃんがあっち側の人間じゃないと知っている。
「いやカレーはルウじゃないよ。素材だよ。有機栽培の野菜じゃないと。農薬臭いのだめだからオレ。」
とか言ってるKちゃんを少なくとも俺はしらないし、周りの人も誰も知らないと思う。だって違うから。
じゃあ今度はルウに頼らずカレー粉から作ってみよう、ということで落ち着いた。
ごちそうさまでした。
●帰宅。郵便受けを覗くと、ずっと前に頼んでいたかわいいiPodケースが届いていた。
felt cafeというサイトで買った。手作りフェルト製。すげえいいわあ。すげえいいわあこれ。
早速iPodを入れてみる。
明らかな設計上の不備発見。
自分で好きな色選んで作ってもらえる。lizはいい奴だった。でも俺が買った時は$20だったのに。
●「クラバート」(カレル・ゼマン)観る。
今日観た訳じゃないのだけど、ただ作業がてんこもりで他のこと何もしていないので、何も書くことがない。
カレル・ゼマンの作品は渋谷や新宿のツタヤにいくとたくさん並んでいたのでずっと気になっていたのだけど、近くのレンタル屋になかった。この間ひさしぶりにまた新宿ツタヤの会員になったので借りてみる。
ものすご。
ものすごかった。
アニメーションベースで手書きなんだけどカットアップだったり実写が合成されてたりと、もう盛りだくさん。作風にこだわるこういう作品て大抵ストーリーは抽象的な場合が多い気がするのだけど、クラバートはちゃんと話ありきでアニメーションが展開されてる。
すごいよゼマン。
全部観たくなる。
●最近ずっと何か食ってるか飲んでるかだ。御飯は御飯でちゃんと作って食べるのだけど、それ以外の時間もなんかこまめに食べ物をつまんでいる。この点に関しては凄くまめだと思う。スーパー閉店間際になって台所につまむ系食べ物がないのに気が付くと、走る。最近これ以外で走った記憶がない。作業中もなんか口に運んでいないと気が済まない。で、それを運び出したら最後、作業そっちのけで食べ物の方に夢中になる。夢中になるといっても、その美味しさにどうにかなった、とかそういうことじゃない。ただ袋の中を空にする前に他の作業に移れないだけ。目線はいつの間にかモニターからポテチの内側のアルミに向き、その時点で既に片方の手は袋を抱え持ち、そしてもう片手もマウスから離れただひたすらポテチを口に運んでいる。これでまだ俺が作業しているなんてもう誰にも言わせない。で、進行中の作業が地味でつらい物であればあるほど、もう飲食物に夢中になる割合が増えてくる。そんなわけで作業全然進まない。 進行中の食べ物がなくなった時点で、ハと気が付く。食べ始める前に気が付いてもいいもんだと思う。人間は同じ事を繰り返して生きていくんだな、としみじみ。そしてまた作業は進まない。 あ。この事日記に書いてみよう。そしてまた作業の手がとまる。再開の目途がたたない。
●コーヒー一杯を片手に何時間も喫茶店に居られる人が羨ましい。
この間どこだったか忘れたが、友達の家でコーヒーのおかわりを頼んでいたく嬉しがられた覚えがある。
●深夜、キーッってなっているところにOyan来る。
家のVHSデッキが壊れたらしく、ダビングして欲しいDVがあるとのこと。それはOyanが作ったBREAKfASTの販促VTRだった。去年夢の島で行われたという「何とか」っていうイベントでのライブの模様。この間メルトバナナのライブで狂っていた客のような人がたくさんいる。というか、ほぼみんな狂っている。絶対行きたくないわ、と伝えると「いやレイヴとかで踊ってるのとかも一緒でしょ。」とやけに大人のような発言をするのでいささか驚いた。
