●朝、帰宅。
昼過ぎに起きる。
●年賀状の続き。
もう何のために描いているのかすら分からなくなってきている。
●夜、リモコンって便利。って思いながら格闘技を見続ける。取り決めでもあったのか、好カードはかぶらずに各チャンネルをまんべんなく堪能する。
かといって、素晴らしい好試合があったわけでもなく。
ハワイの長谷川京子がダメダメだったり。
高田は、やっぱりどうしたいのか、良くわかなかったり。
なぜスティービー・ワンダーを登場させて、ブルースハープなのか。歌わせろよ、といったことを思ったり。
で、格闘技が全部終わった時にNHKをみると、ちょうどスマップ。
スマップの一人勝ちでしょうコレは。
●この間、Iさんに言われる。僕は、去年の年末、どうしようか、どこ行こうかと、かなりオロオロしていたらしい。自分の過去の日記を見てみると、やはりそんな感じだった。オロオロしていた。
今年は、そんなにどこにも出かける気もしない。
実家で炬燵。
炬燵でみかん。
まったりウトウト。
気が付くと手が黄色い。
岐阜はそんな大晦日です。
●毎年のことだけど、やっぱり今年も面白かった。
こんなダラダラ日記の場で言うのもなんですが、仕事からキャンプまで、みなさんどうもお世話になりました。ありがとうございました。とても楽しかったです。
来年もまた、もう少しいろいろ良くなるように、もう少し頑張ります。3分増しくらいで頑張ります。
よろしくお願いします。
よいお年を。
●実家の掃除。とても綺麗になりました。
●年賀状の続きを描いたりする。
最初は実家に余っていた年賀状があったので、書き始めたのだけれど。書いているうちにドンドン書くことそれ自体が面白くなってきた。それで、もう余っている年賀状がなくなったので新しく年賀状を買ってきた。そしてまた出す相手もいないのに年賀状だけどんどん書いている。東京に住所録を置いてきてしまったので、ほとんど誰の住所もわからないので困っている。
でも別にいいのです。
●夜、高校の友達とビリヤードに行く。面白い。ビリヤード面白い。
●で、そのあとIの家へ。
Iが最近購入したというCOCCOのDVD見る。
「ゴミゼロ大作戦」
とかそんな感じのタイトルだった。なんでもニュース23で放送されたドキュメンタリーの完全版らしい。
それでこのDVDがかなり良かった。
●もともとCOCCOは、結構好きだったのだけれど。
でも彼女が沖縄に帰った後のことといえば、ちょっと前に絵本を出したと言うことくらいしかしらない。
この2年間、ずっと絵本を描いているとばかり思っていた。絵本を描き出す前に、とりあえず2年間も海のゴミ拾いをしているなんて全然知らなかった。
「一人でゴミ拾いをしてもらちがあかない。」と悟ったCOCCOは、歌をうたうことにする。沖縄県内の中高生に声をかけて、一緒に歌を歌うことにする。ゴミゼロ運動を一人で行うのではなく、みんなで力をあわせてやろう。と思った。綺麗な海を取り戻そうと思ったのです。
というような内容のDVDです。
言葉で書くと、かなり悲惨な内容ですね。言葉で書いてあると、ベクトル違いのThe虎武竜と勘違いされてもしょうがないでしょう。なんて薄っぺらいこと言ってるんでしょうか。
●でも実際にここの言葉で書かれたことだけを、実際に実行している人を初めて見ました。はっきりいって完全にCOCCOはキテます。それはデビューしたときからだと思うけど、彼女は変です。素敵です。こんな目をした人はそうそういない。そうそういても嫌だ。
●筑紫哲也との海辺での対談(になっていない)がかなり面白い。
筑紫哲也はご存じの通りニュース23の司会者。若いときはピースボートに乗り、世界を回ったという話をことある度に話すような感じの元ヒッピー。で、現文化人というタレント。そういう元ヒッピーというか、そういう人がCOCCOにインタビューをするべきじゃないと思う。もう彼はCOCCOにビクついていた。おびえていた。ちょっと筑紫が可哀相ですらあった。本物による本物のコメントを、受け流すことだけしかできない筑紫哲也。きっと元ヒッピーには重すぎたのだろう。
●で、歌。
●感動。泣きそう。良かった。
●2003年の終わりに良い物を見せてくれて有り難う。
俺も買おうかな。これ。
●名古屋へ。
高校の時の友達Sが、お洋服の店を開いたらしいので、そこへ遊びに行く。名古屋は矢場町、パルコの近く。詳しい場所は僕もよく分からないので説明できない。
フルールというお店。セレクトショップ。(本当はカタカナじゃなくてアルファベットだったけど、覚えていません。すいません。)
ふるい旅館を改装して作ったというそのお店はなんだかお洒落でした。緊張しました。
●で、友達が頑張っている。しかも同い年。一城の主。23歳で店を持とうと決意し、その半年後には友達とオープンしたらしい。半年っていうのには、相当驚く。計画性がなさすきるんじゃないか、とおもうところがないわけじゃないが、でもそれよりその行動力に感服。
で、かなり感動。
がんばれS!
