●6月の写真アップ。
気が付いたら上半期が終わっている。
今月はほとんどカメラを持ち歩いていなかった。写真の数がすくなくていささか寂しい思い。というのも、野口里佳は普段カメラを持ち歩かない、ということに影響を受けたからではなく、ただ単純にカメラが壊れている。
●やっぱり友達のおもしろい顔が好きだ。
●まだ風邪が完全になおっていない。
鼻水がでる。今日の昼過ぎ、鼻水がたくさんでてくるなあ、と鼻の下を手でぬぐう。
鼻水かと思っていたそれは血だった。
なんの前兆もない鼻血。大人になってからの鼻血はいろいろやばいらしい。
ああ。びっくり。まわりにはティッシュもなにもない。トイレに行こうと、たまたま近くにあったオフィスビルへ向かう。
こんなときに限ってビルは非常厳戒態勢。テロ対策である。あからさまにまずい奴が来た。鼻から血をポタポタたらしながらビルに入ろうとする奴がいる。背中にはバックパック。非常厳戒態勢じゃなくたって、こんな奴はお断りだ。
「いや、突然鼻血が湧いてきました。」
「そうかお前は助平だ!」
なんてやり取りはあるわけもなく、よっぽど懐疑的な視線を背中にあびながらも何とかトイレにたどり着く。トイレットペーパーは水に溶けやすい。血でもしかり。いろいろ面倒くせえ。
ああ。今日もブッシュが憎い。
●虫が多くなってきた。夏だ。
外出中ではない、東京では外出中に虫なんかみない。我が家の中で虫が多くなってきた。
去年は大変だった。2度ほど室内にムカデが現れた。一度は刺された。多少痛かった。今年はまだムカデとはいかないまでも、見たことがない蜘蛛があらわれたり、やたら動きの速いカメムシみたいなものが現れたりと、もうとてもにぎやかな夏の夜。
お風呂に入れば、3日に2日の確率でゴキブリがいる。茶羽根のかわいいゴキブリがでる。熱湯で攻撃してやる。動かなくなるので、死んだものだと思いほっておくと、次の日にはいなくなっている。そしてその次の日またそのゴキブリがでてくるので、熱湯で攻撃してやる。動かなくなるので死んだものだと思いほっておくと、次の日にはいなくなって。。。なんて不毛な夏だろう。ここは楽園です。
●バルサンを買ってはいるものの、いつ使えばいいのか。そのタイミングが分からない。
●「あつい」っていう単語をきいたり、言ったりすると、どうしてもこの間のラルクのコンサートでみたハイドを思い出してしまう。ああ。洗脳されている。こうして、人はハイドに飛べと言われたら飛ぶようになってしまうんだろう。
●ジャニスへ。CD返して借りる。
●Kさんは今日からNYに行ったそうです。Dip the Flagのライブを観るために。
そんな理由でNYにいくような人は初めてだよ。格好いいよ、あんた。イーストヴィレッジのウィークリーマンションに滞在しているらしいので、ちょっと挙動不審の女の子を観たら声をかけてあげてください。
●起きると既に昼過ぎ。携帯にはOからの着信が残っていた。朝、フットサルに行くはずだったのです。ああ。2回目にして早くもダメ。
●スーパーにいって、マジックリンなどを買う。今日は換気扇の掃除をしようと思う。
今の住処に引っ越してきてからの1年半。換気扇にフィルターをつけていなかった。気にはなっていたが、そういうことはついつい後回しになってしまう。それでも最近は料理をしているときに油まみれのほこりが換気扇からホトホトと落ちてくるようになった。こうなるといよいよフィルターをつけるしかない。
まずは見るからに黒い換気扇の掃除。CMのようにマジックリンを吹き付ける。するとどうでしょう。泡とともに黒い油の固まりがどんどん落ちていく。これには相当おどろいた。ああいうCMなんか全く信用していなかったのだけど、全然誇張表現じゃなかった。ああ。ジャロは偉いなあ。
勢いづいて換気扇分解。大変綺麗にする。フィルターつける。
なんでもっと早くやらなかったんだろう。
●ラッキーなことに2,3日まえにこの日記で告知をしたTV。21型パナソニック製テレビデオに早くも貰い手が現れた。よかった。よかった。
夕方近く、CがそのTVを引き取りにやってくる。
The SmithのPV集をみたりする。Queen is deadのPVなどがデレク・ジャーマンだったことに驚く。そんなこと全然知らなかった。Cが見たいと言わなければ、そのビデオはずっと押入の奥に押し込まれていただろう。ありがとうございました。