この間、ジャニスの今月の高額買い取り表にそのBREAKfASTが載っていたことを思いだしOyanに伝えると、どのアルバムが高額なのか知りたいというので調べてみる。アルバム名をOyanに伝えると、それはまだ発売前のアルバムだったらしく、発売前のアルバムに買取金額を付けていることになかなかご立腹なご様子。まあその気持ちも分からなくもない。自分の友達のCDが発売前に値段付けられてたら嫌かもな、という思いも一瞬頭をよぎったが、よく考えたらBREAKfASTと俺はなんの関係もないので、どちらかというと俺はジャニスサイドにいなければいけない。
「いやOyan、それは違う。発売前で評価が付いていないにも関わらず、高額買い取り表に載ってしまうというBREAKfAST。むしろそこのポイントを考えていこうよ。」
なんて胡散臭いことが言えたらいいのに。
ていうかOyanの仕事を拝見したのって初めてかも。
●週一で「らくがく」カテゴリーを更新するときめたものの。
●MacOSXの新しいOS"Tiger"がやっと発売する。
すんごい楽しみ。すいすいかな。ワクワクかな。すいすいだろうな。ワクワクだろうな。なんていう気持ちを正直に書くと、周りの人間に気持ち悪いと思わがちなのであまり気持ちを全面に押し出したアピールはしない。ただこれから2週間ほどタイガーの事だけを考えて生活する。
●目が覚めると東京は夜の7時。例え寝たのがほぼ昼頃だったにしても、これには落ち込む。寝ている間にEさんやYから電話がかかってきていたり、その電話に出たような覚えもあるのだけどあまり何も覚えていない。
●サイトのログをみると、googleイメージ検索からの「Chiwawa」というキーワードでこのサイトに訪れる人が多いことに気が付いた。で、調べてみると、どうやらこのChiwawaがかなりのヒットらしい。
世界中からこのChiwawaを求めて訪れてくる人がいる。Chiwawa人気は、日本のプチマダムの間だけに限らず世界共通のようだ。たしかのこのSの実家のチワワは恐ろしくかわいいが、それにしたってなんでみんなチワワに夢中なのかが分からない。
魔裟斗に夢中だったIさんは、もう旦那そっちのけで部屋に魔裟斗のポスターを貼り付けたあげく魔裟斗を一目観る為にジムにまで通う程のファンだったらしいが、魔裟斗がチワワを2匹飼っているという情報を入手した途端、その熱がさめららしい。「ワタシ、小さい犬飼ってる男ダメなんだっ!」とIさんに教えられる。その気持ち、すごくよく分かります。もう「強いけれどやさしい男」の時代ではない。強い上で、チワワに対して「ああアレ食べると美味しいよね。」くらいのじゃないとダメだと思う。少なくともIさんは惹かれない。そんなIさんは素敵だ。
●だいぶ以前にとっていたはてなダイアリーのアカウントにこの日記をインポートしてみた。カテゴリーの表示はおかしいけど、思ったよりもうまくいった。でもやっぱりこっちのMTを読み込んでの自動更新機能はないようなので、そうそう更新されないと思う。
●夕方、SB打ち合わせで青山へ。
雨のおかげで今日の花粉飛散量は少なめだった。自分の身体で自然を感じるってもしかして貴重な体験かもしれない、とカフラー(花粉症患者をこう呼ぶらしい)5年目いわば中堅プレイヤーに差し掛かろうとしている俺はそう思い始めている。きっと10年目くらいのベテランになると、花粉じゃなくても自然を感じられるようになってくるんだろう。それはもうカフラーじゃない。グルだ。グルであって欲しいと思う。
もう青山行くのにも慣れてしまったから、わざわざ「ギャルソンを着ていった」とか言う必要もない。だけどもちろん今日も着ていった。そして「ギャルソンを着ていった」とか、わざわざ言わないでギャルソンを着ている奴をたくさん見た。見上げた。
●住んでいるアパートの階上には、子供がいる。今の部屋に引っ越してきた2年半前には、まだ母親の腕に抱かれるかわいらしい赤ん坊だった。子供が育つのは俺がマンションに引越すより早い。