●2004年は僕もセレクトショップをオープンしたいと思います。
●余った年賀状があったので、数年ぶりに年賀状を書くことにする。
余った年賀状があった、なんていうのはもちろん建前。ほんとうのところは、この間の「北の国から」再放送が大きい。小学生の時、誰からも年賀状をもらえなかった正吉にむけて蛍が描いた年賀状。そんな素敵な年賀状を僕も描いてみたいのです。
そんなふしだらな理由で描き始めたのだけど、これがすごく面白い。
これが例えば、世界を股にかけるビジネスマンとかだったら大変だろう。200枚や300枚じゃきかないだろう。それくらいの数の年賀状を出さなくてはいけない。面白いも何もないだろう。ただの義務。しかし僕の場合、仕事でお世話になった人とかではなく、まったく近くにいる友達にしか出す予定がないので、もう楽なものです。しかもたったの20枚程度。
20枚程度でいちいちデータをつくって、プリントアウトするのも面倒なので手書きにする。一枚一枚ちがうのを描く。大抵、来年の干支である猿が描かれているはずだが、中には犬を描いてしまったものもある。間違えて犬を描いてしまったので、とりあえず吹き出しは「ニャー」としておいた。これでもう猿じゃなくても関係ないだろう。
●描いたはいいが、よく考えたら誰の住所も知らない。とりあえずアドレス帳をざっとみて気が付いた人にメール。
「住所を教えてください」
で、あとから気が付いたのだけど、CCで出してしまったので、送信アドレス筒抜けのようです。CCで来てしまったみなさん。ごめんなさい。
もしメールが届いていない人がいたら、こちらまで住所教えてください。もれなく年賀状を出させていただきます。
●って、年賀状ってそういうものなのか。
●実家には小さい畑がある。母が一人でトマトとかキュウリとか育てている。その畑仕事手伝う。草抜き。今の季節に抜いておくと、春先に悲惨なことにならずに済むらしい。ルパンつれて、畑へ。
うねを作る
●前にも言っていた気がするけど。
土いじりやっぱり楽しい。
来年の目標は、やはり家庭菜園。
あと。来年のひまわり日誌は、ちゃんと終わらせたい。
●昼おきる。
部屋がかなり汚い。昨日騒いだからなのだけど、それにしたってコタツの上とかちょっとひどい。軽く部屋を片づけてから、KTとご飯。一風堂でラーメン食べる。ここにはラーメンよりも美味いものがある。味付けもやしだ。付け合わせとして、テーブルに常備されている。好きなだけ食べていいもやし。それはさすがにしたことがないが、きっと白米だけ頼んでそのもやしでご飯を食べることも可能だろう。それくらい美味い。
で、そのもやしの作り方を店員さんに聞く。これを家でも食べたいのです。
でもやっぱり教えてくれない。
「いろいろ入っているんですよ。モヤシとか。ごま油とか。一味唐辛子とか。。」
バカにしてるのか。怒っているのか。
モヤシ食ってんだよ。知ってるよ。
って、こっちが聞きたいのはその先なのです。
●帰宅。さらに部屋を片づける。荷物まとめる。今から岐阜へ行く。帰省。
●お茶の水ジャニスに寄る。今年から始めたという年末の福引きをしてみたい。一等はiPod。これがなんとしても欲しい。
社長はこの為に、あの商店街などでよく見かける回すタイプの福引き器を買ってきたらしい。
ガラガラする。
赤い球が出る。カランカラーン。なんか当たった。
レンタル無料!
わーい。
iPodは当たらなかったが、レンタル無料でも十分嬉しい。6枚しか借りてなかったのが悔やまれる。1000枚くらい借りときゃよかったよ。
●品川から新幹線。
名古屋着。改札を抜けようとすると、切符がない。何処にもない。
あ。
確実に車内だ。窓辺に切符を置いてきた。
●昼、渋谷へ。前、仕事でお世話になっていたMさんとSさんに会いに行く。一年近く前に、ほんの少しだけ働いていただけの間柄なのに、とても親切に応対していただく。すっごく嬉しい。紹介してくれたIさん、本当にどうもありがとうございます。
Mさんにはいろいろ為になるお話を、Sさんにはカルボナーラを奢ってもらう。地道に頑張ろうと思う所存です。
●で、また来ます。
●帰り、お世話になっていたプロジェクトルームに寄る。懐かしい顔が勢ぞろい。どうもみなさん、おひさしぶりです。マヨネーズとかウエハース、だしの素などいろいろもらう。わーい。どうもありがとうございます。これで年が越せます。
今後、だしの素が切れたら、京王ストアじゃなくてNHKだわ。
●帰宅。掃除。
●近くのファミレスへ。Nさんとお茶する。Nさんも前の仕事で知り合った方。なんだか今日は、ひさしぶりの人に多く会う日だ。一年ぶりくらいにお会いしたNさんは、以前より幾分ぽっちゃりしていて肌もツヤツヤ。なんだかとても健康そうな感じになっていた。
仕事のこと、生活のことなどいろいろ話す。やはり生活リズムがにている人の話は凄く共感できて面白い。
最近まとめたイラストのファイルを見せると、なんだか気に入ってくれて絵を2枚もらってくれた。初めて人にもらってもらう。これもまた嬉しい。
●夜も遅く、10時ごろから金曜御題会兼忘年会をする。ミソチゲ鍋。
昨晩ほとんど寝ていないこともあって、始めはかなりテンションも低かったが、夜が更けるにつれて徐々によくなってきた。眠たくなくなっていく。そうです、今日で仕事納めなのです。って、別に納めるものもないんですけど。世間一般的には今日で仕事納めなので。
かなり騒いだと思う。この部屋に引っ越してからこんなに夜遅くまでワイワイ騒いでいたのは初めての気がする。隣の人ごめんなさい。
仕事納めなので無礼講ということで。ここはひとつ。
別に僕が納めてる訳じゃないんですけど。
●朝、H宅から帰る。すごくよく眠れました。どうもお世話になりました。
昨日知り合ったばかりのT君、Rちゃん、Yちゃんとなか卯で朝ご飯、ドトールで朝コーヒーしてから帰る。朝の井の頭線下りはとてもいい。
●Nから電話。残りの棚板を取りに来い、という催促。N家に着くと、その棚板とセットに何故か大量の鉢植えが玄関に置いてある。なんだこれは。聞くと、ずっと前に僕が工事現場で拾って、Nの家に置きっぱなしにしていたらしい鉢植えとのこと。早く持って帰れとのこと。
全然覚えていないものの、しょうがないのでそれも一緒に引き取る。意外にかわいい鉢植えもあったり。覚えていないものの我ながらいい拾い物だ。
●新宿へ。ヨドバシでダビング用のビデオテープ買う。
クリスマスっていうのは、イヴがおわるともう全く街は普通です。昨晩の六本木はあんなに狂ってたってのに。いやでも新宿ヨドバシはクリスマスも何もないか。でもヨドバシの店員がサンタクロースの格好をして電化製品を売るような事こそ、日本のクリスマスという感じで大変いいと思うのだけど。
