武山忠司。1979年岐阜生まれ。武蔵野美術大学卒業。仕事は沖縄と東京でウェブとデザインとイラストの株式会社机(沖縄 デザイン)やってます。お仕事のご相談24時間365日受付中。

2011年9月10日 (土) 

震災と移住先探し3 沖縄への引越し

[ くらす]

そして沖縄は那覇に物件が決まったのだけど、今度は賃貸契約から引越し屋の手配まで、これまで経験した都内での引越しとは全く勝手が違うことが色々わかってきた。

まず沖縄の賃貸契約には、こちらの連帯保証人とは別に、保証会社との契約が必要になる。これは初めて聞いた制度なのだけど、沖縄では慣例らしい。じゃあ連絡保証人いらないんじゃね?とも思うのだが、そういうわけではないらしい。保証会社というくらいだから、こちらが家賃を滞納した時に、その保証会社が立て替えて大家に払うというようなシステムなのだが、どうやらその立て替えた代金に結構な利率がついてこちらに請求されるというような事らしい。そしてその請求先が最初は賃借人、その次が連帯保証人ということだ。まあ毎月キチンと家賃を払えば何の問題もないことだが、仮に家賃を払わない場合、東京であれば「大家さん〜あと3日待ってくださいよ〜」というようなエクスキューズもありうるが、沖縄の場合そんな相談のタイミングすらなく間髪いれずにリボ払いされてしまうというような感じだろうか。

そして賃貸契約と並行して引越し屋の手配を行わなくてはならない。これも都内など近場への引越しとは桁違いに金がかかる。とりあえず有名どころ5社ほどに見積もりをお願いしたところ、(車の運搬は除いて)上は45万から下は30万という見積もりが出た。アホか。そんなにかけれるかってことで、色々リサーチした結果、日通の単身パックを利用するのが一番安いんじゃないかということになった。しかしこの単身パックを利用する場合、エアコンの取り外し取り付けから業者を手配し、荷造りダンボールも自分で買いに行き、自分で箱詰め、大物家具の養生も自分でやらなくてはいけない。それは明らかにキャパオーバー。自分一人では到底無理だと、早々に諦めた。結局日通さんと交渉し、エアコン、食洗機、BSアンテナの取り外しと取り付け込で25万で落ち着いた。車の運送は、東京が記録的豪雨の真っ只中、自分で有明フェリーまで車運んで6万(沖縄着の飛行機に合わせて空港から車乗れるのはよかった)。それにしても高いよ沖縄。。

記録的豪雨

そこからはひたすらに引越しにむけての日々。今年の夏は断捨離の夏だった。家具、電化製品を売ったりあげたり捨てたり。暖房器具は全部友達にあげた。漫画はブックオフに売ったり、アート、文学系の本はカウブックス(シゲさんありがとう!)に買い取ってもらった。服も古着屋に売ったりあげたり。冬物はほとんど手放した。でも減らないんだ荷物。。全然減らない。取捨しながらダンボール詰めしていく修行の日々は、途中からもうどうでもよくなった。もういいじゃん向こうで捨てれば。手当たり次第に詰め込んでいくパッキングマシンと化した。それからは結構早かった。何とか引越し荷物搬出日には間に合った。それにしても本棚などの大物解体のヘルプにハラジュンきてくれなかったらヤバかった。ありがとう。といっても最終的に自力で詰めたダンボールは70くらい。荷物搬出当日に業者がパッキングした箱と大物合わせると150くらいのリストになって驚いたわ。。

ブックオフ断捨離

沖縄への引越しにはさらに問題がある。海運のため、荷物を発送してから引越し先への搬入までの時差が1週間ほどある。その一週間をどこで過ごすのか。夏のこの時期、エアコンも冷蔵庫もない東京の部屋で過ごすか、沖縄に前乗りして宿暮らしするかの2択になる。東京で色々やらなきゃいけないこと残ってるし、宿代もったいないので空っぽの部屋で1週間過ごすことにした。幸い持って行かないソファーと布団が1つずつあったので、まあ寝るところだけは何とかなるし、食事はここ半年通り基本外食。ネットはwimaxとノートPC、という編成で望んだ。驚いたことにこれが予想以上に快適だった。快適というと少し違うけど、そんなに不自由なかった。

じゃあ今回の断捨離戦争をかいくぐり、沖縄に送られたダンボール150箱は一体何だったんだろうか。

荷物搬出後

そして東京を離れる2日前、妻の実家から妻子合流。一ヶ月半ぶりのリコ玉、またでっかくなってる。半年ぶりにこれからは一緒に住める。嬉しい。同じアパートのお友達ともまた会えて遊べてお別れできてよかったね。それにしても東京での最後の住居となったこのアパート、古い団地みたいなところなんだけど、家族住まいが多くて素敵な人達ばかりで本当よかったな。アパート内での付き合いがこんなにあるところ他に知らない。最初駒沢なんてコマザワンヌしかおらんやろどうせって思ってたけど、全然違った。公園以外とくに何もない街だけど住みやすかった。また東京住むならこのアパートに住みたい。東京最後の晩には、お隣の安本家の部屋でご近所さん集まってのご飯会。玄関の靴が大変なことになってる。

リコ玉とジョー

靴たくさん

泰三さんと石原くん

というか、今回の引越し、いろんな人にお世話になりました。仕事先の人には無理言って色々スケジュール調整してもらったり、友達は引越しの手伝いしてくれたり、ご飯会してくれたり、プレゼントまでくれたり、もう感謝してもしきれません。本当にありがとう。その御恩には沖縄での宿を提供するということでお返しします!でも東京来るときには泊めてください。

やっと引越しまで追いついた〜。

つづく

 


投稿者 takeyama : 2011年9月10日 07:48