今じゃ昼夜を問わず恐ろしい勢いで部屋の中を駆け回っているのが手に取るように分かる。ドドドドドドォォォーー…ーーォォォドドドドドドォォォーー…ーーォォォドドドドドド、といった具合で鈴鹿サーキットとかを思い浮かべると分かりやすいかもしらん。鈴鹿サーキットは入場料を払わないといけないが、俺も家賃を払っている。
きっと後2年くらいで天井が抜けると思うので、それより前になんとか鈴鹿サーキットに行って生のソレを体験してみたい。
●米寿になったオバアを祝いに実家にかえるタイミングを計っている。
●「雪の女王」観る。
詳細は分からないけど、古いロシアのアニメーション。アンデルセン原作らしい。
宮崎駿(か高畑勲)がこれをみて本格的にアニメ制作に向いていったという話を聞いたような覚えがある。アニメ制作に向いていく前にどこに向いていたのかは知らない。
アニメーションは線が太くて色が濃い。それだけでもう十分なんだけど、それ以上に描画が全て素晴らしい。吹雪のシーンで泣ける。ストーリー展開で泣けるのではなく、雪がただただ綺麗で泣ける。むしろストーリーはグリムのように何か裏がありそうだなと思うというかきっとあるのだろうけど、それはあんまりどうでもいい。それぐらいの吹雪がゴウゴウ吹いている。
●日記のコメント機能が治った。なんだか理由はわからないまま。
●ホスティング会社になれぬ英語で尋ねてみると、データベースのバックアップ出してきやがった。
じゃあ最初からリストアしとけよっ!
という思いもありつつ、ああよかったよ。データが消えてなくてよかったよ。
ほぼ復旧。何事もなかったかのように日常に戻る。
でもコメント書き込もうとすると何故かエラー。
よくわかんねー。
●この今回のサーバー側のハプニング。
折角の機会なので、日記をちょっとの間やめようかと思ったのだけど、隣の畑で虫が鳴いた。
今年初虫の音。
特に休む理由もないのでまた書き始めることにする。
でもここ数日、日記を書かなかった事で当たり前の事実に気が付いた。
自分が何処で何をしたかということを書かなくていいというのは何て素晴らしい事なんだろう。
なんでいちいち自分が何をしたかを詳細に伝えるような日記を書き続けていたのか。
俺は今までバカだった。
●ここ数日をふりかえる。
4/6 ナイター(ヤクルトVS中日戦)に行く。
4/7 ライブビート(ニカさん)に行く。その後、IBのGさん主宰の焼き肉の会。ごちそうさまです。
4/8 ゴールデン街のギャラリー兼バーnaguneへ。昼間のゴールデン街もまたいい感じ。RさんにDさんというマスターを紹介される。6月にあるらしいAさんの展示の打ち合わせ。(あとから知る事だが、御飯食べに連れて行ってもらったソワレというお店がOやS君の友達のKさんが働いているバーだった。びっくり。)
80年代には、かのビデオアーティストK・Nの弟子だったというDさん。これには驚いた。
「俺も教えて貰っていた事ありますよ。。」と言うと、「ああ!君もKさんの弟子だったの!?」と聞かれる。
いや弟子ではない!まだついこの間、Kさんはnaguneに遊びに来たらしい。元気で良かった。
夜、S君来る。プチ打ち合わせ。おもにmp3交換して遊ぶ。ラーメン食いにいった帰り道すがら、S君は諸星大二郎の書籍を大量に拾う。いいなー、と思い俺も目に付いた大きめの本に手を伸ばしてみた。
今、俺の家には「永遠の仔」が上下巻である。読むべきか。
4/9 夜、ジャニスの面々、近所の面々で花見。
OLのNさんは、就業中たいそう暇らしい。俺の日記が更新されなくて残念、と言われる。とても嬉しい。で続けて、
「いや日記かかんくてもいいから、備忘録のところで面白いリンクだけ貼っていってくれたらええよ。」と言う。
何がええんやて。殴るよ。