●Cは車で来たので、帰りにそのままにドライブに行く。トウキョウのヤングがサタデーナイトにドライブに行くところっていったらそれはもうお台場しかない。
ダイバだ。
一度くらいヴィーナスフォートに行ってみたい。「うん。おれ。ヴィーナスフォート行ってるよ。」と言いたい。
そんな思いが強かったので、車中、ヴィーナスフォートヴィーナスフォート言ってたら、
「なんでそんなにヴィーナスフォート?」
と言われる。そうか。ヴィーナスフォートはもう流行のアイテムじゃないらしい。そう思って周りを見渡すと、2,3年前に来たときとはかなり様変わりしていた。ヴィーナスフォートではない、ビルやモールがたくさんある。
そうか。今の流行のアイテムはヴィーナスフォートじゃなかったよ。
アクアシティだ。
ダイバの一角、よく分からないモールの6Fでご飯を食べる。ブレードランナーのセットをそのまま持ってきたようなその6Fには、中華料理屋しかない。中華の哲人・陳健一を負かしたという何とかという人物が料理長のそのお店は、ほんとうに中華の鉄人を負かしたのか、というような味だった。もしくは、中華の鉄人は本当に鉄人?
"ダイバ・シティ"の続きを読む●朝、目医者さんへ。
ここ半年くらい会う人会う人に「目が赤い」と言われる。そんなこと言われなくても、気が付いている。具体的に言えば、ここ半年くらいではなく、もっとずっと赤い。2,3年は赤い。
いい加減、目医者に行くことにした。
かなり適当そうな目医者。視力を計って、涙の量を計って、なんとかかんとか。
「うーん。涙の量が足りませんね。」
そうか。俺は涙の量が足りない男か。って、ドライアイでしょ、それ。適当だわ。
「はい。とりあえずこの赤外線、目に当てておいて。」
と赤い光を放射する機会の前に座らされる。よく分からんが、とりあえず目に当てておけばいいのだろう。照射口とこれ以上ないくらい向き合っている。その赤い光はやけにまぶしい。心をうたれる。最近、これほど何かと向き合ったことがあるだろうか。そんなことを考えながら、「この赤い光を見てればいいんですよね?」と先生に聞く。
「いや、見ちゃダメだよ。目は閉じておかなきゃ。」
おかなきゃって。お前。
目薬2つ処方される。
●ここ一週間、メーラーが壊れている。
スクロールするとこの有様。スクロールすればするほど、文章がにじんでいく。不安になる。
これがただのループだったらそんなにショックは受けないだろう。「ああ。コンピューターっぽい。」とか思ってなんか納得できる気がする。でもモニター上でどんどんにじんでいくというのは、どうだろう。なんでドットのくせににじむ必要があるのか。フォトショップでグラデーションでマスクかけたの?というようなにじみ方。こんなメーラー嫌だ。
初期設定とかアカウントプリセットとかは一度捨ててみたものの、改善されない。
どなたかMacに詳しい方、対処法を教えてください。
apple純正のメーラーに乗りかえるしかないか。面倒だわあ。
●そして風邪をひいたっぽい。熱っぽい。熱い。ここ最近、かなりワイルドな生活だったからだろうか。サッカーしたりハイエース運転したりしたものねえ。でも一番の原因は、ラルクのライブだと思う。トウキョー、熱い。
●代々木体育館へ。KCMとラルク・アン・シエルのライブに行く。この間、宇多田ヒカルのライブに行けたのもかなり嬉しかったが、今回もそれと同じくらい。いや自腹をきっていくことがあり得ないという程度でいえば、ラルクの方が嬉しいかも。
とりあえず舞台装置のゴツさとラルクファンの熱狂ぶりに圧倒される。すごい人気者だよ、ハイド。ハイドだるそう。かなりだるそう。ああいうのがモテるのか。マイクスタンドにもたれかかりながら「東京、暑いよー。」って何度もいう。いや「トウキョー、アツいよー。」だったかもしれない。
レイヴどころの騒ぎじゃないですよこれは。
そして音響、舞台装置がもう凄い。キダムどころじゃない。キダム(みたことないけど)は超人的な身体能力でこちらを熱狂させるらしいが、ラルクの場合、人の介在する余地はない。前で演奏している4人はCGだとしても同じ効果が得られるだろう。もっとも実際CGと変わらない。レーザーやら炎やらでかいロボットみたいな奴やらでもう気が狂いそう。そして音響がびっくりするくらいよかった。低音がガンガンくる。服がふるえる。
