●昼、仕事。
ボーナスとか仕事納めとかそういうの一度経験してみたい気がする。
というか、オンオフをはっきりさせない生活サイクルを続けている自分がいけないのだろう。
はっきりさせる。
それを来年の目標にする。
といいつつも、明後日くらいにはもうそんな約束忘れているくらい、
最近は短期記憶が弱い。
かといって長期になったら思いだすわけでもない。
●夜、UNITへ。KOMPAKTのイベントに行く。
生トマス・フェルマンみられてよかった。
東京で年越しを迎えることも初めてなら、年越しイベントに行ったこともなかった。
お客さんの結構な盛り上がりは凄かった。新年というだけでこんなに盛り上がっていいのだろうか、という疑問なんて全くなくかなり前の方でワイワイ騒いでたら、ふと目に飛び込んできた映像がやたらしょぼかった。
いろんな言葉で「ハッピーニューイヤー」が次々と表示されるスクリーン。
万博ノリかここは。
トビアス・トーマスの途中で帰宅。
仕事は終わってないし、明日は昼から岐阜に帰省だ。
●夜、西荻貴族の家へ。
恒例51off。
今年はSさんが参加してないのが寂しいね。
というか、去年は俺旅行してたから参加してなかった。
久しぶりにあったOyanがまた一段とこえていた。
いろいろな意味で越えていた。
その他の人達は特に何の変化もなく。
俺がお酒を多少飲めるようになった。
健康が一番だわ。
貴族が用意してくれた料理が今年も美味しかった。
ごちそうさまでした。
●昼、仕事。
●夜、アタマトテ忘年会に参加。
予定があったのであまりゆっくりできなかったのだけど、アンコウ鍋やらビールやら美味かった。
ごちそうさまでしたー。
今年はコンペやら何やら色々お世話になりました。
来年はコンペで働かない方でまたお世話になるよう頑張ります。
●もう今年も残すところ僅かとなりました。
我が家の冷蔵庫が壊れました。
冷えなくなったのならまだ分かる。
十数年頑張ってきたのだから、
「俺、もう冷やせないよ。」
と、力尽きてしまったのならまだ分かる。
でもここにきて、冷蔵庫も冷凍って何だ?
ラストスパートなんだろうか。
今、我が家の冷蔵庫はオール冷凍庫。
牛乳も、納豆も何でも凍る。
野菜は凍みてしまって食べられなくなる。
なんとかしなければ。
というわけで冷蔵庫が余っている方、連絡下さい。
年末はいろいろ入り用だわ。
●夕方、浅草へ。「2005年12月公演“吾妻橋ダンスクロッシング Holy Night Special” (吾妻橋ダンスクロッシング)」を観に行く。
お目当ては、宮沢さんのalt.とチェルフィッチュwithほうほう堂。
しかし、少し遅れていったばかりに着いたときには、丁度ほうほう堂が終わってしまった後だった。
宮沢さんはちゃんと観られた。
コップが等間隔に並べられていく時間が、小説の朗読と重なっていく舞台はとても美しかった。これが恣意的なモノだったのかどうかは分からないのだけど、序盤に並べられたコップを朗読者がケリこぼしてしまう場面の余韻を最後までひきずっていくのが気持ちよかった。
また水をこぼしてしまうんじゃないか、という不安が常に存在する舞台。
とても不安な朗読。
そして前知識が全くなかったのだけど、これまた素晴らしいと思ったのは、室伏鴻さんの舞踏。
暗転からあけると、そこには背を下に海老ぞりになった身体が3体。
しかも全員裸に白塗り(というか銀塗りラメ?)だ。
筋肉の緊張だけがこちらに伝わってくる。
その身体が10分かかって非常にゆっくりと後ろに回転する。
そしてやっと身体が前を向き片足が立てられる。
これから起きあがろうとするその瞬間にまた暗転。
これで終わりだった。
意味は全く分からないのだけど、チャクラは全開だった。
結構なご高齢だろうと想像する室伏さんの身体の美しさに釘付けだった。
そしてタイトルがまた凄い。
「dead1」だ。
そして後半には「dead2」が登場。
よかったわあ。
そのまま帰りに明和の忘年会行く。
面白かった。この間の撮影のポラもらった。
工員のみなさんが美大卒ばかりで何となく親近感。
●デルモデビューする。
デルモにデビューしてから、ギロッポンのチャンネーとシースーしちゃったよ。
と言いたいところだが、そんなことはなかった。
Tに誘われて、明和電機のEDELWEISSというプロジェクトの作品撮影で、このプードルズという作品を頭にかぶることになった。貧弱な身体の男子じゃないといけない、というTのモデル条件が気にならなかった訳じゃないが、楽しそうなのでやってみた。
脆弱なオスが、メスに対抗するために作った金属性のアゴ。ナイフの牙をエンジンで駆動し、メスを噛み砕く。
●昼、武蔵小山の明和アトリエへ。
頭ボサボサだったので、メイクさんが髪の毛まで切ってくれた。タダで切ってもらえてラッキーだなあ、なんて思っていたらそのメイクのTさんという方、有名な人だった。宮崎あおいのメイクとかしている方に向かってただで切ってもらえてラッキーだなんて、なんて失礼な発言だろう。
タダで切ってもらえてとてもラッキーだった。
そのTさんがメイクしながらこんなことを言う。
「ああ。こういう人居たよ〜、キルビルに。」
え?