4/10 今日。ジャニスにCD返しに行く。すぐに終わるとおもった2号店の無線LANのセッティングにやたら手間取る。そういえば2号店に来るの久しぶりだわ。本店がデリーだとしたら2号店はまるでポカラのよう。やけにしずかでここちよい。で、このセッティングに手間取るのは、全てバッファローが訳分かんない便利機能ボタンなんかをつけるせいだよ。すごく便利なはずのボタンは付ける場所をまちがえると逆に面倒な機能に様変わり。Sさんにビールもらう。リュックにいれて持ってかえる。
この週末は花粉がやたらひどかった。それにまけじと生活サイクルもそうとうひどい。
●夜、仕事。Hから魅力たっぷりのメールが届く。胸高鳴る。もっと詳細教えて下さい。
●はいどうもー。
ontoドメインをご利用の皆様。
非常事態に見舞われました。
ダメダメホスティングがアップデートの際に、なんかひどいことになりました。
そんなわけで。
メールアカウントが全て消えてしまったので。
ontoメールをお持ちの皆様。
情報送って下さい。
私事ではありますが、このブログのデータベースもどうやら全て消えた臭いので、
しばらく日記おやすみします。落ち込んでます。
●忘備録のカテゴリー作る。
作ったはいいが、何を忘れないようにすればよいのか。
絶対わすれちゃダメってことってそうそうない。
● みうらじゅん発言集・310選
http://ww6.enjoy.ne.jp/%7Eare/miura.html
・「若手芸人ブームだけど猫ひろしだったらノーフューチャーっぽいから、
飲み屋に呼びつけてはギャグをやってもらってるんだ」
・「猫ひろしを見てると『まだまだ日本は大丈夫』って思うよ」
●落ち込むくらい終日寝ていた。
最近、急ぎの仕事のせいでまた昼夜が逆転し始めたっていうのも理由の1つではあるが、それよりも愛用している座椅子がよくない。やたら快適だ。
昔、友達からもらった無印の座椅子(今はもうないビッグサイズ)。
これに座って、本を読んだり映画をみたり。
気が付くと、いつのまにかその座椅子を倒してそのまま寝ている。
誰かが座椅子を倒しに来てくれてるんじゃないか、っていうくらいいつ座椅子が倒れるのか分からない。
DVでもまわしておいたらびっくりするような映像が撮れているかもしれない。
座椅子でうたた寝している奴を探しまわっている人がいる。
倒すとちょっとしたマットくらいのサイズになってしまうのが良くないんだと思う。
サイズの問題だと思う。
●mixiをメール代わりに使うのは勘弁して。
●最近、ちょっと不安になるくらい映画ばかり観ている。
あまり外に出もしないで映画ばかり観ている。
だって凄く楽しい。
その映画が面白いとか面白くないは全く問題ではない。
面白くなくても全然いい。
観た映画が面白かった日にはそんな幸せな事はない。
これはどういう状況だろうか。
世間ではこういうのを引きこもりというのだろうか。
気が付いていなかったけど、俺、引きこもり予備軍かもしれん。
不安になってきた。
映画を観て気を紛らわそう。
●「チョコレート」観る。
面白かった。画が綺麗。
内容全然しらなかったのだけど、チョコレートとかいうから、てっきり「ショコラ」みたいなお話かと思っていた。
全然ちがった。人種差別を主題にした映画だった。けっこう重たい。
ハル・ベリーが黒人女優初のアカデミー最優秀主演女優賞とったのが話題だったのを覚えている。ビリー・ボブ・ソーントンは格好いいし、ハル・ベリーもかわいい。そのオスカーとったっていうR指定の演技も凄い。そこらへんのAV越えてる。でもこの映画でそのR指定は必要かっていわれるとそうでもない気もする。凄かったけど。
で、子役がほんと救いがないくらいのデブなんだ。この子が一番リアルだったわ。
終わり方が好きだ。
犯罪物。詐欺師の話。面白くなかった。
なんかビデオ屋に騙された感が強い。