●帰宅、作業すすめる。
●年の瀬が押し迫るにつれ、なんだかあたたかな日が続いている。こうあたたかいと、昼寝したくてもう。
●夕ご飯にはカボチャの煮物。今日は美味しく煮えました。どうやらちゃんと汁気がなくなるまで、根気よく煮詰めるのがコツの様です。
●夕方、Nの家に本棚をもらいに行く。Nは個展で使ったフレームを棚として使うことにするらしく、今まで使っていた本棚が不要になったらしい。この本棚はずっと前からかなり気になっていた。なんならいつか盗んでやろうくらいの勢いだった。なので、かなり嬉しい。
でも意外にでかかった。
とりあえず支柱となる大板4枚を運ぶ。かなり重たい。重たい板4枚を運びながらの徒歩20分は、運動不足の体にはかなり辛い。でも頑張る。はやく帰らないと、追い炊きしておいたお風呂が沸騰してしまう。つまりそれくらいの焦燥感に駆られないと運ぶモチベーションが上がらないと判断したのです。
●風呂にはいる。多少、熱い。
●夜、六本木へ。H、Nと待ち合わせてSuperDeluxeへ。友達のKKKがでるイベントを観に行くのです。
イヴの六本木は大変なことになっていた。駅の改札で駅員が人を誘導している。それくらいの大変な人人人。
みんな森ビルへ向かう。
なんでこんなにみんな森ビルへ向かうのか。森ビルは宗教か。今、東京で人が集まるといったら、森ビルか信濃町だ。
●森ビルを脇目にSuperDeluxe。始めてきたのだけれど、これはもうかなりお洒落な空間でした。びびりました。外人がいっぱい。家族連れも多い。
で、KKKにKの友達のT君を含めた4人のライブ。彼らの前に演奏したバンドは、ニルバーナのコピーとかをしている若い女の子バンドだったり、ウッドベースとジャズボーカルでのかなり大人のバーぽい二人組だったりした。なので、それの後に、男4人でやっているのがかなり良かった。心意気。ギター3人にベース1人という構成。ほぼ即興。
ノイズのイベントだから、と騙されてつれてこられたというKちゃんのプレイが格好良かった。パンツも良かった。
ハンガーでギターたたいてドラム
ベースそれ自体がかなり格好良い
はじめましてのT君とパンツが素敵な男
●で、その後、渋谷H宅へ。総勢10人でクリスマス会をしよう、ということになる。なるっていうか、僕が言い出したんですけど。すいません。僕が言い出しました。
6畳に10人。すいません、僕が言い出しました。
言い出しておいてすぐに寝てしまった私。
●ヤフーBBから書留が届く。開けると、なんと商品券。JCB5千円分だ。これは嬉しい。そういえばかなり前にKちゃんがヤフーBBに加入するとき、「紹介にしてっ」とお願いしたような気がする。そんなこと完全に忘れていた。嬉しいわー。間違っても、この5千円を頼りに生活してきた訳じゃない。でも実際、かなり頼れる5千円になっているところが辛い。
そしてKちゃんにはその時、「5千円きたら、2千円あげるから」って言ってた気もする。
覚えてるかな。いや忘れてるだろ。
これから我が家ではヤフーをサンタクロースと呼ぶことにする。
●昼、Cちゃん来る。作業。金曜までに終わらない確信が出てきた。
いや頑張ろう。頑張ろう。
2回言うと駄目っぽい。
頑張ろ。
●夜、多摩川へ。
多摩川沿いにあるアートアンドリバーというギャラリーでのポートフォリオの展示会のようなものにいく。行ってみると、かなりの人数がいる。ワイワイ。Kちゃん以外、誰も知らない。しかも大抵の人のポートフォリオは写真。イラストなど他のものは1割に満たないくらい。
で、その堆く平積みされたファイルを見始める。すごい量。規定でみんな無印のファイルと決まっていたので、どれがどれかも分からなくなる。さっき見たのをまた手に取ったりする。
で、ファイルの見た目での差異化をおさえるために、表紙白って決まっていたのに、見てみると表紙を真っ赤にしている人もいる。ずるい。なんてずるい奴だ、と思って手に取ると、この間の写真新世紀でグランプリをとった人だった。そうかそういうものなのか。
●なんば、という名前の人で、なんば歩きをテーマにしている人がいた。
かなり気になった。というのも、この間Kさんに甲野善紀の話を聞いて以来、なんばは僕の中でかなり熱いことになっている。
日本の伝統芸能、能、歌舞伎や農耕民族の身体というところに繋がり、そしてそれの対称として西欧のバレエ、遊牧民族からの繋がりにまで言及されるというのもかなり興味深い。
しかしそれよりも何よりも古武術研究家としてなんばを提唱するその甲野善紀が大変うさんくさいのが、何よりも魅力だわ。
で、そのなんばをテーマに写真をとっているなんば君という彼。Voyageの面々に聞いてみると、代田橋で「なんばギャラリー」というのを開いていたその彼らしい。そのギャラリーの名前は聞いたことがあった。何かのウェブで展示の様子をみたこともあった。
意外なところで一致して面白い。それで写真も写真で、「なんば」を頭にいれてみると、どれもこれもなんばっぽく見えてくるから不思議だ。良かった。
●帰り、VoyageのYOと渋谷マークシティの中にある喫茶店でお茶。井の頭線の上にこんなスペースが存在していることを全く知らなかった。いいわー。ここいいわー。秘密の空間だ、と嬉しくなってると、Yが言う。
「でもここ、いつ来ても混んでるんだよねー。」
全然、秘密じゃなかった。全然秘密のエクセシオールカフェじゃなかったよ。
●夕ご飯は、きんぴらゴボウを作ると決めていた。
こんな大事なことを黙っていたのは申し訳ないが、そう決めていた。この間、あんこう鍋をごちそうになったM家でYちゃんが作ってくれたきんぴらが美味くて美味くて。それが忘れられない。だから今日は、自分一人で飽きるまで食べようとほくそ笑んでいたのです。
●ネットでレシピを調べてスーパーへ。ゴボウ3本とレンコン。にんじんは家にあった。さんまも買う。そのネットで見たレシピ(4人分)にはゴボウ120gとしか書いていない。120gとか言われてもよく分からない。それって何キロバイトくらいなのだろうか。
とりあえずその3本を全部使うことにする。にんじん一本。レンコン半分。
切ってから気が付く。
ちょっと凄い量になっている。
フライパンをかえすのもしんどいくらいの大量のきんぴらゴボウが出来上がる。
●味付けは問題ない。むしろ結構いけるほうだと思う。
バクバク食べる。でももう一つ足りないのです。さんまを食べても満たされない。そこにはまだまだきんぴらが大量に残っている。
●学習したこと。
きんぴらは味でも色でもない。量でした。