帰り際、人の波に巻き込まれながら渋谷方面へ歩く。ラルクのライブ、来ている人の95%が女だ。年齢層も意外に高い。ハイドに「飛べトウキョーッ!」って言われたら、本当にジャンプするような年齢層が高い女達だ。ここでハイドが言っている「飛べトウキョー」は、この間一人で飛んでいったクボヅカとはまた違った飛び方だと思われがちかもしれないが、全く一緒。
これがアヤヤとかのライブだったら、95%が男な訳でしょうきっと。95%の男が飛んでいる図。それはちょっと見たいが、行きたくない。
●Mちゃん大変貴重な体験をどうも有り難う。
●ご飯食べて帰宅。
●深夜12時。近くのレンタカー屋さんでキャラバンかりる。ハイエースは今出ている、といわれたので、キャラバンになった。
「ハイエースとの違いは、フロント部がでているかどうかですから。こっちの方がスッキリしていますよ。」
とレンタカー屋の店員は言う。どちらでもいい。ハイエース型の車をかりるのは、何か訳があるからに違いない。この状況になってもまだ車の外観を気にする奴がいるのか。いるのか?!そんなオシャレな奴がいるのか?!
●表参道へ。車を運転するのも久しぶりなら、ハイエースなんて運転したことない。ドキドキですよ、もう。山手通りはいつ終わるともしれない工事をしていてエレクトリカルパレードのよう。なんとかW家到着。今夜でこの部屋ともお別れとは寂しいものです。明日、部屋を引き払うW君にTVやら食器やら七輪をもらう。バイト帰りのMちゃんはソファを手にいれる。で、永福の自宅にTVを置いたあと、埼玉県蕨市へ。蕨というのは、さいたま市のすぐ南、荒川をこえたところにある小さな市らしい。Mちゃんが蕨に住んでいるというのは知っていたが、まさか自分が蕨に行くことになるとは。しかもハイエース。暴走族に囲まれたらどうしよう、とかそんなことしか考えられない。運転どころじゃない。
●で、意外に近かった。運転も思ったより余裕だった。途中から煙草を吸って携帯メールをして文庫本を読みつつ運転するような余裕も出てきた。夜が明けてくる。朝のドライブは気持ちがいいはずなのだけど、まわりはトラック野郎ばかりだし、めがねは何処かに落とすしで、もう大変な環七。
●そんなわけで素敵なフラットTVをもらったので、東京に来て以来ずっと使ってきた21型テレビデオが余っています。どなたか、21型テレビデオ欲しい方いませんか。ステレオです。パナソニックです。もちろんタダなので、引き取りに来て。もしくは着払いで送ります。
●またもやおもさん。
「またもや、表参道」の略です。分かることは、僕が表参道にまた来ているということ。他ならぬ私がまた表参道でオサレしているということでしょう。でも東京出身のオサレさんは表参道に行ったところで、「またもやおもさん」、とは言わないわけで、じゃあ東京出身者はいつ「またもやおもさん」的な事をいうかというと、花巻市とかに行ったときだと思う。田園風景の中、宮沢賢治館なんかに言ったときに誇らしげにつぶやくのだろう。
「たんぼっていいYOね。」
じゃあ、田んぼ耕して35年の新潟県・林大介さんは東京者よりもオサレだと言えるのか。彼も場合によっては「たんぼっちゃいいだ」ということは口にするかもしれない。しかし同じ事を言っているように聞こえても、実際両者のそれは全く異なる視点で語られている。異なる田んぼについて述べられている。
東京の人の田んぼは、いうなればギャルソンでしかないわけで。土の香りとか、空の色とかと自分の間をとりもつコーディネイトについてしか考えられていない。いっくら大口たたこうが、もうコーディネイトでしかない。それ以上にすることは不可能な田んぼ。
逆に新潟の林さんの田んぼは、もう純粋に田んぼでしかない。語る意味もない田んぼがそこにはある。俺は米がとれればいい。
どちらがいい悪いではなく、田んぼはどちらでもない。
一見、林さんの田んぼの方がいくらかましなことを言っているように感じるかもしれないが、それはディジリドゥの奢りだ。エアーズロックはそんな風に落ちてきたんじゃない。
●で、また飲んでる。ベランダで七輪。もう田園もなにもない。
水曜に引き払われてしまうこの素敵なW邸からTVを譲り受けることになりました。七輪ももらいます。わーい。
ありがとう。大切にします。
●明日はちょっと修羅場でしょう。
●原美術館へ。Nと野口里佳の展示を見に行く。