かなり80'sな髪型になった。気に入っている。
カメラマンもNさんという有名な方らしい。これまた全然知らなくてすいません。
雰囲気もゆるくて緊張しないですんだのでよかった。
なぜか2度もメイクして衣装切ることになり、延べ7時間くらいかかったけど楽しかった。
こんなんあったらまた是非誘って、T。
●記念にポラもらったのだけど、勝手に載せていいのかどうか分からないのでやめとこ。
2月中旬のファッションショーか何かの広告に使われるらしい。
楽しみだわできあがり。
●「信長の野望onlineを買う!天下を取る!」と、Sが突然宣言した。
突然と言っても、フィギアスケートで織田信成のプログラムを見た後ではあった。
通販で購入申し込みをした後、ウェブでどんなゲームなのか調べていた。
PCゲームだけではなく、プレイステーション2などの家庭用ゲーム機にもオンライン機能が搭載されてもう久しい。
しかし俺はやっと今夜初めて、その世界がどれだけのことになっているかを知った。
こんなこともうオンラインゲームにずっぽりのAなんかに言わせれば、今頃何言ってんだコイツ、ということでしかないかもしれない。でもまだそれが何かを知らない人はまずこの下りを読んで欲しい。
○○市役員方々へ、再び会合の方開かせて戴きます。
日時:8月20日22時~
場所:○○城目付広場前
役員ではないけど、○○市の運営広報に興味ある方も参加して戴いて構いませんので、よろしくお願い致します。
それと次回座談会の方のお知らせです。
日時:8月19日21時~
場所:○○道場
○○家ならどなたでも参加でき、交流の為の意見の交換、イベントの企画などしています。是非ご参加下さい。尚、座談会開催日程は担当者の都合により変更などある為、公式掲示板又は○○での有志による宣伝などで告知致します。よろしくお願い致します。
そしてその数件後、この書き込みがさらに続く。
中臣鎌足でございます^^今日で合戦も終了してしまいますが、私用で(家庭サービスw)、なかなか参陣できず、かなり残念でした。次回より一層のスキルもLvも上げて参陣したいと思います。
がんばっていきましょい、浅井家!!
●また日記さぼっていた。
日記以外にも、いろいろ延ばし延ばしにしてしまっていた事がある。
なんのせいって、それは年の瀬のせい。
理由はよく分からないが、12月は忙しい。
実際昨日くらいまでバタバタしていた。
いやもしかしたら12月なので忙しい気になっていたのかもしれん。
でもとりあえず一段落したので、今夜はトヨタカップ・ファイナル、セミファイナルをTV観戦する。
3位決定戦が面白かった。決勝いまいち。
決勝って、なんかそんなに面白かった記憶がない。
●あ。先月の写真もアップしてないわ。
ていうかカメラ壊れてるから写真もほとんどないのです。
●また日記再開します。
言わないとやらないので、言うと。
いい加減リニューアルする。
あと、ポートフォリオのページちゃんと作る。
●で、いつもどおりectoでポストしようとしたら何故かはじかれる。
「invalid login」と言われてしまう。
MTのバージョンも何も変更していないのに。
一度アカウント消したりしてもダメ。
結局原因わからずじまいでブラウザからポスト。
MTを3.2にしていないのが原因かと思われる。
●昼、仕事。
●夜、三軒茶屋パブリックシアターへ。
パパ・タラフマラ「百年の孤独」を観る。こないだの夏、東京コンペでバイトしていた時に、少しお話しした小池博史さんの男前っぷりが気になり、パパ・タラフマラの公演を始めて観に行くことになる。個人的に大好きなという程知らないのだけど、とても気になるダンサーの松島誠さんも所属(?)しているパパ・タラフマラ。広告美術は葛西薫だし、なんで今まで気にならなかったのが不思議ですらある。
で、この公演のチケットを予約したのが2ヶ月ほど前なので、それまでに原作「百年の孤独」を読んでおこうと、買ったはいいが、結局そんな時間もないまま、既読数ページで本公演を観に来ることになってしまった。
異常に多い登場人物と、パンフレットを見る限りやたら複雑な人間関係。その関係図を見るだけで不安になっていたのだけど、いざ幕が上がってみれば、そんなことは大した問題ではなかった。
原作読んでいようが、人物関係理解していようが、きっと何も分かんなかった。
ていうのは、面白くなかった、という訳ではなく、感想から言えばすごく面白かった。パパ・タラフマラの作風すら知らずに行ったのだけど、仕掛けがいっぱいマリオネット的な動きという(きっと)演劇の世界には伝統的に受け継がれているものだと思う。役者さん達も松島さんをはじめ、本当に素晴らしい動きができる人ばかりで、その身体をみているだけで全然あきない。
