早起きしたので散歩。駒沢公園をぶらついてみると、もう凍えるような寒さはなくなったし桜もほぼ満開で相当気持ちがいい。春がきた。それにしても驚いたのは、人の数。昼間とは明らかに年齢層が違う。結構な数のオジさんオバさん達は自由気ままに闊歩きってウォーキングをしてたり、ベンチに座って桜をみていたりと人それぞれの朝を楽しんでいる。かと思えば、彼らはとある音源を囲むように徐々に円を作り始めた。そのとあるAM音源からは大音量でニュースが流れ続けていたその次の瞬間に元気よくラジオ体操が始まった。あ。そう。メタモルフォーゼの夜明け並みの光景。間違いなくチャクラはこちらの方が開いてる。
午前中家で仕事。早起きすると一日が長い。昼から打ち合わせ2件、新宿、渋谷。
もう3月終わる。
高校の同級生だったのに存在すら知らないまま月日は流れ高校卒業後7、8年経ってから何故かNYCで知り合った奥ちゃんが、今度はしばらく住んでいた東京から鳥取は米子に引っ越すらしい。その送別会にハヤトと行く。なぜか奥ちゃんの友だちにはお寺さんが多いようで、西、東と宗派を越えたお坊さんで運営している彼岸寺の方々も来ている。数年前にイベントで映像やらせてもらった時にお世話になって以来。お久しぶりでございます。聞くところによると、明日のタモリ倶楽部が「東京ボーズスタイル2008」特集ということで出演するとのこと。それタモリに会ったってこと?ねえそれタモリにあったってこと?すげえうらやましいー。有名人で会いたい人はそうそういないが、タモリとイノキは別格だろう。死ぬまでにあの手ぬぐいだけは手にしたい。空ミミ〜アワ〜。
そんな訳で米子といえば水木しげる先生ですが、奥ちゃんが住むところは鬼太郎列車も水木しげるロードもすぐそこらしく、それは絶対遊びにいきます。と心にちかう。身体にだけは気をつけて!ハヤトとよく話し合った結果、選別にはやっぱりこれでしょということになりました。
ダージリン急行観てきた。銀座でしかやってないもんだから銀座まで行く。ほんと滅多に銀座来ない。
「天才マックスの世界」、「ロイヤルテネンバウムス」、「ライフアクアティック」のウェス・アンダーソン最新作。
で、とてもよかった。もうタイトルからして可愛すぎる!と勝手に盛り上がっていたのだけど、期待を裏切らないどころか予想以上に何もかもがハイセンス!こういうのが本当お洒落って言うんだろうなあ、言うんだろうなあ!と銀ブラしてるそこのセレブ主婦達に叫びたい!ブランドに身をつつんだアンタだよ!
と、昨日までの俺ならそう思っただろうが、ダージリン急行を観た後では事情がちょっと違う。劇中に登場してくるメインアイテムであるヴィトンのスーツケース。これがおそろしく素敵なのだ。初めてヴィトン欲しい、と思ってしまった。
ウェス・アンダーソンはいつも家族と人生がテーマの作品なのだけど、それにヴィトンとインドが混じり合った何とも言えない、そしていつもどおりの箱庭感覚。インド、人生っていったらもうそんなのヒッピーとマンダラしか思いうかばいようなねこぢるぢるな頭の中に素晴らしく新鮮な風を送ってくれたような。こりゃよかった。
ダージリン急行 : ウェス・アンダーソン・ワールドの魅力~溢れるポップなアート感覚 - 映画のことならeiga.com小栗康平全映画 ポレポレ東中野にて一挙上映|小栗康平オフィシャルサイト ─OGURI.info
独自の美学を追求する映画監督、小栗康平。 海外での評価も極めて高い。日本が世界に誇る映像作家である。 小栗康平の全映画を一挙上映するのは、じつは今回が初めての試みだ。しかも全作品が、英語のサブタイトルつきである。 80年代から四半世紀、日本映画は大きく変質した。なにがよくなり、なにが悪くなったのか。映画は、薄っぺらに軽蔑されるようなものでは、断じてない。 小栗映画の全作品を通して、もう一度、日本映画を考える契機としたい。小栗映画を追い続けてきた人たちにも、初めて接する人たちにも、きっと新たな発見があるはずだ。
気が付いたら相当更新してなかった。ところでこれ相当行きたい。最新作の「埋もれ木」もまだ観てないし。。小栗作品どれも映画館で観たことない。毎週末はゲストがきてトークショー。岸部一徳の顔を生でみたい。他にも坂田明やらすげえ豪華。それにしてもここで久しぶりにみた田口ランディの名前だけど、なんでこの盗作作家がいつまでもどの顔さげてトークショーとか言ってるのか。関係ないけど唐沢俊一も。
映画はとても観たい。頑張ったら3回くらい行けないかな。
うわーい。ヤン・シュヴァンクマイエルのこれまでの全作品をコンプリートしたボックスが出まーす。こりゃ嬉しい。
手元には初期の短編集をいくつかあるだけ。しかもビデオで。。
DVDを1枚も持ってない俺の為にあるようなボックスセット。
買っちゃいまーす。