野口里佳の写真をみるのは初めて。本やには平積みされていたりするのだけど、なんとなく手をのばしていなかった。で、展示よい。冒険写真家なのかと思うほど、海底遺跡やらロケットセンターやらといろいろな場所に行っていたりする。写真とタイトルのバランスがなんかおとぎ話のような。
初めて原美術館にいったのだけど、もう素晴らしい場所でした。中庭のような場所ではオシャレなカップルがティをしている。僕らもまけじとオシャレにティをする。果たしてオシャレにティできていただろうか。
●下北沢に行き、ジャージを買って帰宅。そしてそのまま八幡山へ。フットサルをする。
Oが最近、仕事先の人たちと始めたというフットサルに参加させてもらう。かれこれ一年ぶりくらいにボールを蹴る。予想はしていたことだったが、やっぱりボールとは関係のないところで足がもつれたりして転んだり。ボールとは関係のあるところでも、もっとそれ以上に足がもつれて転んだり。
もう最初の試合で吐き気を催すほどの疲労感に襲われる。両足つる。なんなら腰、背中くらいまでつったかも。
でも続ければ多少は体がよくなってくるらしい。
続けるしかねえ。やるしかねえ。と息巻くと、来週は朝9時スタートらしい。ちょっと考えさせてください。
●三鷹芸術文化センターへ。
今日は田口トモロヲの朗読会なのです。
昨晩、Uにチケットを受け取ると、なぜか2枚ある。3ヶ月ほど前、そんな素敵な催しがあると教えてくれたUは、僕に「チケット何枚いる?」と聞いたらしい。そのときになぜか僕は「2枚!」と答えたらしい。そんなことを行った覚えはまったくない。誰といくつもりだったんだろう。6月になればジューンブライドでもしてると思っていたんだろうか3月の俺。なんてバカ。そんなバカに付き合ってくれてありがとうSちゃん。
●会場は意外にも中高年層が多かった。プロジェクトX効果なのですか。
トモロヲ格好いい。おもしろい。
朗読を始める前のMCの一環として上映された「ばちかぶり」のライブ映像はかなりの衝撃。始めてみた。なによりも格好が大変いい。トモロヲがかつてあんなにも狂い咲きサンダーロードしてたなんて全然知らなかった。いや音楽とか言葉とかではなく。ライブ衣装が狂い咲きサンダーロード。
で、朗読。太宰治「人間失格」。後半数回もっていかれてしまった。失格だわあ。
帰り際、Sさんに会う。おひさし。
●高円寺にいってCとYちゃんの出し物を観る。なんでフリッパーズの歌とともに登場なのかは全く分からないが、映像・音楽付きの「べびー・うーとちいさなきりん」はとてもよかった。
●で、ほとんど寝てない。家にも帰っていない。そのまま仕事。もうやばい。Tシャツは訪ねた家々で借りているのでまあ大丈夫だとしても靴下からパンツまではほぼ3日目。ていうか、ほぼでもない。3日目。
●帰宅。仕事。シャワー。終電。三鷹。K家パーリー。
明け方近く、井の頭公園で花火する。しばらくしてから警官が自転車にまたがってやってきた。颯爽と現れた。怒られた。
「はやく消すっ!」
その警官はその後、少し離れたところにあるベンチで寝ていたロッカー風の男にも声をかけた。なんて言っているのかまでは聞き取れなかったが、きっとこう言っていたんだと思う。
「俺も昔はロックしてたんだよね。」
そんなことを言われたその男は、ギターと生活道具一切が詰まったその大きなカートを転がして、そこからトボトボと立ち去っていく。ロックだわあ。
●眠たくならないのが不思議なくらい寝ていない。ご飯とお菓子は別腹です。
●K家で寝る。久しぶりにたくさん寝る。
●結婚おめでとう。Uが結婚するのです。
ああああ。本当におめでとーっ。
ロックだわあ。
●昼、Oと公園ランチ。Oは明日からいきなり北欧に行くという。なんでやて。
●表参道。Tちゃんと待ち合わせ。どうもお久しぶりです。Tちゃんに会って思い出したのだけど、僕の中での口琴ブームはいつの間にか過ぎ去っていた。そろそろまた始めないと間に合わなくなる。何に間に合わなくなるのかよく分からない。でももうすぐ夏が来るのですから。
NYから帰ってきているW君と会う。仕事帰りのFちゃん、Mちゃんも来る。なんで今こういうメンバーでここにいるのかが面白い。4年くらい前の夏の旅行でたまたま知り合ったW君がいて、そのW君の彼女の友達にナンパされたMちゃん、でW君がいま在籍しているNYの大学院に以前いたTちゃん、でそのTちゃんの会社の同僚のFちゃんは僕の大学の同級生。この繋がり方であっているのかどうかすらもう酔っぱらっていてよく分からないのだけど、ああおもしろい。ああ寝不足。