この間M家で食べたきんぴらの量には限りがあり、まだ食べたいのに、というところで完食してしまった。きんぴらを食べながら、それを食べている。「まだ食べたいのに」を食べている、ということを今更ながらに知る。
それって和食っぽい。
じゃあマクドナルドもバリューセットでポテトが3本しかついてこなかったら、和食になるのか。っていうと、それは成る訳ないと思う。
●Nさんのサイトを見ると、ウチにリンクを貼ってくれていた。わーい。なんだかとても嬉しい。恐縮です。是非ちかじかお茶でも。って、お互いのサイトで言っているのも、なんだかお互い凄く忙しそう。師走だわー。
●昼、作業。
Aさんに誘われ、下北沢へ。ERAというライブハウスのイベント。Uのバンドが、二階堂和美と対バンするというので、観に行く。
H、K、Oなど。友達がたくさんいる。
で、全然知らなかったのだけど。そのイベントが赤い疑惑というバンドの主催で、そのバンドと親交が深いTOONICE関連の人たちがたくさん来ていたみたいです。
●Uのバンドを見たのは、2年ぶりくらいなのだけど。かなり変わっていた。ポップになってる。歌物がナイアガラトライアングルみたいに聞こえて。そうAさんに伝えると、ボーカルのK君はナイアガラが大好きとのこと。僕も大好きです、ナイアガラ。
そういえばSが始めたという洋服のブランドもナイアガラだったな。
ナイアガラ、どうやらあつい。
ナイアガラ好きの彼
●で、ニカさん。
もうほんと全く素敵でした。
●昼、作業。はたして来週までに終わるのかこれは。
まあ終わらなくても良いのです。とりあえず頑張ります。
●夜、笹塚へ。
モロッコ帰りのM家であんこう鍋。笹塚駅前で食材買い出し。笹塚の商店街はすごい。にぎやかだ。なんで僕が住んでいる永福町とは2駅しか違わないのに、この商店街の違いはなんだよ。ていうか2駅しか違わないから、永福町は寂しいのか。
でもまあいい。永福町には、最近ドトールできたし。異様に空いているけど。そう遠くないうちに潰れそう。2階にはいつまでも、ドトールチェーン社長からの祝開店花束が置いてある。いつまでも置いてある。
魚河岸かと思うような風景が笹塚にはある
●すごい人数が集まっている。総勢11人がテーブルを囲む。本当は15人の予定だった。買い出し時に、それを見越してKさんが一人頭300gのタンパク質を摂取することを計算していたのだが、4人来なくなったので一人頭のタンパク質摂取量があがった。あがるのはいいけど、そんなに食えるのか。あんこう鍋。
あんこう鍋うまい。
小話2つ。どちらもかなり面白いので、心の小箱にとっておくことにする。
●Mくんの友達が子供を連れてきていた。
すっげえかわいい。て、僕がそういうことを書くと誤解されがちなので訂正します。
すっげえ美しい。
Yちゃんのフードがおもちゃ入れ
●三鷹K家へ。
Sちゃんに借りていた自転車を返しに行く。人の自転車が玄関先にあるまま年越しするのは何だか気が引ける。
●作業。遅々として進みません。ポートフォリオ用にCちゃんの作品の写真をとったりする。
●パスタごちそうになる。かぼちゃパスタうめえ。今度家でも作ろう。
●で、北の国から。4日目にして早くも'2002遺言だ。去年、本放送の時にも周りでかなり話題になったことがある。内田有紀の存在だ。
何につけても彼女はどこか浮いている。
シリーズ最終作にて突然の登場ということもある。
しかも純の恋人という役柄のせいもある。
かなり気合いが入ってるのは分かる。その気持ちは伝わってくる。
でも、だ。
でもあんなに力一杯リンゴかじらなくてもいいじゃない。
「グォボリッィィ」
その瞬間、完全に劇画になっている。
純のかじるリンゴは、「ポリッ」と、かわいい音しかしない。
そしてまた内田有紀。
「ゴォッヴォリィィ」
ドラマっていうのは、ピンマイクを使うのかどうかもよく分からないけど、ピンマイクに近づきすぎているのか。もしくはMAの嫌がらせだとしか思えない音。みんな、有紀がきらいなのか?
先生の家での純との再会の時、ペロッとしたを出すのもかなり変です。
現代っ子として描かれている大輔も変。茶髪でナウな格好をしていてシブヤにいそうなのに、なんでメル友と一度も出会わないようなテレ屋さんなのか。
とにかくみんな極端だ。
最終作だから演出にも力が入ったのか。
●あ。でもそんなことはなかった。
そんなこといってしまったら、五郎は極端とかそういう問題じゃない。唯一無二。っていったらもう、五郎かキリストか。
五郎は五郎で、どんどん密度が上がってきている。シリーズを連続でみるとそれが凄くよく分かる。口がどんどん曲がっていく。そして曲がりっぷりと比例して五郎は五郎になっていく。
●ちなみに田中邦衛は岐阜出身。同県出身だと言うことでこんなに嬉しい人はいない。
●昼、Nと旅展〜ここではないどこかへ〜を観に行く。かなり好きな作品が3つくらいあった。期待していたビル・ヴィオラはあまり好きになれなかった。それでやっぱり素敵だったのは、行く人行く人が一番良かったと言っていた瀧口修造のリバティ・パスポート。加えてタージマハル旅行団へもパスポートを作っていたのに何となく感動する。
●唯一気になったところは、
あたかもその作者の意図のように壁に貼られている文章。4カ所。日本国パスポート、イタロ・カルヴィーノなどからの引用。これがかなり気になったので学芸員さんに聞いてみたら、やはり作者の意図ではなく。キュレーターさんが独自の判断でつけたものだとのこと。
入り口もしくは出口のところのあたりに貼るのならわかるが、作品のすぐ横にあたかも作品の一部のように貼るのはいかがかと思った。そういう演出はキュレーターさんがするべきなのか。
●原宿へ。ZAKKAという素敵な雑貨屋さんへ。ずっと前から一度来てみたかったのです。お店も店員さんもかなり素敵なのだけど、それが素敵すぎて、そういう場が不慣れな自分にはちょっと辛い。
でもこういうところには珍しくタバゴも吸えるカフェが併設されているのはかなりよい。
ミルクティの味はいたって普通でした。
●夜、KCとご飯食べる。回鍋肉です。冬は回鍋肉です。辛いです。うまいです。
●今年はなんとなくダラダラと終わっていくかと思っていたのに。そうやすやすとは実家に帰らせてもらえないらしい。
●何よりも悔しいのは「北の国から」が観られなかったこと。
明日明後日こそは必ず観てやる。
さよなら草太。観てないけれど。
●「北の国から」の5夜連続放送の2日目。いよいよ蛍と正吉が結婚するよー。明日は草太が死んでしまう。
何度となく観ていて、かなり事細かに覚えているくせにまだ観てしまう。で、やはりまたウルウルしている。
それにしても何で'95秘密からなのか。
