武山忠司。1979年岐阜生まれ。武蔵野美術大学卒業。仕事は沖縄と東京でウェブとデザインとイラストの株式会社机(沖縄 デザイン)やってます。お仕事のご相談24時間365日受付中。

2007年12月 5日 (水) 

ディエンビエンフー / 西島大介

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昼、仕事。夕方打ち合わせで神保町吉本。芸人さん見かけるかなと思ったけど見かけなかった。このあいだはじめは近所のスーパーでなだぎ武と友近が一緒の買い物しているのを見かけたらしい。そこビバリーヒルズだわ。

ディエンビエンフー 1 (1) (IKKI COMICS)
西島 大介
小学館 (2007/08/30)
おすすめ度の平均: 4.0
5 戦争漫画の皮をかぶったバトル漫画
3 現代の混沌とリンクさせる世界の対象はよかったが…

この間、妻が買ってきた西島大介「ディエンビエンフー」。なんとなく読み始めてひきこまれ。絵が相当衝撃。むちゃくちゃうまい。なんとなく避けていた西島大介。すいませんでした。面白かったので他の本も探して購入中。
ディエンビエンフー。いい音だ。ディエンビエンフーとは、アメリカが主に介入してくる少し前、フランスのインドシナ半島からの撤退を決定づけたディエンビエンフーの戦いが行われたベトナム北西部の盆地の地名らしい。
作品は、アメリカ軍に従軍するカメラマンとベトコンの少女との関わりを通してベトナム戦争が描かれている。で、驚いたのが今偶然読んでいる文庫「輝ける闇」(開高健)とのシンクロぷり。こちらも従軍記者・開高健本人の手記としてベトナム戦争が描かれている。しかし想起させるイメージは全く異なる。その場に実際に居た開高健とあくまで資料から描く西島大介のイメージが全く違うよ、なんてことは当然ちゃ当然だわ。
かわいい絵と最小限の線で速さとグロテスクな殺戮シーンを描く西島大介と、ブゥ〜ンというゆっくりした蚊の飛翔を、じっさいの湿度以上だろこれって感じで蒸し暑く濃密に描く開高健の文章は比べるべくもない。どっちも交互に読めばいい。

そんで自分がベトナム戦争の事全然しらんということに気がつく。
フォレストガンプとか、地獄の黙示録とか、フルメタルジャケットとか。


投稿者 takeyama : 2007年12月 5日 23:00

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