●そして今夜もまたユーロ観戦。昨日は社長宅でプラズマユーロならば、今日は表参道でユーロ。そんなになんでみんなWOWOW入っているのかが不思議でならない。みんなでWOWOWする。おれも自宅でWOWOWしてえ。
●今バリバリ制作しているW君やTちゃんの話を聞く。FLASHとMAX/MSPをネットワーク経由でつなげて、風向きがどうとかこうとか。もう全然理解できない次元。でも話をきいてるだけで楽しい。ひさしぶりにそういうメディアアートっぽい(ていうか、メディアアートなんだけど)話をきいて何だかドキドキする。
●東中野のE宅でユーロ観戦。WOWOWに加入しているからという理由でE宅が選ばれた。しかし初めて訪れたE宅はちょっと凄かった。社長。プラズマテレビがあるよ。空気清浄機もあるよ。壁は打ちっ放しだよ。しかもこの社長はなぜか最近、サッカーの審判の資格を取得したりしている。しかもこの社長は今週末からそのユーロ観戦のためにポルトガルに行くらしい。社長は凄いよ。
●で、その折角のプラズマユーロもままならないまま寝てしまう。ああ。寝不足。
●興味深い事を聞いた。
この間みにいったkiiiiのライブ。公演が始まる前、ステージの前にいって写真をとっていていたのだけど、そのときに舞台にはkiiiiの格好をしたYちゃんやCがいた。それ以外にもたくさんの女の子がステージにいた。その中の一人が僕をみてYちゃんにこう言ったそうだ。
「あれ。だれ?」
「あれは私の友達だよ。」
「ああ(よかった)。本物かと思った。」
意味がわからない。
なんで本物呼ばわりされなきゃいけないのか、意味が全くわからない。身に覚えもない。
ここで彼女がいっている本物とは決して、「本物=実在」ということではないはずだ。仮にそうだとしたら、その彼女の方がいままさにまずい状況にいる。しかし彼女はきっと、知らないけど、悲惨な状況にはいないだろう。だとすると、ここで言われている「本物」とは、他のことを指しているようだ。他の本物。よく分からないのだけど、考えてみるといろいろ思い浮かぶ。オシャレにいえば「アキバ系」。そういう言い方じゃなければ、「巣鴨系」。もっとくだいていえば、「きもちわるい」。口語調に言えば「ややや。まずいぞ」ってことだろう。
まんざらでもない。
そしてその失言をたたいた女に是非会わせて欲しい。言い訳をさせてください。
●Yちゃん来る。ポートフォリオ借りる。
仕事先で借りてきたロボットCAGEの作品集観る。坂井治さんという人の作品がもう本当すっごい。すっごいことになっている。静止画が動いている。アニメーションなので静止画がうごくのは当たり前なのだけど、フレームフレームごとの完成度が静止画のような素晴らしさ。それが動く。音もすごい。うわーん。
●日記をまたためてしまっていた、ということを書いていてポストするとなぜか文字化け。
もう書き直すのは面倒です。
ジャニスに行った。
倉地久美夫と渚にての新譜がよかった。
●夕方、M来る。踊り子のMは、自分が出た仕事のビデオをまとめたいらしいのだが、踊り子なのでビデオのダビングの仕方はおろか、最近買ったDVDプレイヤーとテレビを繋ぐことすらできないらしい。まあ踊り子なのでそれも仕方がない。いわれるがままにビデオをダビングする。VHSビデオからVHSビデオなので、つなぎがどうにもうまくいかない。何度もダメだしされる。Mは看護婦の格好して踊っていた。まあ踊り子なのでそれも仕方がない。
Mは小学校からの知り合いなので、この間いってきた地元の結婚式の写真をみせると相当受けている。
「うそーっ。全っ然違うやん。ふけたねー、みんな。」
といっているお前こそ。
●今日はフットサルをする予定だったが、どうやら今日は午前中だったらしく、Oヤンに電話すると既に終わっていた。おしえてくれよ。こっちはこの日のために2ヶ月前から体作っていたってのに。
●夜、歌舞伎町クラブハイツというキャバレーへ。
Kiiiiが出演するイベント「カリカ家城のキャバレー大好き!!」を見に行く。初めてのキャバレー。きらびやかさに相当びびる。
Kiiiiの前に出演していた大阪の芸人さんが相当に面白かった。名前忘れてしまった!