どうせならTVシリーズから全部放送して欲しい。お正月を挟んで全部放送してほしい。そっちのほうが格闘技よりも絶対よい。視聴率もとれるはず。
●大晦日の夜を想像してほしい。
どのチャンネルをみても格闘技。そうじゃないとしたら、紅白しかない。それでNHKにチャンネルをあわせても、絶対そこで歌っているのは永渕だ。剛だ。
そんな状況の中で尾崎豊が流れる「北の国から」がやっていたら、まず殆どの人はそれを見ると思う。
なぜなら日本人の80%は渋谷クロスタワーの尾崎豊慰霊碑の横に、
「俺の悩みを聞いてくれて有り難う、ユタカ」
「おまえに救われたよ、豊」
というような書き殴りをしているのは間違いないからだ。
尾崎命(イ・ノ・チ)の私もかれこれ4,5回はクロスタワーに足を運んでいる。
●それでやっぱり新宿リキッドルームは今年いっぱいで潰れるらしい。
それで、31日から2日にかけて「THE LAST DANCE」と称するイベントがあるみたい。なくなると聞いて、最後だし。。とそれに行ってみたい気もするけど。
でも年末年始は実家で餅を食うのです。手が黄色くなるまでミカンを食べるのです。そしてその前には実家の神棚の掃除をしなくてはいけません。
●いつ帰ろうかな。また京都のUちゃんが車で岐阜に帰ってきていたら、それに便乗して京都行きたい。今年の初詣は八坂でした。来年も京都がいいな。
●クリスマスというどうしようもないイベントがもうすぐやってきます。毎年クリスマスの為に生きているといっても過言ではない私なのですが、何故か毎年クリスマスはすることがありません。
今年はどうしようか、と思っていたら。
24日の夜に、友達のライブが六本木SuperDeluxeで行われることをKから教えてもらう。
行くしかない。
KKKのライブというかパフォーマンスは観たことがないので、かなり楽しみ。
●Hの家から帰る途中。折角なので、ブゥーヤァーを歩く。線路沿いのブゥーヤァーとか、代官山の方のブゥーヤァー。明治通りから一歩はいると、とたんに何だかやるせない雰囲気が漂うのが結構好き。
ブゥーヤァーっていうのは、渋谷のことです。あしからず。
●昼、作業。
●夜、銀座へ行く。銀ブラですね。
●ガーディアンガーデンでやっていた「MINI MINI Motor Show」はあまり面白くなかった。鮫島さんが出していたのが、個人的に嬉しかった。でもカウパレードの方が物がでかい分、全然いい。
●折角、銀座へ来たのだから、噂のアップルストアに寄ってみることにする。でも場所が分からない。てっきり数寄屋橋の交差点のところだとばかり決めつけていたので、そこにアップルストアがなかった場合、一体どこにあるのか見当もつかない。
ちょっとブラブラしてみるが、見つからない。
あ。
銀ブラですね。
●渋谷へ。
去年働いていたところの皆さんとご飯会。この間会ったのが6月なので丁度半年ぶりだ。半年なので当たり前って言えば当たり前なのだけど、みなさん全然変わっていなくて嬉しい。
久しぶりに会うというので、ちょっと緊張していたのだけど、それもEさんの100万ドルの笑顔でふっとんだ。150万ドルくらいだったかもしれない。
●Sさんに写真をもらう。今年の2月に仕事で鎌倉に行ったときの写真。サービスプリントなのだけど、それがデジカメからのプリントと聞いて驚く。凄く綺麗。解像度を聞いてもそれほど高くない。家のインクジェットではこうは出ないな。綺麗だな。
しかも家からウェブ経由でデータを送ると、プリントアウトして届けてくれる、というサービスがあるらしい。すごいなプロは。僕がデータをもらうとしたら、プリントアウトくらいまではしてもいいけど、届けるのはちょっと面倒だもの。
便利だなインターネット。
●そんなこんなで楽しかった。また是非。
●終電のがす。走ったら間に合ったかもしれないが、折角渋谷にいるのだし。折角渋谷に家があるHの家へお邪魔する。最近DTMに力を入れている彼の部屋にはMIDIキーボードが新設されていた。来るたびにアイテムがふえている。
そして来るたびにプレイステーションがどんどん分解されていく。CDの読み取りが悪くなったというので分解してレンズを拭いたらしいのだけど、その際に「保証を保証する保護テープ」をはがしてしまったので、もう有償でもなおしてもらえないらしい。なので、使い勝手をよくするためにドンドン分解されているこの家のプレステ2。
「バージョン2.1だから。」
とか呼んでいるH。そんなことだから分解中に感電するんだよ。
●でもって、ゲームしちゃう。
●翌朝、寒くて眠くて動きたくない時にHが言いだした。
「ウンチしたくなったら、メールで便器に送れればいいのにね。」
便利だな、インターネット。
●彼には他にも逸話がある。
この間、何かの手作業中に、Hは工程を間違えてしまったらしい。その瞬間、不思議と全然あせらなかったらしい。なんの疑問も持たず、
「コマンドZすればいいや。」
って。
そんなことだから分解中に感電するんだよ。
(※コマンドZはマッキントッシュの取り消しキーコマンドです。)
●また日記が滞っている。
最近、なんだか滞りがちだわ。なんだかやっぱりいろいろ忙しい。トヨタカップみたりとか。
●今晩には、とりあえず溜めている分をまとめて書くぞ。
●朝から掃除洗濯。洗濯機を3回まわす。
コタツを出すための苦労はいとわない。
これで明日あたり、洗ったカバーが乾けば、はれて我が家もコタツ入りです。もうずっと入ります。
ぜったい出ません。ぜったい。
●昼過ぎ、kちゃんくる。
●夕方、多摩川駅へ。アートアンドリバーというギャラリーが行うポートフォリオ交換会みたいなものへ参加するためのブックを持って行く。Voyageの面々からこの話を聞いたのだけど、よくわかってなかった。アートアンドリバーというギャラリーに来たのも初めてなら、多摩川に来たのも初めてだ。
いいところだわー。多摩川。故郷の四万十川を思い出す。
それで、話をあまり聞いてなかったのか何故か。他の参加者のファイルはみんなやけに写真が多い気がする。Voyageのみんなは写真だろうし、それ以外の人も見る限り写真。
イラスト、俺だけだったらどうしよう。
いや、Kちゃんも参加するので俺だけじゃない。よかったー。
●で、そのギャラリーで今日行われていた展示。
hirofumi katayama/Vectorscapes
というのを観る。
これがものすごかった。
大判写真のきれいな建築写真、これが僕がこのギャラリーを写真のギャラリーだと最初に思った理由でもある、が並んでいる。すごく綺麗。構図もきれい。ちょっとおかしいくらい綺麗だ。ツルツルしている。
歩道とかすっごい掃除してから撮影したのかな?