というのも、俺が通っている近所のビデオ屋はツタヤなどの大型店ではなく、とても小さい町のビデオ屋なのだけど、なぜかこの映画の入荷本数が多かった。ビデオ2本、DVD3本くらいで面陳されていた。それってこのビデオ屋の規模で考えると、ハリーポッターと同じくらいの扱われ方だ。聞いた事もない映画があたかも売れ線のように店に並べられている。しかも大好きな犯罪映画もの。これは観ておかなくては、と借りてしまった。
というわけで騙された。
なんでこれをそんなに大量入荷しているのか意味が分からない。
ていうほど、ひどい映画でもない。話も画も普通に最後まで観てしまう。
ただ見終わった後に、何も残らん。ただただ何も面白くない。
●たいてい仕事。
花見にだって行きたかったけど、どうにも雨。ていうか、まだ桜咲いていないらしい。
●そんな訳で、「カンヌ short5」観る。
カンヌで高評価を得た短編をまとめてみられるお得なDVD。ビデオ屋で見かけたときに、公開当時Kちゃんが凄くおしていたのを思いだしたので借りてみた。で、実際すごく面白かった。やっぱり1つめ。あと4つめが好き。って、タイトルも覚えてないのだけど、凄く面白かった。1つめなんてコマ撮り映画史メタフィクションといってしまってもいい。まず絵として面白いし、話をさぐってももっと面白い。釘付けになった。
で調べると、この映画のタイトルは「FAST FILM」でサイトもある事が分かった。この映画を作るにあたってのツールのコーナーがいい。すごく分かりやすい説明だ。
●MN来て、夕ご飯の会。
●2005年3月の写真アップ。
今月も東京のみ。いよいよどっか行きたくなってきた。
写真を見返していて一月前はまだ雪が降っていたことを思いだす。3月生まれの友達がやたら多い。
●過去の写真はこちらから。
●ということを、今、写真とともにアップしようとしたら、ontoサーバーが繋がらん。ftp、メールとともにダウンしている。安いだけに、こんなことがしばしばある。いい加減新しいサーバー探そうかしら。でも実際移行するとなると、それにもれなく付いてくるいろいろな作業が面倒臭い。なので我慢。ただただ復帰するのを待っている。
●今日から四月。
街はフレッシュメンで溢れかえり、あいつら眩しく光り輝いているに違いない。
今日は絶対外でない!
と、決意を固めるまでもなく、起きてみると日が既にかげり始めている。
また最近、昼夜が逆転し始めた。
あまりよくない。
●ブランチならぬ晩ご飯を作って食べる。
なんとなくTVをつけるとセリーグが開幕している。
楽天には頑張って欲しいな、と思いながら御飯を食べてTVを消す。
●仕事。
の合間にFちゃんとチャットする。
オンラインだから、メッセージ送ったのだけど、
その時、この人まだ電車に乗っていた。
「今まだ東小金井」という返信には驚いた。
電車の中でカチャカチャタイピングしてる人はたまに見かけるが、
電車の中でメッセンジャー立ち上げてる奴はそういないと思う。
とある相談をするつもりが話は全然わき道にそれて、
俺が猫ひろしを知らない、のは相当まずい。
ということになった。
そんなこといわれても知らないから。知らない。もしやと思い、
「ヒロシです…の人?」と聞こうものなら、いよいよ呆れられる。
みうらじゅん曰く、
「猫ひろしがいるなら日本も捨てたもんじゃない」
というぐらいの人らしい。
そりゃ相当な人だろうなあ、という予想はつくもこのサイトだけでは何もわからない。
動画何故か観られないし。
誰なんだ猫ひろし。相当気になる。
●サイモン・フィンのリマスター盤が相当いい。
昔スモールミュージックで借りた盤より4曲増えてる。
しかも、若かりし頃のデヴィッド・トゥープの写真まで載っている。
これを観るだけでも手に取る価値がある。
日本放送の亀淵社長にも全然負けてないくらいの変化がそこにはある。
あくまで見た目の問題。