KiiiiはKiiiiの格好をした子(YちゃんやC)がとてもたくさんいて、その人たちがずっと何かをするのかと思っていたのだけど、何もしない。もくもくと搬出搬入するそれがやたら面白かった。やたら広くて音がぬけてしまっていたけど、kiiiiはやっぱり格好よい。仕事あるので、「カリカ家城のキャバレー大好き!!」というイベントだったのだけどそのカリカ城のカリカの劇はみずに帰る。帰り際、TさんにKiiiiビデオもらう。勉強するよっ。
●明大前でCとご飯。
帰宅。「ダウンタウン・ガキのつかいやあらへんで vol.1」を観る。おもしれー。
●KYCと下北沢へ。
とても素敵なTシャツを買う。僕としてはラング並みのクオリティだったのだけど、Sに一言、
「巣鴨系やん。」
と言われる。まんざらでもない。
●池の上。Nに教えてもらったとても素敵な屋上へ行く。
Nに教えてもらったのだけど、Nはしきりに「秘密の場所だから、秘密の場所だから。」と連呼していた。Nも「秘密の場所だから」といって友達に教えてもらったらしい。となると、その秘密の場所はどうやら既に多くの人が秘密の場所として認知している場所であるようだ。それは間違いなく秘密の場所だろう。もっとも誰も知らない秘密の場所はきっとどこかにあるかも知らんが、それは誰もしらなかったら秘密でもなく、場所でもない。
そういう風に考える場合と誰もしらなくてもただただそこにある秘密の場所の存在を信じる場合の葛藤。ケースバイケース。
そういうのはやっぱり駄目だろうか。
とにかく素敵な屋上だったのです。秘密です。
●あとは特記事項としてオーウェンを見た。
●はなきんデータランドというTV番組があった。
どらえもんの後に放送していた気がする。
やっくんが司会だったような気がするが、もしかしたら風見しんごだったかもしれない。
データランドなんていう名前からして察しもつくが、その番組は主にデータだった。ちまたで話題のその商品、たとえば夏のおもしろ海水浴グッズベスト10などが企画されていた。当時、歌番組を除いて他にそんな番組はあまりなかった気がする。データ、データってデータランドなんていっちゃっているんだから、やっぱり他にそんな番組はなかったんだろうと思う。それにしてもはなきんとデータランドがどう結びついているのかがまず分からない。
それにしてもデータとは一体なんだろう。とりあえず「はなきんデータランド」で言っているデータが今でいうデータとは全く別物であることは分かるのだけど、それ以上の手がかりはない。いや今では探せばいくらでも手がかりはあるのだろうけど、当時はインターネットもなかった。そうなると、当時は「はなきんデータランド」のデータこそがデータであった。少なくとも当時どらえもんの後番組としてそれを見ていた人にとっては「はなきんデータランド」こそがデータであった。そんな人たちが大人になってこうしてインターネットを使って日記を書いたりしている。
それってBLOGとかトラックバックとか格好いいこといったりしているが、その果てとともに根元にあるのは結局「はなきんデータランド」か。
とりあえず司会はやっくんだったのか、風見しんごだったのか。もっと別の誰かだったのか。
そこらへんから整理しないとどうにもおぼつかない。
●夜、KYCYS来る。はなきんです。
●約束通りOと赤坂でお昼ご飯。それにしても全然OLっぽくない格好で働いてるOは。あなたそのままレイヴ行けちゃうよ。弁当買って公園で食べる。ゴーヤ弁当うまい。あずき茶っていうものがあることも知る。
●夜。アカシヤだったかアカシアだったか覚えていないのだけど、「アカシアの風がやむとき」なんて歌もあるくらいだから多分アカシアだろう。アカシアでJとご飯を食べる。