とか思っていた。で、それ以上のものは何もないと思っていた矢先、
近くの親父が作家の方とおぼしき人に何やら尋ねている。
「イラストレーター、全部独学で学んだのー?」
「ええ。はい。。」(寡黙な人でした)
え?
話を盗み聞きした限りでは、どうやらこの大判写真と思っていたものらは、全て絵だった。しかも100%イラレで描いているらしい。信じられん。超絶テク。Slashも真っ青の超絶テクだよ。
その後、詳しい話を聞きたくて話しかける。やっぱり全てイラレだそうだ。そうなると、ガラス越しにガラスのテクスチャをのこしたままボンヤリすけているあの風景も全部グラデーションメッシュか。大変だ。大変な事態が多摩川沿いでは起きていた。
●最初、一見して写真にしか見えない、そうだと決めつけているものだから、それが絵だと知った時の驚きはちょっと凄い。(多分)写真中心のギャラリーでの展示だったり。なんだか、いろいろうまいなあ。イラレうまいなあ。80年生まれかあ、としみじみした多摩川の夜。
●その作家・片山博文さんのウェブみつけた。やっぱりモニタで見ると、それほどでもないが、これがハイクオリティの出力されてアクリルマウントされていたら、それはそれほど綺麗だろうなあ。
と想像してみてください。
モニタ上でも十分すっごいけど。
●昨日、仕入れた。っていっても駅前のスーパーでかっただけの、シチューの材料がある。あるので、シチューを作ることにする。
理由は分からないけど、冬になると何故か料理熱があがる。もう最近は3食自炊。安い。うまい。
で、シチューは小麦粉炒めてホワイトソースから作るのは断念。「まろやかシチュー」とか何とかいうルウを買ってきている。パッケージの裏面に書いてあるとおりに材料を切ると、それは8人分だった。
いくら僕がかつて関取を目指していたとしても、やはり8人分はちょっと厳しい。
いくら僕が大学時代に相撲でインターハイに出たとしても、やはり8人分はちょっと厳しい。
そんなものは目指していないのだから、8人分はやはり無理だろう。食いきれない。
●KCを誘うと、食べに来てくれるそう。Tにも電話する、
「今日シチュー作るんだけど、食べに来ない?」
するといきなり、
「トマト?ホワイト?」
ホワイトだけど。
そんなに重要か?それより以前にトマトシチューって何だ?
で、それが原因か何かは分からないが、Tは不参加。
●まったく実家の味のシチューができた。
Kさんもこれは実家の味だという。
スーパーで売っているルウを使うと、それは大抵実家の味になる。
実家の味=大手メーカー、ということになる。
さらに、メーカー=大量生産。
大量生産=ベビーブーム。
ベビーブーム=高度経済成長期。
高度経済成長期=味の素の味。
味の素=母親の料理。
母親=実家の味。
まったく何の意味もないループ風。
●明日も明後日もシチューの予定。
●Nと渋谷へ。サブの新作「幸福の鐘」観る。
面白かった。
これまでの作品とかなり違う。ゆっくりの編集とカメラワーク。音楽もほとんどない。その分効果音っていうかSEが素晴らしく効果的に使われている。
なんでサブの映画はこんなにいいのか。セリフは不自然だし、被写界深度があさい画もかなり飛び道具的ではある。それでテーマはテーマで、いたって普通の普通の話。今作に関しては、いままでの作品に観られるような強烈なプロットもない。
でもその画の不自然さ、格好良すぎて格好悪くてやっぱり格好良い、というような。この格好良さはなんだろ。
わーん。
よかったよおー。
●シチューの材料をたくさん仕入れる。
仕入れるって、駅前のスーパーで野菜が安かっただけなんだけど。これで明日からはしばらくシチュー生活がはじまることが予想される。
●最近、夜TVを付けると、NHKで「しゃべり場」がやっている。おもしろくってついつい観てしまう。10代の場合、登場している人たちと同じ気持ちで放送を観ればいいと思うのだけど、20代の場合はどうそれを観ればいいのだろう。
「若いなー。」とか「肌がツルツルだなー。」とかで観るのは簡単なのだけど、そうも言ってられないような切迫した様相を呈している。泣き出す人もいる。
●あと見所としては、ゲストとして出てくる大人(著名人)の対応の仕方が面白いと思う。今日は、サッカー元日本代表の武田の回と、内田春菊の回だった。武田はいい奴だ。内田春菊も負けずにいい奴だった。先週当たりに観たときは、岡田斗司夫だった。岡田斗司夫は凄かった。子供相手に全然遠慮しない。ちょっとひくくらいの勢いで子供をねじ伏せていた。でもこういう場合、遠慮しないほうが面白い。ゲストから、「まーまー」的な大人意見がでてもあまり盛り上がらない。かといって、岡田都司夫くらいやってしまうと、もう「しゃべり場」でもなんでもなくなっている。
そういう意味でゲストがかなり重要。
やっぱり曙とかを出すべきだろう。血のにおいを思い出したような奴をドンドンだしてほしいわー。
●青山一丁目へ。
Cinematic Voices Vol. 6
のシンポジウムをHと観に行く。入り口のところで早速シャルルさん発見。ひさしぶりに会ったら髪の毛が伸びていた。あれはパーマか、天然パーマかどちらなのだろう。とても気になる。
●Kちゃん、Kちゃんも来る。
●ドイツからPODEWILという機関のキュレーター、エルケ・モルトレヒトという人を招いての「音楽の実験とは何か?その目的は」というタイトルのシンポジウム。英日同時通訳のレシーバーが渡される。同時通訳というのを初めて聞いたのだけど、あれ、凄い。なんで話を聞きながらそれを通訳できるのか。テーリ・テムリッツは英語で話せばいいものを、何故か日本語で話す。あまり流ちょうじゃない日本語のその意味を通訳するのは、並大抵じゃなさそう。安い翻訳ソフトみたいな日本語になっていて、それも面白かった。で、議題が議題菜だけに、そっちの訳の方がなんとなく意味がわかったような気になるのも面白い。
●肝心の内容はかなりひどいものだったのだけど、佐々木さんとか寝てたし。でも、いろんな意味でとても面白かった。いろんな意味でというのは、別に有馬さんの髪型とか、そういうことじゃなくって、内容がということ。
●青山墓地の横にあるデニーズで4人でご飯食べる。デニーズ高い。
そして今夜は異常に寒い。風強い。昨日、小平が凄く冷えていたのは、ただそこが小平だからかと思っていたけど、そうじゃなかった。大都会も寒かった。もう冬です。こたつ出さなきゃ。
でもそれにはかなり迷う。
こたつは間違いなく人を駄目にする。間違いなく僕は駄目になる。こたつなんてあったら、一日そこから微動だにしない自信がある。
ある!