その伝統的な演劇作品という線上にのっている舞台という意味では本当に最高の公演だったと思う。クライマックスではちょっと泣きそうになるくらい。
ただそれが音楽、構成も含めて必ず泣けるというような作りになっているところは、好みで言えばあまり好きじゃない。比較対象が少ないのもまた問題だけど、この間みたチェルフィッチュは、意味もよく分からないし、動きもよく分からないのだけど、観た後もずっとその事を反復してしまうような舞台だった。
とりあえず松島誠さんは素晴らしかった。今度は、カール・ストーンで踊るらしいので是非観に行こうと思う。
●今朝ポストしたテスト投稿消去するの忘れてた。
Kさんがコメントくれてたんだけど、それ確認する前に消しちゃいました。
すんません。
●で、朝から、そのトラックバックの確認の為にテスト投稿したウェブ仕事の打ち合わせ。
自転車で行ける距離なのは近くていい。
家を出るときは死ぬかと思うくらい寒いのだけど、
甲州街道を全速でぶっとばせば、
仕事先に着いた頃にはまだやっぱり寒いのだ。
明日はもっと寒いらしい。嫌だなあ。
●夕方、そのまま明大前へ。
Yちゃんと2ヶ月ぶりの某ウェブ打ち合わせ。
2ヶ月間滞ってた作業をやっと完了(8割)させて持ってきてくれたYちゃん。
やるじゃんっ!(岡村ちゃん風に)
●夜、Tから電話。
明晩かと思っていたら今晩だった。
急いで武蔵小山へ向かう。
髪型をオールバックにされた。
●なんか先月末くらいからバタバタしている。
いそがしいという訳じゃないんだけど、なんかバタバタしている。
なのにSが、いましろたかしの漫画やら五十嵐大介の漫画やらを買ってくるもんで、これまた状況は複雑になっている。
ていうか漫画は読まずに仕事すればいいというあまりにもシンプルな答えがそこにはあるのだけど、それを認めたくない。
●今年も悪魔がやってきた。
先月の終わり、ついに炬燵を出してしまった。
しまったというくらいだから、もちろん後悔している。
そしてそんな後悔すらもうどうでもよくなってしまうくらいのパワーが炬燵にはある。
なので今はどうでもいい。
元々使っていた作業机も今ではただの物置と化し、仕事も御飯も読書も仮眠(まだかろうじて仮眠)の時間も炬燵で過ごすことになっている。
炬燵の上にある仕事機材はまだノートブックが一台だけだ。だがもうすぐHDなどの外付け機器類もこちらに引っ越してきそうな雰囲気が。俺もそうした方がいいと思う。あんな寒い方からは早く引っ越してきた方がいい。あいつらもそう願っているに違いない。でも炬燵の上だとあいつら外付けHDの回転数も落ちるんじゃないか。
そう不安になるくらい俺自身が弛緩している。
まったりしすぎて仕事になんねえ。
ところで、この間シャブで捕まり実刑が確定したカリスマ岡村ちゃんの家には炬燵はなかったのだろうか。きっとなかったんだと思う。炬燵があったらきっとシャブなんてやろうとは思わなかっただろう。というか、例えシャブであろうが何であろうが、きっと「炬燵のおそ〜いあたたか〜い」には勝てないだろう。
「シャブのはやーいつめたーい」VS「炬燵のおそ〜いあたたか〜い」という対戦を考えた時、それぞれの冠をしょって立つのは一体誰が適役だろうか。
「シャブのはやーいつめたーい」コーナー:
岡村靖幸 (セコンド:マーシー)
「炬燵のおそ〜いあたたか〜い」コーナー:
笠智衆 (セコンド:大滝秀治)
この組み合わせは難しい。
故人一人に塀の中二人だった。
だいたいまずどうやって対戦したらいいのか分かんないわ。
わりい。
わかんないわ。
と日記の終わりすら投げ出したくなる。
いま炬燵にのまれている。
●「個人ルール大法廷」という本にイラスト描かせてもらいました。
今頃はもう店頭にあるかも。
中のカット60点くらい描いたので見かけたら覗いてください。買って下さい。
●本日、祖母の告別式。
さようならおばあちゃん。
お経を上げ、焼香し、棺の中を花で満たす。
おばあを燃やす。
骨を拾う。
その後、初七日の法事を一緒に行う。
御飯食べて解散。
一人でビール3本あけてテンション高めになっている幸子は、母親が死んで辛いんだろう。
帰りの車の中、幸子は、おばあが死んですぐに兄弟が集まり式の段取りについて話していた時の事を話し出した。おばあを燃やしている時間を使って御飯を食べられる者から順次食べよう、という案があったらしい。幸子は「おばあちゃんを燃やしているときに、そんな御飯をパクパク食べるなんて。」と思い、それを姉に伝えると、姉はこういったそうだ。「それが生きるってことなんじゃない?」
まったくその通りだと思う。
火葬前のこと。
花で満たした棺の蓋を閉じる前、親族の誰かがアイスクリームをおばあの傍らにおいた。
おばあはアイスクリームが大好きだったらしい。
それをみて従兄弟のN君が心配する。
「アイスクリームとけちゃうんじゃない?」
それが生きるってことなんじゃない。