新宿アルタ裏の路地にあるロールキャベツとご飯で490円というお店。時々行く。そして大抵混んでいるから、相席は当たり前。今夜も4人がけのテーブルにJと隣通しに座らされる。目の前ではサラリーマンのおじさんが一人でロールキャベツを食べている。それもこれもHが来なかったから行けないのだ。
それにしてもロールキャベツうまい。
●Jが企画している今度の展示で16mmの映写機がいるらしく、それを探すのを手伝っている。で、今日その展示の詳細をおしえてもらって驚いたのは、それがコクトー・ツインズがテーマというかキーワードみたいになっていること。コクトー・ツインズ!ひさしぶりにその名前を聞いた。好きだったわあ。なにか嬉しいぞ。ポップになっていった後半よりも4ADの頃の暗いのがとても好きだった。その一環としてmanual(morr music)のライブがあるらしいのだけど、manualもコクトー・ツインズが好きと言うことか。
●Nの家に寄る。またさらにいろいろもらう。今日は洗剤ももらいました。
●なんだかんだで、既に朝。まずい。
●今頃なんですが、言い忘れていた事があった。
クボヅカは飛べてた。
25m落ちたら普通死ぬよ。そう考えると、やっぱり。やっぱりクボヅカは、実際飛べたんだよね。ポジティブな愛の力で人は飛べる。最近でいうと飛べた人っていうのは、麻原くらいしか思いつかない。あいつも実際飛べてた、っていうか浮いてた。だって僕は写真をみたことがあるよ。デビッド・カパーフィールドはもちろん別。だってあの人はマジシャンだから。
●スチャダラの新譜、聴く。一月遅れで4年越しの愛を受け取りました。実際、スチャダラをよく聴いていたのは3rdか外伝くらいまでだったので、十年近くぶりの愛になるのかもしれません。そしてこれこそポジティブな愛。よかったわー。歌をきいてたら、トブトバナイって言っていたものだからクボヅカを思い出してしまった。不覚。
●「キリクと魔女」観る。
公開していた時から何かと話題だったし、ジブリ・コレクションなのでかなり期待していた。
色すごい。この発色はちょっとない。動きがへぼいのがまたいい。音楽もいいし、絵もいい。
でもこれがジブリコレクションに入っているのがよく分からない。ジブリコレクションだからといって、ジブリ並みのアニメーションの完成度を期待してみてしまうとちょっと肩すかしかも。
肩すかされたかも。
●夜、Nの家へ。今月中旬に家を引き払うNの家のいらない家財をM君と観に行く。
追いはぎって呼びたきゃ、呼んでくれ。
構いません。もう天板が欲しいのです。ミキサーが欲しいのです。風邪をひいているNをムチうち天板運ぶのを手伝ってもらう。
M君は鏡をかかえて帰っていった。
追いはぎしておいてなんだが、部屋からどんどんモノがなくなっていくのはちょっと寂しい。そしてどんどんモノをあげて、東京をひきはらい、岐阜の山奥に紙漉にいき、あげくはドイツに行くというNの決断と行動力に感心。キミは凄いな。
そして俺の家のものはどんどん増える。もらえるものは何でもとりあえずもらってしまう。これをまず何とかしなけりゃ何処にも行けない。「熊野からパタゴニア・果てから果てツアー」をするのは一体いつになるのでしょうか。
●昼、作業。
●夜、YちゃんMくんTさんたちが来る。ぞくぞくとCKRTYも来る。気が付いたらやけに大人数だった。グリーンカレーが全然たりない。4人分のカレーを無理矢理牛乳で薄めたら、どうにもマイルドな味に仕上がった。でもまだ辛い。大変辛い。
●TさんはKiiiiiというバンドをやっている。この間ライブを見に行ったのだけど、格好良かった。chicks on speedと似ていると感じた。音が似ているとかそういうのじゃなくて、きっと好きなモノが同じなんだろうな、という感じ。Kiiiiiiは、今度、京阪ツアー(?)に行くらしいので、関西在住の人は行ったらとてもいいと思います。