だすっ!
●朝から小平は鷹の台へ。カラー暗室をもっているUの家で、写真を焼かせてもらうのです。タツノコプロの近くの家。ていうか、タツノコプロ(制作だけか?)がこんなところにあるなんて大学4年間通っていて全く知りませんでした。タツノコプロはちょっと口には出せないような外観でした。
●カラー暗室のみならずネコまでいるU家はとても良いところでした。ていうか一人で3部屋の部屋に住んでるし。朝からビールと日本酒飲んでるUがよく分からない。
●昼過ぎから次の日の始発までみっちり14時間くらい焼く。でも結局納得いくようなのには数枚で、殆ど駄目。でも駄目ながらもかなり楽しい至福の時間。
あー。カラー暗室ほしー!
●カラープリントに関して全く何の知識もない私に、手取り足取り教えてくれてありがとう。とても為になりました。
●「セプテンバー11」観る。2001年9月11日同時多発テロから、世界中の映画監督11人が作った短編集。最初はTBSで深夜放送していたみたいなのだけど、それを見逃し。そのあと、映画館で上映されていたのだけど、それも見逃し。結局ビデオで今日観た。
この短編集は2タイプないしは3タイプに大別できる気がした。
1:子供(無邪気)に訴える。
2:オシャレに訴える
3:ストレートにアメリカ批判
1,3はともかく、問題は2だ。当のアメリカ人のショーン・ペンはオシャレにまとめるということで、しょうがないとしても。クロード・ルルーシュは何だ。というような感想。
でも先進国の中で、唯一ケンローチだけ記録映画?と思うような内容でとても良かった。日本の今村昌平も完全に負けていない。むしろ一番良かった。トモロヲと柄本明が出ているだけでもう十分なのに、その上、ラストのあのテロップの衝撃ったらない。いや、本当にそのとおりだと思った。
でも、切なくなったのはクロード・ルルーシュの作品かもしれない。
●夜、笹塚M家へ。ご飯会。
Yちゃんからジーンズも受け取る。
穴がたくさん開いてしまったジーンズを直してもらっていたのです。すっごいすっごい素敵な感じに出来上がりました。ブルージーンズを2本直してもらっていて、「一本はフォーマル風に、一本はレイヴ風に」という直しでお願いしていた気がするのだけど。出来上がってみると、どうにも両方レイヴ風にしか見えない。なんとなく両方キラキラだ。
早速ずーっと履いています。これからしばらくずーっと履いている気がします。冬が越せます。ほんとにどうもありがとう。
●「わたしのグランパ」、「ブリット」を観る。
「わたしのグランパ」
ビデオ屋で手に取るまで邦画って知らなかった。タイトルからしててっきりチャン・イーモウあたりのアジア映画だとばかり思っていた。勝手に思っていた。登場人物が全員すてきだ。グランパの人生観みたいなものを説教くさく述べるのかと思っていたら、全然そんなことはなく、結構むちゃくちゃなファンタジー。とても良かった。
「ブリット」
マックイーンがやっぱり格好よい。執ようなくらい長い車のシーンがいい。CGとかではもちろんないので、こっちが不安になるくらいの迫力。CGとか見た目派手だけど、どうにも「あぶねー!」とか「えっ」みたいな不安さは全くない。そういう意味でカメラの不可避なブレとかがもうかなり。
●そんなダラダラ過ごす日。
こうなったら風呂にはいってから、「9.11」も観てやる。映画三昧。ホックホク。
●夕方渋谷へ。Hの家に寄って、この間置き忘れてしまった目薬をうけとってから恵比寿へ。
●先々週あたりにも来た劇団ヒマワリちかくのT君の家へ。レストランなのです。しかも予約制です。個展からの帰りのN、U、夏以来のS君と行く。で、Uが偶然恵比寿駅前で会ったK君も後から来たり、仕事帰りのIさんが来たりと、なんだか大学の同窓会の様相。でもほとんどの人は、大学にいたときは知らなかった。なんだかそういうのは楽しい。
●で、S君。年は僕よりも一つ下だけど、彼は2歳になる子供がいるパパ。ていうか想像もできないのだけど。クリスマスの話になったとき、彼が
「俺、サンタだから。」
っていったのが、何だか凄かった。サンタクロースっていう言葉を聞いたのも久しぶりだし、パパになると人はサンタになる、という事実なんてすっかり忘れていた。そうかサンタか。サンタになるんだ。
ちょっと感動。
名言だわー。
●で、Iさんに誘われてそのままリキッドへ行ってしまう。やはり今年いっぱいでリキッドはなくなるらしいので、行っておこうと。
で、行ってみるとハウスハウスで参った。チェスター・ビューティーがちょっと楽しみだったのだけど、行った時には丁度彼のライブが終わる頃。で、ハウスハウスで。もう。
通路で寝る。
●始発で帰宅。
●昨日、ひさしぶりに残高照会をした。
笑ってしまうくらいお金がないことに気が付く。
ハハハ。
●笑いながら新宿へ。派遣会社に、早速登録に行く。
派遣会社というものの門を初めてたたいたわけですが、最初に色々テストがあることを知る。そんな心の準備ができていないものだから、もう全く駄目。
一般常識:「マナー」を英語で書きなさい。
maner
と書いてしまうし。
漢字:「ごんごどうだん」
言語導断
になってしまった。
小学生並みの質問に答えられない自分がとにかくふがいない。でも現在の小学校教育においては、漢字は書ける必要がないらしい。読めればいいらしい。そういうことを聞くと、コンピューター社会だわー、と思う。「コンピューター社会」って、いいな。全然コンピューター社会っぽくないところが、かなり良い。
そして、そうなると、僕は小学生以下ということになる。
ああ。。
でもブラインドタッチの検定はすこぶるよかった。ていうか、そんな大手の会社がブラインドなんて言葉を使っていることに感銘を受ける。今はどこでもキーボードを見ないでキー入力することを「タッチタイピング」と言っている。「ブラインド」が差別語になる可能性があるから、という理由かららしい。
そんな馬鹿らしいことはない。
そんなことを大きな声で指摘する奴こそがもう全くの差別主義者の自己満足に他ならない。
そういう意味で今日の派遣会社えらい。受付してくれた人も凄く親切だった。
●でもマナーも書けない奴にそんなこと言う資格もない。
●ジャニスにCD売りに行く。帰りがけ、ジャニス入り口のところでNさんにバッタリ会う。数ヶ月ぶり。
「お金なくて、CD売りに来たんだよー。」
「あたしもないよ。」
「俺の方がないよ。」
と、お互いの貯金の量を自慢する。金額まで言う。
完全に俺の方がなかった。
「やった。私より少ない人がおった。ハハハ。」
いつか殴る。
●帰りにヨドバシにより、その売ったお金でいろいろ購入。年末は何かと入り用です。
明大前着。Nとぐずぐずでご飯食べる。今日は「アイデン&ティティー」読む。Nにフィルムスキャナーかりる。
●夕方、三鷹K家へ。
定期収入を求めて、履歴書を作る。職務経歴書もつくる。我ながらかなり悲惨な職務経歴。毎月違うことをしている。とりかたを変えれば愉快かも。この職務経歴を愉快に思ってくれる職場はあるのかな。
●証明写真をスピード写真で撮るのはお金がもったいないので、デジカメでCちゃんにとってもらうことにする。それはいいのだけど、こんな時に限ってTシャツがゆるゆるだよ。ゆるいよ。たわんでいる。手でいくらかひっぱってから、撮るも。微妙なたわみは改善されない。
プロならきっとガムテとかでTシャツをひっぱってから撮るのだろうな。
後から気が付いた。
たわんでいるTシャツを着てくる奴がいるようなところに、いったいどんなプロがいるんだろう。一体そいつは何のプロだろう。
ということに気が付いたのは、そのさらに後。
●ジャニスウェブ、プチ更新。
Nから何やら楽しげなメールが届く。そんな楽しいことになったらすっごい素敵です。
で、Nの日記を見てみると、
「御題会」
とかいう物の話題にふれている。
驚く。
僕もこの毎週金曜日に絵を見せ合う「御題会」には参加しているのだけど、そのタイトルを「御題会」にした覚えはない。絶対ない。
「御題会」はないと思う。もっと格好いいタイトルがいいと思う。
「ザ・グラフィティーズ」
「アン・ドゥ・ドロウィングス!」
「題名のない鑑賞会」
とかの方がもっと超オシャレでイケメンだと思う。絶対そう。原宿にいる人たちに訊いても絶対
「後者の方が、超イケテルゥー!メンズー!」
そう言うと思う。
明日、原宿へ訊きに行ってやる。
●補足すると、「御題会」というタイトルで、毎週金曜日に絵を見せ合ってる。と書いてあると、そこはまるで何かのサロンのような印象です。でも実際そんなことはなく。メールでちょちょちょという感じなのです。もっとフットワークは軽いのです。
のです、ってどっちでもいいか。
●11時間くらい寝たので、かなりよい。朝、6時起床。いろいろかなり良い。これでこのまま生活を戻そうと思っていたのに、現在結局午前5時。結局戻っていない。早起きするとなかなか眠たくならないし、遅く起きると今度はすぐに眠たくなる。体内時計は存在するのか。
●ジャニスいってから、夕方広尾へ。イラスト、レイアウトのラフをK先生に届ける。とりあえず駄目だしされなくて一安心。あとはルビふらなきゃ。あ、あと表紙。
広尾は早くもクリスマスの様相になっていた。
犬を連れて歩いている人の数がかなり多い街だと思う。しかし、散歩されているその犬が雑種であることはまずあり得ない街だ。
なんだかトレンディ。ナウいよ、広尾。
勝手にそんなこと思われている犬の散歩をしている人達。広尾だ。不憫だ。
でもそんなことを思っている俺の方が不憫だから安心して欲しい。
●渋谷まで歩く。H家に行く。かなり久しぶりに来た。っていっても一ヶ月程度なのか。Kちゃんも居る。
2人はフロス(歯間をシーハーシーハーする糸)に夢中だった。
僕もHから一本わけてもらい、シーハーシーハーする。
よりにもよって今日は平日。
想像して欲しい。
定職に就いていない大人3人が6畳の部屋で歯をシーハーシーハーしている。
面白くってしょうがない。
繰り返すが、広尾の住人は是非安心して欲しい。
僕らは歯をシーハーシーハーしているだけだから。
●「だから。」とかで終わると、青春ぽくてちょっと気持ち悪い。だから。
●師走の語源が気になり調べる。僕はてっきり
「師匠も走るくらい忙しい」
みたいなところから来ているんだとばかり思っていたが、
違った。
「しはつる(日時が果てるの意)の月が転じた。」
ということらしい。
おもしろくねー。
●朝、全く寝ていないままに朝ご飯を食べに近くのモスバーガーへ。
雨がひどい。
雨がひどいときは長靴をはくことにしている。
道すがら、通勤の会社員の人たちは駅へ向かっている。それとは逆の方向へ、長靴を掃いてあるく不健康そうな人がいたら、それは長靴を履いている僕だ。怪訝そうな顔しなくてもいいじゃないですか。
●ヤフーのトップニュースにこんな記事があった。
「あなたも「インターネット依存症」かも?」
というタイトルで、日頃、ネットに接続できる環境にないと不安になる。携帯電話が手元にないと不安になる。というような人はそのきらいがあるかもしれませんよ。
というような事をいっている。
ていうか依存症も何もないと思う。
携帯は、ビジネスマンをとわず必需品だし、インターネットも大抵の場合必要だと思う。要するに、テレビやラジオ、本とかそういう伝達手段のひとつとして確立しているのだから、それに対して依存症も何もないのではないか。
アルコール中毒が引き合いに出せれているが、それはおかしい。
アル中の人は急に人をなぐる。殴られた人もとりあえずその理由を相手に尋ねるだろう。
そしてその理由が、
「酒、のませろっ!」
だったら、こちらも、ああしょうがないな、と思ってしまう。アル中だもんな。
しかしその理由が
「インターネットやらせろっ」
だった場合、しょうがないではすませられない。
こちらはもうADSL回線から用意するしかない。アナログの遅さじゃあインターネット中毒の人間は我慢できないだろう。
●とにかくまあおかしいと思うのです。その依存症っていうのは。
●40時間くらい寝ていなかったので、夕方ついに寝る。11時間くらい寝た。