●最近、またも日記が滞りがちな上に短かったりする。その上、数日遅れている。うへー。
●終日、作業。
三鷹K家での催されていたBBQ大会にも行けない。
行けなくて悔しいから、とりあえず「スパイキッズ3D」を観る。
●もともとは3Dめがねをつけて観る立体映画だったらしいのだが、DVD版は通常のカラーに変わっていた。ていうか、レンタル屋ですぐ隣にはメガネ付きバージョンもおいてあったのだけど、どうにもそちらは借りられなかった。本当はそっちがよかったんだけど。
想像してみて欲しい。
土曜の午後に自宅で一人、3Dメガネを付けてTVに食い入る男がいる。
いや、いる。
●面白くなかった。スパイキッズは1が一番おもしろい。
●青山一丁目からあるいて渋谷H家へ。
ひさしぶりにきた。PS2はさらに壊れていた。TVも壊れていた。電源をONにしてから10分たたないと映像がでない。
●朝6時、HKと練習。なぜか寝ないで渋谷氷川神社でサッカーする。
なぜか寝てない。なぜか神社。
小学生用の3号球をつかってセンタリングからシュートの練習。Hがヘディングの練習をしたくてしょうがないらしい。何のための練習なのか分からないのだけど、とにかくセンタリングからヘディングの練習をするしかない。25歳、ヘディングの練習をするしかない。
●お墓参りにいくと言いカメラをぶらさげて自転車にのっていくHのお父さんがとても素敵だった。
●なんだか急にいそがしい。Oの踊りを観に行くはずだったけど、それも結局行けず。残念。前売りとっておいてもらったのにごめんなさい。
●日記も短めに寝る。
●ここ2日ほど、我が家にはガスがきていない。
ガスが来ていないといっても、それはマイク・インクが我が家に来ていないということではない。マイク・インクは今、来日していない。例え来日していたとしても、来るのは我が家ではなくリキッドルームあたりだろう。リキッドルームがない今となっては、どこにマイク・インクが来るのかも分からない。となると、もしかしたら我が家にも来るのかもしれない。だからそもそもガスとは、マイク・インクのことではない、ということは最初に伝えたはずじゃなかったか。
都市ガスが止まっている。
電機も水もあるのに、ガスがない。そもそも事の起こりは一昨日の深夜のことだった。シャワーを浴びようと裸になってお風呂にはいったのはいいが、なかなか湯沸かし器のガスがつかない。また故障かよ。どうしようもなく裸でくやしがったが、結局その晩のシャワーは我慢した。
異変に気が付いたのは昨日の朝だ。おみそ汁を温めようとしても火がつかない。ガスが止まっている。止められている。
なんの前触れもなかった。そういえば引き落としの口座にお金をいれるのを忘れていた。しかし、何の前触れもないのは明らかに可笑しい。NTTからは6月中旬に電話が止まるとの通知が来ていた。
その異常事態を確信したのは、昨日の夜だ。シャワーを浴びようと裸になってお風呂にはいったのはいいが、なかなか湯沸かし器のガスがつかない。そういえばガスは止められていた。どうしようもなく裸でくやしがったが、結局その晩もシャワーは我慢した。
そして今夜、お金を振り込むのをまた忘れてた。今日はひさしぶりの銭湯でも行くつもりだった。代田橋の商店街の中には銭湯があった。6年前くらい、大学受験でHの家に滞在していたときに通った銭湯。ちょっと楽しみですらあった。
郵便受けをに東京ガスからの通知が一通。
「6月7日までに銀行にお金を振り込んでください」
って、もうガス止められてるし。
ふと家の脇のガスメーターを確認してみる。
点滅している。なんらかの異常事態でメーターがガスを止めたことを通知する点滅。あら。
ボタン押したらガスが出るようになった。
この2日間のことを悔やんでもしょうがない。
なぜマイク・インクがうちへ来ないのかを悔しがることにする。